『LS600h』は日本の自動車メーカーが到達したひとつの地平を示すクルマだ。
圧倒的なパフォーマンスによる余裕の走りという高級車ならではの魅力をしっかり確保したうえで、圧倒的な静粛性や環境性能といった、これまでの既存の高級車にはない新しい価値を提示した点で、欧米の高級車とははっきり異なるクルマになっている。
市街地をEVモードで走るならエンジン音はまったく聞こえないし、高速道路を10km/hでクルージングするときの回転数も1000〜1200rpmほどに抑えられている。これによる静粛性の高さはレクサスならではの価値である。
ただ、LS600hも万能ではない。ハイブリッドシステムを採用することで300kg近く重くなり、価格も大幅に高くなった。今後はこうしたデメリットをどれだけ少なくできるかが課題になるだろう。
後席に乗るなら後席セパレートシートがよいが、自分で運転するならバージョンSがいい。
2008.2.23
松下 宏| 自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。
アクセルONとともにほとんど間髪を入れずに力強い加速を始めるさまは、さすがは電気モーターアシストの成せる技。
>>全文を読む(2008.3.1)
加速力に関しては、ビッグパワーエンジンとは明らかにフィーリングの異なるトルク感でグイグイと引っ張っていく。天井知らずといった感覚の加速力。これがモーターアシストの加速。2.4トンもの車重を楽々と加速させるほどだ。
>>全文を読む(2008.1.31)
「世界でもっとも高価なハイブリッド動力乗用車」(今のところ…)。しかしハイブリッド動力化の意味と結果は、色々な面で「?」が多い。
>>全文を読む(2008.1.29)
『LS600h』最大の特徴は、世界最大級のハイブリッドエンジンを搭載していることだ。ただ、このハイブリッドシステムが興味深いのは、環境性能のみを狙っただけでなく、むしろエキストラパワーを得るためのハイブリッド化に思えることだ。
>>全文を読む(2007.11.28)
バージョンS・Iパッケージ(1110万円)を約300km走らせて、満タン法で記録した燃費は8km/リットルだった。オンボードコンピュータの表示も8km/リットル台前半。ビミョーである。
>>全文を読む(2007.11.27)
なぜか、個々の要素を取り上げて書く気にならないクルマだ。すべてのバランスが取れていて、何も突出したところがないからだろう。
>>全文を読む(2006.11.17)
読者の皆さんから一番聞かれるのは「ベンツ『Sクラス』やBMW『7シリーズ』を凌駕したのか?」ということである。
>>全文を読む(2006.10.31)
待ちに待ったレクサスの最高級車。第一印象はいいところもあれば、「ちょっと」というところもあった。
>>全文を読む(2006.10.25)
客観的に見て、メルセデスベンツ『Sクラス』、BMW『7シリーズ』、アウディ『A8』などと肩を並べることのできる高級セダン。静粛性は一番だろう。
>>全文を読む(2006.10.17)
なんといってもスゴいのは、電子デバイスの数々。後ろから追突されそうになると、首との隙間を常時監視していたヘッドレストが前に動いて、むち打ち事故を防ぐ。
>>全文を読む(2006.10.15)
自分ではスピードを出しているつもりはないのに、メーターを見ると実際はスゴい速度に。誰しも、初めてレクサス『LS460』に乗ったときに、そう感じるに違いない。それだけレクサスLSは快適に速く走ることができてしまうのだ。
>>全文を読む(2006.10.13)
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