日産『デュアリス』のプラットフォームは『ラフェスタ』に始まり、新型『エクストレイル』とも共有される。もともとラフェスタはNVHに優れ、静かなキャビン環境としっかりしたボディ剛性を持ち合わせていたが、デュアリスはそのいいとこ取りの上にザックス社製のダンパーを採用する。
ザックスといえば、F1や欧州高級車に採用されるほどの名門。まず、走り始めてすぐに感じるのが、クラスを超えた静粛性と乗り心地。前述したように、ラフェスタから受け継いだボディのDNAは驚くほど進化している。
乗り心地は、サスペンションが締まっているのに突き上げ感がなく、特別シートの座面にクッション性を多めにしていないにもかかわらず、おなかに響くような不快感がない。
サスペンションははっきりいって硬め。ロールも少ないほうだ。だから、ステアリングを切り始めた初期の応答もスポーティだ。エンジンは2リッターながらCVTとのバランスがよく取れているので、とてもスムースな加速感だ。
だが、決してパワーがあるほうではない。導入当初は英国で製作される逆輸入バージョンだったが、これからは九州工場で製造される。納期は早くなるだろうが、品質がどうなるか注目だ。
2008.1.15
松田秀士|モータージャーナリスト
GTでフェラーリを駆る現役レーサー。INDY500やルマンなど海外レースにも積極的にチャレンジする。すでに49歳が目前という年齢ながら、まだまだ走る。モータージャーナリスト活動にも積極的。日本カーオブザイヤー選考委員。
単なるSUVではなくSUVとハッチバック車のクロスオーバーモデルとのことだが、後から登場した『エクストレイル』との売り分けがどれくらいうまくいくかが注目される。
>>全文を読む(2008.2.29)
『ムラーノ』の弟分的位置付けを狙うクロスオーバーモデルながら、なぜか与えられた“トラック顔”。
>>全文を読む(2008.2.26)
新しいコンセプトのSUVだと思う。虚飾を廃止、シンプルに使い勝手と走りを求めたところが新鮮だ。さすがにヨーロッパを意識して開発されただけあり、走りは上質。
>>全文を読む(2007.12.1)
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