『ムラーノ』の弟分的位置付けを狙うクロスオーバーモデルながら、なぜか与えられた“トラック顔”。それをはじめ、ルックス上では少々洗練さに欠ける印象もあるものの、いっぽうその乗り味はなかなかに上質。
「強豪ひしめく欧州市場狙いだからこそそうできた」といわれると悔しいものの、実際にある程度はそうした事柄も否定できないかも。
基本的には海外狙いのモデルであるものの、それがアメリカではなくヨーロッパ市場であるゆえに、ボディサイズが日本でも比較的抵抗なく使えるものなのは幸い。
路面凹凸への当たりの優しさは、日産車の中にあってもトップレベル。それでいながら、クルージング中もフワフワせせせず、フラット感が高い点はなかなか優秀。
2リッター・エンジン+CVTというパワーパックも「必要にしてじゅうぶん」という印象。日産車のEPS(電動パワーステ)は、かつては手ごたえに乏しかったが、このモデルは及第点。
2008.2.26
河村康彦|モータージャーナリスト
1985年よりフリーランス活動を開始。自動車専門誌を中心に健筆を振るっているモータージャーナリスト。愛猫家なのに猫アレルギーが発症し、このところ辛い毎日……
単なるSUVではなくSUVとハッチバック車のクロスオーバーモデルとのことだが、後から登場した『エクストレイル』との売り分けがどれくらいうまくいくかが注目される。
>>全文を読む(2008.2.29)
『デュアリス』のプラットフォームは『ラフェスタ』に始まり、新型『エクストレイル』とも共有される。
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新しいコンセプトのSUVだと思う。虚飾を廃止、シンプルに使い勝手と走りを求めたところが新鮮だ。さすがにヨーロッパを意識して開発されただけあり、走りは上質。
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