『スカイライン GT-R』の実績と経験をもとに、スカイラインGT-Rの2倍の予算で日産の武闘派エンジニアがつくったら、あと1000万円足しても買えないポルシェ『911ターボ』より速く、楽しい高性能GTができた。世界を黙らせるスゴイ日本車である。
ゼロヨンは、モンスターバイク並みの11秒台だから、速いのはあたりまえだが、このクルマはゆっくり走っていてもワクワクさせる。たえず後方から聞こえるトランスアクスルのキーンという高周波音がイイ。
エンジンそのものはむしろ静かだが、渋滞にフトできた車間を詰めるために、ほんの少しスロットルを開けただけでも、トルクの盛り上がり方はじつに刺激的だ。
乗り心地などの快適性は高級GT並みといいたいが、冷間スタート後、変速機や駆動系のオイルが暖まるまでは、メカノイズやギクシャク感がかなり出る。しかし、それも“機械の馬”を思わせて、よい。
2008.3.31
下野康史| モータージャーナリスト
自動車専門誌の編集部を経て、モータージャーナリストに転身。現在はクルマ雑誌を始め、週刊誌のコラムなど幅広く執筆活動を行っている。親しみやすい文体のなかに見える、鋭い着眼点や独特の語り口にファンは多い。
ポルシェ『911ターボ』と比較すると圧倒的にコーナーリングスピードが高い。リヤに重いトランスミッションを配置したトランスアクスルにしたことで、前後のアクティブな荷重バランスが取れていてコーナーへの進入の速度が高いのだ。
>>全文を読む(2008.7.9)
数字だけ見れば、もっと大出力だったり最高速が伸びたりするクルマもあるが、「誰でも、いつでも、どこでも」安心して速く走れるという点では、確実に世界のトップクラスに食い込んでいる。
>>全文を読む(2008.7.8)
インテリアはメカニカル一辺倒。質感は高いがアウディ的な大人っぽさ、ポルシェ的なシンプルさはなく、ある種、ガキっぽいといいたくなるほどに丸型メーターを多用。それがある種、戦闘機的な印象をもたらす。
>>全文を読む(2008.4.9)
中古車情報・中古車検索サイトの車選びドットコム