ホンダ 10代目シビックのリアシートを解説!十分な広さに魅力的な装備が搭載(FC/FK型)

更新日:2021/07/31

今回は、ホンダ10代目シビック(FC/FK型)のリアシート(後席)まわりについて紹介していきます。

シビックといえば1972年の発売以来、人気を博したクルマですが、日本では8代目を最後にしばらく販売されていませんでした。それが10代目になって堂々の復活を遂げたということで、2017年には大きな話題になりました。

そんな10代目シビックのリアシートは、どのようになっているのでしょうか。

ホンダ 10代目シビックとはどんなクルマ?

ホンダ シビックには、ハッチバックとセダンとがラインナップされています。2021年7月現在はどちらも販売が終了しており、2021年8月に販売開始される11代目に備えている形です。セダンは2020年8月、ハッチバックは2021年6月に販売終了となりました。

シビックは1972年の販売開始以降、ホンダの世界戦略のための基幹となっていたクルマです。ホンダの乗用車の中で、最も長く同じ車名で販売され続けているクルマでもあります。2019年の車名別世界販売台数は5位と、高いです。

特に8代目以降も途切れることなく販売されていた北米などの地域では、老若男女問わず支持を受けています。

モデルラインナップは3ドア・5ドアハッチバックと、4ドアセダンが基本。ステーションワゴンやクーペーがラインナップされた代もありました。

さらに、スポーツグレードであるType Rもあります。プロアマ問わず人気のクルマで、2020年に販売された5代目のマイナーチェンジモデルは、すぐに予定販売台数を達成し販売が終了になりました。

しかし、10代目のセダンは販売不振を理由として販売終了になっています。販売開始からわずか2年10ヶ月で、2020年1月のマイナーチェンジモデルとしては半年しか販売されていません。

そのため、市場に出回った数は比較的少ないです。

ホンダにとってとても大切な車種ではありますが、日本国内ではセダンの人気低迷もあって不遇のクルマだと言えるのかもしれません。

ホンダ 10代目シビックの走行性能と乗り心地は?

まずはエンジンスペックを見ていきます。

エンジンは1.5L直噴VTEC TURBOエンジンで、最高出力134kW(182PS)/5,500rpm(6MT)、最大トルク240N・m(24.5kgf・m)/1,900〜5,500rpm(6MT)と、高トルクとパワーを実現しています。

そしてクルマの骨格部分であるシャシーは新世代シャシーが採用されていおり、俊敏で上質な乗り心地を実現します。

この新世代シャシーは高い接地点横剛性により、操縦安定性に優れるマルチリンク式リアサスペンション、スポーティーで安心感のあるデュアルピニオンアシストEPSなどを採用しています。

これにより優れたハンドリングと安定性を実現しています。

また、シビックのアルミホイールは消音機能を持っています。リム部分の周辺に、消音装置である中空構造のレゾネーターが配置され、道路の継ぎ目や凹凸のある路面を走行する際にタイヤの内部で発生する不快な共鳴音を抑えます。

さらに高い剛性の骨格などとあわせることで、高い静粛性を実現しているのです。

ホンダ 10代目シビックのリアシートの広さは?

ホンダ シビック・ハッチバックは、全長4,520mm、全幅1,800mm、全高1,435mmとなっています。ハッチバックというだけあって、全高が大きめです。

一方セダンタイプは、全長4,650mm、全幅1,800mm、全高1,415mmとなっています。高さを抑えて長さを出しているのは、セダンらしくて良いでしょう。

ただ、日本で人気のクルマのトレンドは全高を優先し全長を抑えるタイプなので、販売台数が振るわなかったのも納得できます。

客室寸法はハッチバックが長さ1,910mm、幅1,465mm、高さ1,160mmです。

セダンは、長さ1,930mm、幅1,525mm、高さ1,160mmとなっています。

ハッチバックのほうが全高は高いものの、室内の高さはセダンと同じです。全体的に室内空間はセダンのほうが広々としています。

ハッチバックは荷物の積み下ろしのしやすさ、荷物を積める容量を重視するタイプです。一方セダンは客室の居住性を重視するタイプなので、タイプの違いによる差が生まれているのではないでしょうか。

肝心のリアシートですが、足元の空間がしっかりと確保されています。フロントシート(前席)の背面の丸みを帯びたデザイン、シート下に足先が入る構造などが足元空間の広さを作っているのでしょう。

大人が乗り降りしても頭をぶつけることはなく、シートバックの角度もちょうどよいので圧迫感を感じることもありません。大人4人で座っても十分広く感じるのではないでしょうか。

ホンダ 10代目シビックのリアシートの使い心地は?

