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【F1ヨーロッパGP】初代ウイナーはマッサ、アロンソは0周でリタイア

第12戦ヨーロッパGPは、F1初開催となったスペイン・バレンシアの市街地コースが舞台。どこか80 - 90年代の北米市街地コースを思い起こさせるような雰囲気も漂わせていたが、もちろん誰が勝っても初代バレンシアのウイナーとなる。 スタートはポールポジションのマッサ(フェラーリ)がトップの座を堅持し、ハミルトン(マクラーレン)、クビサ(BMW)、コバライネン(マクラーレン)、ライコネン(フェラーリ)といった順でオープニングラップに入っていく。 しかし後方では、自己最高グリッド11番手からスタートした中嶋一貴(ウィリアムズ)が、5コーナーでアロンソ(ルノー)のリヤに激突。中嶋はピットインしてなんとか戦列に戻ったが、満員の地元ファンを前にリヤウイングを無くしたアロンソは、なんと0周でリタイアしてしまった。 マッサは序盤からファステストラップを連発して、ハミルトンを徐々に引き離す。マッサは38周目に2回目の給油ピットインを行うが、ピット作業終了後にフォース・インディアのスーティルと交錯してしまい、この行為に対してレース後に審議が行われることになった。 フェラーリのドタバタはこれだけに収まらず、ライコネンは給油ホースが繋がったまま発進するという凡ミスを犯してメカニックを負傷させてしまった。ちなみにフェラーリは、通常のロリポップボードを使わずにシグナル式のピットアウトサインを採用しているが、ライコネンは発進を知らせるグリーンランプ点灯前にマシンを発進させてしまったのだ。 さらに翌周回のホームストレートでエンジンを派手にブロウさせてリタイア、ライコネンにとっては手痛いノーポイントレースとなってしまった。 一方でフェラーリのマッサは前回ハンガリーGPの悔しさを晴らすような走りで完全優勝。2位はハミルトン、3位にはクビサが入った。なお、審議対象となっていたマッサのピットアウトの件に関しては、罰金1万ユーロ(約160万円)が下された事でポイントやレース結果には影響しない事が明らかになっている。 日本勢は、日本GPを前に好調を維持しているトヨタがトゥルーリ5位、グロック7位とまたしても殊勲のW入賞を達成。一方でホンダ勢は、バトンが13位、バリケロが16位と物足りないリザルトに終わっている。オープニングラップで接触してしまった中嶋一貴は15位まで挽回するのがやっとだった。

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