トヨタ 9代目200系ランドクルーザーのリアシートを解説!多彩なシートアレンジでラゲッジルームとの連携が抜群(3BA-URJ202W-GNTVK/GNTAK/GNTAK-G/GMTNK型)

更新日:2021/07/31

2007年に登場し、2011年と2015年のマイナーチェンジを含め数多くの仕様変更を経て進化を続けているSUVの雄、トヨタ 9代目200系ランドクルーザー(3BA-URJ202W-GNTVK/GNTAK/GNTAK-G/GMTNK型)。

2021年6月10日に新たなモデル「300系」が発表されたことで現役の座を譲ることになりましたが、その人気は健在です。

都市もハイウェイも砂漠も、そしてジャングルさえ力強く疾走する類まれな性能を持ちながら、広く快適な居住空間と抜群の収納性能を持つ200系ランドクルーザーは、今なお多くの人が憧れるオフローダーであるといえます。

人々の心を捉えて放さないその魅力はどこにあるのか、今回は200系ランドクルーザーのリアシートに着目して、その理由を探ってみましょう。

トヨタ 9代目200系ランドクルーザーとはどんなクルマ?

トヨタ ランドクルーザーは、その全てが圧巻のスケール。1951年の初代BJ型トヨタジープから数えると60年もの長い間、トヨタで最も長い歴史を持つフラッグシップとして君臨してきました。

9代目となる200系のパワーユニットは、すべての道を走破するのに十分な出力を誇る4.6L のV8エンジンを搭載。最高出力は318PS、最大トルクは46.9kgf/mに達します。

加えて、スーパーインテリジェント6速オートマチック・トランスミッション(6 Super ECT)シーケンシャルシフトマチックが4.6L V8エンジンが繰り出すパワーを余すことなく駆動輪に伝え、あらゆる走行条件の燃費向上に貢献しているのです。

また、路面状況に応じて駆動力を4輪に最適分配し、道を選ぶことなく最高のパフォーマンスを発揮するマルチテレインセレクトが、凹凸の激しいオフロードや滑りやすい路面での走破性を一段と向上させています。

岩場など岩石の多い路面で使用するROCKや凹凸の激しい路面で使用するMOGUL、ぬかるみ・深雪路などで威力を発揮するMUD & SANDなど5つのモードから路面状況に適して選択することが出来るのが特徴です。

さらに、オフロード走行をしっかりサポートする先進技術も豊富に採用されています。

車両周囲の状況確認を4つのカメラでサポートするシステムであるマルチテレインモニターやこれまで確認出来なかった車両下の状態やフロントのタイヤ位置確認を可能にするアンダーフロアビュー、それにフロントビュー回転表示などドライバーの視認能力を向上させるシステムが充実。

ドライバーがアクセルやブレーキを操作することなくステアリング操作のみで極低速走行を可能にするクロールコントロールやターンアシスト機能、それに雪道などの悪路において安定走行を実現するアクティブトラクションコントロールなど、便利な機能が盛り沢山なのです。

ランドクルーザーのオフローダーとしての基本性能は登坂能力45°、最大渡河性能700mmと卓越しているのも注目に値します。

シーンに合わせて最大5つの走行モードを選択可能なドライブモードセレクトまで搭載、かつパワーユニットから先進技術、操作性に安全性能と、現在でも第一線のポテンシャルを有する類まれなオフローダー、それがランドクルーザーであるといえるでしょう。

トヨタ 9代目200系ランドクルーザーの多彩なリアシートアレンジを紹介!

