頑丈そうなボディフォルムや、ゴツいインテリアデザインなど、歴代モデルが培ってきた『デリカ』らしさ発揮したパッケージングは、ほかのミニバンにはない面白さがある。
210mmというSUV並みのロードクリアランスを確保しているので、歴代デリカがウリにしていた高い機動力が踏襲されているのも魅力だ。
そのぶん、走りの面では重心が高くなってしまう傾向があるが、全幅やトレッドを大幅に拡大したので、踏ん張りが効いて、不安定な挙動は上手く抑えられている。
2.4リットルエンジン+CVTのパワートレインも必要じゅうぶんな力があり、4WDミニバンでも重さを感じることなくクルージングを楽しめる。ダイヤルを回すだけで、カンタンに4WDに切り替えることができるシステムも使いやすく、雪国ユーザーには重宝されるだろう。
床面が低くなり、室内の居住性や装備もライバル車に負けないレベルに仕上げられているので、一般的に求められるミニバンとしての使い勝手も向上している。普通のミニバンでは面白みが感じられない人に、オススメしたい一台だ。
2007.3.16
岡島裕二| モータージャーナリスト
20代前半にレースの参戦資金調達のために自動車専門誌出版社に勤務。その後ウェブ編集者を経て、2003年よりフリーモータージャーナリストに転身。レース経験を生かした試乗インプレッションと、貧乏生活から芽生えた価値観をもとに、クルマの本質を鋭く分析。
「D:5」。なんだなんだ画期的な直噴エンジンでも載せたのか、と思ったら、「デリカの5代目」だって。なんか「くわしくは検索で」みたいなひっかけモデル名である。と思ったら、乗るとなかなかイイ。
>>全文を読む(2007.5.14)
3列シートのミニバンでSUV的な走破性も備える『デリカD:5』は、ほかのクルマにはない魅力を備えるものの、車両重量が重くなるのはデメリットとなる部分。
>>全文を読む(2007.5.1)
中古車情報・中古車検索サイトの車選びドットコム