ホンダは軽自動車を単純に軽自動車の枠内で考えるのではなく、普通のクルマとして作っている。そんな風に思わせるところがある。もちろんボディサイズや排気量は規格内に収めているが、それ以外の部分では意欲的なクルマ作りが目立つ。
『ゼスト』も実際に走らせた印象は、そうした好ましいものだった。とくに印象的だったのは落ち着いた感じの乗り味で、エンジンとグレードによって異なるチューニングが施されているが、試乗した2種類の14インチタイヤ装着車はいずれも軽自動車としては群を抜いてというか、軽自動車の水準を超えた乗り味だ。
エンジンもホンダ独自のi-DSIエンジンが採用され、電子制御4速ATとの組み合わせによる走りは滑らかで力強い。タウンユース中心で考えるなら自然吸気エンジンの搭載車でじゅうぶんだ。ただ問題なのは今の時点でハイトワゴンを出してきたこと。売れ筋とはいえ他社追従の姿勢はホンダらしさに欠ける。
2006.9.29
松下 宏| 自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。
シートに腰を下ろし、ステアリングを握った瞬間「まるで登録車に乗っているような」思いもよらない気分を味わうことになった。『ゼスト』は、『ライフ』をベースに流行りのハイトワゴンルックで“軽自動車のピン”を目指そうとしたクルマ。
>>全文を読む(2006.10.27)
顔がまるで怪獣ゼットン。パッケージングは『ワゴンR』や『ムーブ』同様極められていて、こんなに広くてどうすんだ! ってくらいイイが、フロントフェイスのセンスはゼロだね。
>>全文を読む(2006.10.26)
我々の持つ軽ラインナップではカバーしきれない部分があった……と、『ワゴンR』や『ムーヴ』に真っ向ぶつかるパッケージングで新登場の『ゼスト』。
>>全文を読む(2006.10.25)
車高を上げると「安定性確保や左右方向のロールを抑えるため、足まわりは硬めなければならない」というのが自動車の基本。『ライフ』と同じシャシーの『ゼスト』に乗ると、それをしっかり思い出す。
>>全文を読む(2006.10.24)
『ライフ』と骨格まで共用しつつ「お色直し」をしたクルマであり、外観の造形はかなり違うものにしているけれど、室内に入るとさすがに細かい表現や色は変えても基本は共通の部品が多い。
>>全文を読む(2006.10.20)
やっぱり軽はノッポ&ボックスが一番の売れセン。ホンダも『ライフ』や『ザッツ』に加え、『ゼスト』で戦線強化だ。
>>全文を読む(2006.10.1)
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