ホンダ シビックのリアシート左右には、コートフックが搭載されています。これはセダン・ハッチバック共通の装備です。上着が暑いと感じたらフックにかけておけますし、コンビニ袋などの軽い荷物を下げておくのにも使えます。左右両方にあるので、喧嘩になることもありません。

さらに、助手席のシートバックにはポケットが装備されています。エチケット袋や雑誌など薄いものを収納しておくのに使えるでしょう。そのうえ、ドリンクホルダー付センターアームレストが標準装備。2人乗車時には飲み物片手に快適な移動ができるでしょう。

ドアポケットには、ボトルホルダーが付いています。

そして、6:4分割可倒式リアシートを搭載。左右を分割して倒すことによって、ラゲッジルーム(荷室)の延長線上として使えます。

特にハッチバックはラゲッジルームと客室との隔たりが無いタイプのクルマなので、シートアレンジの使い勝手はとても良いでしょう。

ホンダ 10代目シビックのリアシートの魅力的なその他の装備

まず紹介するのはLEDランプです。

ホンダ シビックはLED関係が非常に充実しており、ルームランプ・LEDルーフ照明やプラズマクラスター搭載のLEDルーフ照明などが搭載されています。これにより夜間時でも明るく車内を照らすことで、作業や乗り降りなどがスムーズに行えます。

次に紹介するのはセダンタイプに搭載されているトランクスルー機構です。

リアシートのシートバックを前方に倒し、ラゲッジルーム(荷室)とキャビンをつなぐことで、ラゲッジルームに収納しきれない荷物を積載する際に役に立ち、セダン車の悩みである積載量を解消するための装備です。

最後に紹介するのはUVカット機能付きプライバシーガラスです。

UVカット機能付きなので、体に害な紫外線をカットでき、特に日焼けを気にする方には有りがたい装備です。このプライバシーガラスはハッチバックではリアドア/テールゲート、セダンモデルではリアドア/リアクォーター/リアに搭載されています。

このようにホンダ シビックのリアシートには非常に多くの魅力的な装備が用意されていることがわかります。

ホンダ 10代目シビックは先進安全システムで安全な運転をサポート

ホンダ シビックにはホンダ独自の先進安全システムであるHonda SENSING(ホンダセンシング)が用意されています。

ホンダセンシングには衝突軽減ブレーキが装備されており、先行車や歩行者・障害物を検知し、衝突の危険がある場合に音とディスプレイ表示で警告します。さらに衝突の危険性が高まった場合には、軽いブレーキ操作・強いブレーキ操作を行い、衝突回避・被害軽減をサポートします。

歩行者事故低減ステアリングは、車線をはみ出して路側帯を歩く歩行者に衝突する危険性を感知した場合に、音とブザーで警告・必要な場合にはステアリング操作をサポートすることで衝突回避に寄与します。

路外逸脱抑制機能では、システムが車線を検知し、車両が車線をはみ出しそうな際に、ディスプレイ表示とステアリングを振動させることで危険を知らせます。さらに車線を大きく外れそうな場合には、車線内へ戻るようにステアリング操作を支援します。

他にもあらかじめ設定した速度内で先行車を自動追従するアクティブクルーズコントロールや、夜間時に対向車や先行車などの状況を見てロー・ハイビームを切り替えるオートハイビームが搭載されています。

今回は、ホンダ10代目シビック(FC/FK型)のリアシート(後席)まわりについて紹介しました。

初代の登場以来、約50年にわたって世界中の人々に愛されてきたシビック。10代目は2021年に販売を終了し、現役の座を11代目に譲ることになりました。

10代目は販売面では振るわなかったかもしれませんが、セダンもハッチバックもたくさんの魅力が詰まっており、年式も新しい個体が多いです。

11代目が登場する今がもしかすると狙い目のタイミングかもしれません。

情報提供元: CarMe[カーミー]
ファブリカ