「スバル車には見えない」ルックスはちょっとばかりの不完全燃焼感がともなうものの、走りの質感の高さは従来型を確実に凌ぐ。
とくに、シャシーポテンシャルの向上が著しい。今度は「後席のゲストにもさほどの我慢を強いない乗り心地」を実現させつつ、しっかりと路面を捉えて離さないフットワークは会心の出来栄えだ。
今回も2リッターという“小排気量”にこだわったゆえ、ターボブーストが立ち上がる以前のスターティングトルクは強力とはいえないが、そこを過ぎればパンチ力は十二分。4000rpmから7500rpm付近までが真のパワーゾーンで、そうした範囲内に次々とバトンタッチをして行ける6速MTのギア比設定も秀逸。
今回も“ランエボ”との比較対決は必須ながら、新開発のリアサスペンションが功を奏してサーキットでの安定・安心感はこちらが上! ESC(スバル名“VDC”)の標準採用は、今や当然とはいえ見逃せない部分。
2008.4.11
河村康彦|モータージャーナリスト
1985年よりフリーランス活動を開始。自動車専門誌を中心に健筆を振るっているモータージャーナリスト。愛猫家なのに猫アレルギーが発症し、このところ辛い毎日……
スバル『インプレッサWRX STI』は大人のクルマに仕上がっている。お子ちゃま向けのハイパフォーマンスカーから熟成の領域に入った感じだ。
>>全文を読む(2008.10.18)
激辛路線をひた走ってきた『インプレッサWRX STI』も、新型になって180度コンセプトをかえて登場してきた。硬い足とハイグリップなタイヤだけをたよりに、強引にタイムに挑む姿勢を捨てて、しなやかに路面をとらえることにしたようなのだ。
>>全文を読む(2008.10.14)
『インプレッサ』自体が高いシャシー性能を持つクルマに生まれ変わったことで、「WRX STI」はその性能を生かして極めて高い操縦安定性を確保すると同時に優れた乗り心地を確保している。
>>全文を読む(2008.10.15)
ボディが堅剛で、路面からのショックの入力に対してボディ共振が小さい。つまり、室内が静かで居心地がいい。この出来のよいボディを得たことで、旧型よりもソフトなサスペンションに設定してもタイヤの性能を使い切れる。
>>全文を読む(2008.7.10)
最強のライバル三菱『ランエボX』と比較すると、実質的な速さはほとんど互角。しかし、そこに到達するアプローチが正反対なのがおもしろい。
>>全文を読む(2008.7.9)
大台越えの308psを得たいっぽう、コンフォートにもかつてない気配りをしたのが新型『インプレッサSTI』の特徴だ。
>>全文を読む(2008.4.2)
ハッチバックデザインとなり顔つきも「スバル車らしくなくなった」ことで、これまでの“スバリスト”(スバルファン)には大いなる戸惑いを与えそうな新型『インプレッサ』。
>>全文を読む(2008.2.27)
後輪にダブルウイッシュボーン式のサスペンションを採用した「SIシャシー」と呼ぶ新しいシャシーによって、優れた操縦安定性を確保しながら乗り心地にも優れたクルマに仕上げている。
>>全文を読む(2008.2.26)
エクステリアデザインについて最初のうちは、アゲインストな意見が聞かれたが、最近はかなりなじみが出てきたのと同時に、飽きの来ないフォルムだなぁと感じるようになった。
>>全文を読む(2008.1.29)
DOHC2リッターターボ仕様の走り味は、これまでボクが抱いていた『WRX』の概念をことごとく覆すものだった。いきなりハッチバックで登場したのも驚きならば、走りのキャラクターも激変したのである。
>>全文を読む(2007.12.25)
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