フォルクスワーゲンは4日、ジュネーブモーターショーでの新型『トゥアレグ』の正式発表に合わせて、新しいオフィシャル写真を公表した。
新型はオン・オフ両ロードでの走行性能をはじめ、快適性、燃費性能など、あらゆる面を進化させた高級SUV。フォルクスワーゲンの量産車としては、初のハイブリッド設定も注目できる。
新型のエンジンは、当初3種類。ターボディーゼル「TDI」は3.0リットルV型6気筒(240ps、56kgm)、4.2リットルV型8気筒(340ps、81.6kgm)の2ユニットだ。全車に8速ATを採用し、V6にはアイドリングストップが組み込まれる効果もあって、燃費は現行比で最大約20%向上。欧州複合モード燃費はV6が13.5km/リットル、V8が11km/リットルで、CO2排出量はV6が195g/km、V8が239g/kmだ。
フォルクスワーゲン初のハイブリッドも話題。ガソリンエンジンは、アウディ『S4』用の直噴3.0リットル V型6気筒スーパーチャージャーで、最大出力333ps、最大トルク36.6kgm。モーターは最大出力47ps、最大トルク22.6kgmを発生する。エンジンとモーターのトータル出力は380ps、59.2kgmと強力で、0 - 100km/h加速6.5秒、最高速240km/hと、SUVとしては異例の俊足ぶりを見せつける。
50km/hまでモーター単独での走行が可能で、アイドリングストップ機能や回生ブレーキ、EV走行モードも導入。欧州複合モード燃費は12.2km/リットル、CO2排出量は193g/kmで、欧州製大型SUVとしては、最高レベルを実現している。
駆動方式は、トルセンLSDを組み込んだフルタイム4WDの「4モーション」。ボタン操作によって、ABS、EDS、ASR、ヒルディセントアシストなどを最適制御する。最大登坂能力は35度だ。
外観は、エアロダイナミクス性能を追求したデザインが特徴。ボディサイズは全長4758×全幅1928×全高1724mm、ホイールベース2900mmで、現行型との比較では、全幅は変わらないが、全長とホイールベースは40mm伸び、全高は20mm低められた。軽量化にも取り組み、現行比で最大208kgものウェイトダウンに成功。それでいて、ボディのねじり剛性は約5%引き上げられている。
室内は、機能性や快適性の向上に重点を置く。後席足元のスペースは拡大され、リアシートには160mmのスライド機能とリクライニング機能を追加。インパネ中央には、各種情報を表示する6.5インチタッチスクリーンを装備した。レザー内装をはじめ、フォルクスワーゲンインディビジュアルによる豊富なオプションもそろう。
新型トゥアレグは、欧州では4月から販売開始。フォルクスワーゲンが新たに公表した写真からは、新型の高級感あふれる内外装や高いオフロード性能、機能的なラゲッジスペースなどが確認できる。
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