2007年に登場したクルマの中でもっともデキの悪いクルマを挙げろといわれたら、迷わず『イスト』を挙げる。どうにもこうにも長所を見つけるのが難しい。
アメリカばかりを向いて作られたために不必要なワイドボディ車になっていて、しかもシートが中央寄りに配置されたパッケージングのため、乗り降りするときにサイドシルに足が触れてズボンが汚れてしまう。これでは雨の日には乗れない。
ヴィッツ系のプラットフォームを使っているのに、SUV感覚を出そうとして不必要なサイズのタイヤを履いているから、乗り心地はゴツゴツしていて最悪のレベル。
このクルマから全車にSRSサイド&カーテンエアバッグを装着することにしたが、その車種で後席中央の3点式シートベルトとヘッドレストが装備されないのでは、安全をまともに考えていないと馬脚を現しているのに等しい。おまけに価格も高いので、誰にも勧められない。
2008.2.28
松下 宏| 自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。
“フェンダーオリエンテッド”のデザインには従来型との共通イメージが感じられるものの、ボディサイズも価格も、今度はずいぶんと“上級移行”。
>>全文を読む(2008.2.23)
アメリカのサイオン・チャネル、つまり若者向けで価格やや低めのファッション商品を供給する販売網に送り込む「SUV風味の小さなパーソナルカー」。
>>全文を読む(2008.1.31)
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