快適な走りにこだわった車を選ぶなら

走りにこだわって車を選びたい方にぜひチェックしていただきたいのがシートです。AMGメルセデスや、アウディのSモデルなど走りにこだわりたい人にぴったりな中古車をご紹介します。

求めるのは「この瞬間の悦び」か、「果てしない旅の歓び」か

求めるのは「この瞬間の悦び」か、「果てしない旅の歓び」か

走りにこだわるというのは、なかなか奥の深い問題です。ひらりと峠を駆け抜けるアシのいいクルマ。こういうステージでも、アシの良さ、クルマの素性の良さが光るでしょう。頻繁に数百キロを走破する人にとっては、しっかりと長距離乗れるアシが欲しいと言うかもしれません。アシと一言で言っても、サスペンション、ダンパー、そしてステアリングのレスポンス。ハンドルの応答性、衝撃など総合的に決定付けられるものではないでしょうか。それぞれの味付けが決まったとしても、なかなか「こうすればいい」ということにはならないのが難しいところです。 ここでは、快適な走りにこだわるなら注目すべき箇所をいくつかご紹介します。

エンジンの前端がフロントタイヤより後ろにあるか

特にFRの場合、エンジンの位置はとても重要です。エンジンの前端がフロントタイヤよりも後ろにある車はハンドリングが良いという印象があります。重量物が車輪の内側に入っていることで、モーメント的に重心付近に重量がより、ハンドルが軽やかになります。更に、車体の真ん中付近に重量物が集中するので、まるで点を操っているような感覚で運転ができます。つまり、大きさの影響を最小限にできるのです。どんなにフィーリングのいいエンジンでも、タイヤより前に前端が出ているような車ですと、なんとも重々しく、エンジンフィーリングを台無しになってしまい、とても残念な気持ちになるものです。ここはチェックして頂くべき箇所でしょう。

求めるのは「この瞬間の悦び」か、「果てしない旅の歓び」か

出典:スバル・XV – Wikipedia

「ばねの仕事」が感じ取れるシートか

足を固めればクルマを思い通り振り回せるというのは、間違いだと思います。走っている道路の状況をいかに粘り強く減衰して教えてくれているか…さしづめ「ばねの仕事」とでも言いましょうか。それをしっかりとお尻で感じられるクルマ。それこそがアシの良いクルマではないでしょうか。これは是非チェックしていただきたい点です。 今乗っている車のシートは、道の凹凸を教えてくれますか?角のある衝撃をそのまま伝えてきてはいませんか?あたりが柔らかくても、フワフワしているだけで路面情報を隔絶するようなセッティングでは、すぐに疲れてしまいます。すぐにお尻が痛くなったり、疲れたりするクルマはやはり、難があると言わねばなりません。シートとサスペンションは、乗っている人間にとってはセットであり、これがしなやかであると長時間の運転にも耐えられますし、結果として速く走ることもできるのです。 最近エコが叫ばれる中で、高級ハイパフォーマンスカーの市場もかなり活況を見せています。しかし、AMGメルセデスを始めとする、アウディのSモデルやBMWのMなどといったモデルは、実は見た目ほどスパルタな乗り心地ではありません。やはり闇雲なチューニングから、適切なセッティングへと「走りにこだわるクルマの文脈」は確実に進化していると言って良いでしょう。語弊を恐れずに言えば、あまり硬い乗り心地のクルマは良いアシとは言えないのではないでしょうか。 ルノー メガーヌR.S.などが好例ですが、前述したような特徴のクルマは、絶対的なパワーこそ劣っていても、しっかりばねを伝って路面にエンジンのパワーを発揮できます。そうすることで、はるかにパワーのあるクルマに並ぶタイムをたたき出せたりもするのです。こういうハイパフォーマンスカーは乗り心地が良いクルマの方が走りも良い場合があるのです。エンジンにも勝る足回り、ぜひ座り心地からも良いアシなのかどうかを判断してみてください。

鋭敏過ぎない 適度にもっさりとしていること

応答性が敏感かどうか…正直これは、個人差のある感覚です。しかし、エンジンがレスポンシブ(応答性の敏感な)セッティングだったとして、それがすなわち絶対に良いクルマであるかと言えば、そうとも限らないでしょう。 自動車は「人間が利用するシステム」です。アクセルを踏んだらすぐに反応すること自体は良いのですが、加速、ブレーキの作動、ハンドルの操作でまったく遊びのない、きわめて鋭敏なセッティングで構成される場合、やはりユーザーフレンドリーとは言いがたいです。一瞬の間を置く応答の遅れ、このレスポンスの呼吸が自分にあっているか。すなわち、この「自分にあった間」のクルマにめぐり合えるかどうかが重要だと思います。

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