SUVというよりはオフローダーと紹介したほうがはるかに“気分”な角張ったスタイリングは、いかにも従来型が築いたイメージの踏襲を感じさせるもの。
ただし、新旧2台を並べて見れば見分けは付くものの、「ここまで似せることもなかったのではないか?」というのが真なる気持ち。従来型のユーザーに買い替え意欲を抱かせるのはちょっと困難か?
いっぽうで、ちょっとゴツいそうした見た目とは裏腹に、走りのテイストはあくまでもセダンライクな仕上がり。2.5リッター車がより力強いのは当然ながら、日常シーンでは(トルク感は少々弱いものの)2リッター車でも「何とか不満ナシ」の水準。
ちょっと気になるのはそうしたソフトで乗用車テイストの走りを演じようとしたためか、ハンドリング限界が少々低いこと。とくに、緊急回避操作を模したレーンチェンジで、最初の障害物を回避しきれなさそうな一発目の舵の効きの甘さには大いなる不満が残る。
2008.2.25
河村康彦|モータージャーナリスト
1985年よりフリーランス活動を開始。自動車専門誌を中心に健筆を振るっているモータージャーナリスト。愛猫家なのに猫アレルギーが発症し、このところ辛い毎日……
ボディが大きくなってしまったのはやや残念だが、SUVとして見ると全体によくできたクルマだと思う。
>>全文を読む(2008.2.29)
新型『エクストレイル』の特徴はふたつ。プレミアム度を高めたことと、オフロード性能を際立たせたことだ。
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