ポルシェ『911ターボ』と比較すると圧倒的にコーナーリングスピードが高い。リヤに重いトランスミッションを配置したトランスアクスルにしたことで、前後のアクティブな荷重バランスが取れていてコーナーへの進入の速度が高いのだ。
911ターボで同じようにコーナーに進入すると、ブレーキの使い方によってアンダーステアになったりオーバーステアになったりする。つまり、ポルシェはドライバーの操作次第でバラエティな操縦性を持っているといえるだろう。
それに対して日産『GT-R』はどのような操作にもほぼ同じ操縦性を示す。つまり、あまり乗り手を選ばないところがある。マルチ・パフォーマンス・スーパーカーという目的は的確に達成しているといえる。
ただ、スーパーカーとしてスポーツカーとして考えたとき、どちらがクルマとして面白いと感じるかは人それぞれだ。GT-Rの面白さは、誰にでもレーシングカーのパフォーマンスが実体験できる。そこがポイントだ。
2008.7.9
松田秀士|モータージャーナリスト
GTでフェラーリを駆る現役レーサー。INDY500やルマンなど海外レースにも積極的にチャレンジする。すでに49歳が目前という年齢ながら、まだまだ走る。モータージャーナリスト活動にも積極的。日本カーオブザイヤー選考委員。
数字だけ見れば、もっと大出力だったり最高速が伸びたりするクルマもあるが、「誰でも、いつでも、どこでも」安心して速く走れるという点では、確実に世界のトップクラスに食い込んでいる。
>>全文を読む(2008.7.8)
インテリアはメカニカル一辺倒。質感は高いがアウディ的な大人っぽさ、ポルシェ的なシンプルさはなく、ある種、ガキっぽいといいたくなるほどに丸型メーターを多用。それがある種、戦闘機的な印象をもたらす。
>>全文を読む(2008.4.9)
『スカイライン GT-R』の実績と経験をもとに、スカイラインGT-Rの2倍の予算で日産の武闘派エンジニアがつくったら、あと1000万円足しても買えないポルシェ『911ターボ』より速く、楽しい高性能GTができた。世界を黙らせるスゴイ日本車である。
>>全文を読む(2008.3.31)
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