トヨタ ランドクルーザーのリアシートは、ラゲッジルーム(荷室)との連携を多彩なシートアレンジで実現しているのが特徴。

セカンドシートを折りたたみ、サードシートを跳ね上げた状態では大きな荷物もしっかりと収納できるラゲッジルーム容量が確保されます。

その広さはラゲッジルーム幅が990mm、ラゲッジルーム長が1,685mm、そしてラゲッジルーム高が1,100mmと大容量を誇っているのです。

乗車人数や荷物の量に合わせたシートアレンジのバリエーションは前述のセカンドシートタンブル+サードシートスペースアップ状態以外にも、セカンドシート右側タンブル+サードシートスペースアップ状態ではセカンドシートの右席とサードシートがラゲッジルームとなります。

また、サードシートスペースアップ状態ではサードシートがラゲッジルームとなり、セカンドシートバック左側前倒し+サードシートバック左側前倒し状態ではセカンドシートとサードシートの左席が前倒し状態となるため、長い荷物の搭載に重宝すること間違いないでしょう。

加えて乗車定員向けのセカンドシート左側スライド+セカンドアームレスト使用状態と合わせれば、計5つのパターンを使い分けることができるのです。

さらに、ランドクルーザーのリアシートはシートアレンジもラクラク。

セカンドシートはワンアクションで簡単に折りたたむことが可能なセカンドシートタンブル機構と、90mmのスライド量を持つスライド機構が用意されています。そしてサードシートもZXでは跳ね上げ式で簡単に格納・固定ができるのです。

これはスイッチを押すとヘッドレストとシートバックが倒れ、続けてシートが跳ね上がることでワンタッチでスペースアップ状態になり、あとはシート上部を押さえてロックすれば広い空間が生まれるという仕様。

もちろん、シート復帰もロック解除レバーを引くだけです。

ランドクルーザーのリアシートはラゲッジルームとの多彩な組み合わせで最適な空間がバリエーションが豊富に出現するだけでなくシートの格納まで簡単に可能と、使い勝手の良さが際立ちます。

トヨタ 9代目200系ランドクルーザーのリアシートは安全性・快適性も魅力十分!

トヨタ ランドクルーザーのリアシートは、ラゲッジルームとの連携による使い勝手の良さだけではなく、安全性や快適性も一流です。

安全性について言えば、ランドクルーザーに備えられた多くの先進的な安全機能だけでなくキャビンに備え付けられた10個ものエアバッグが特徴的で、衝突時の被害を軽減してくれます。

まず、セカンドシートの左右席に装備されたSRSサイドエアバッグは車両側方からの衝突で強い衝撃を受けた場合に乗員の胸部への衝撃を緩和。

ルーフサイドレール部に格納されるSRSカーテンシールドエアバッグは、乗員頭部の側面を覆うように広がって頭部への衝撃を緩和してくれます。

もちろん、万一の衝突時の空間確保も工夫されています。

衝突時の衝撃を効率よく吸収する構造や、キャビンより前方が折りたたまれるように潰れるクラッシャブル構造を採用しており、乗員の安全に配慮されているのです。

ランドクルーザーのリアシートはその快適性も保証付きで、何といってもフロントシートバック左右に取り付けられた高精細11.6型ディスプレイが魅力でしょう。

ドライブ中でも迫力ある大画面を楽しむことが出来るので、長距離ドライブの際に活躍すること間違いありません。

フロントシート(前席)のディスプレイと同じ映像はもちろん、HDMI端子によってフロントシートとは異なる様々なメディアをワイヤレスリモコンによる操作で独立して観ることが出来るうえ、ディスプレイの角度も調整出来るなど充実しています。

映像だけでなくサウンド環境も抜群で、ZXにメーカーオプションとして設定されたトヨタプレミアムサウンドシステムは何と18スピーカー。

ルーフスピーカーが左右のみならず上下にも広がりのある立体感溢れる音響空間を実現するとともに、バックドアのサテライトスピーカーが前後方向への広がりを表現してくれます。

映像のみならず音響においても、ランドクルーザーのリアシートにはドライブを楽しめる機能が満載なのです。

そして、快適性と言えば忘れてはいけないのが空調設備。

ランドクルーザーのリアシートには、セカンドシート左右席にシートヒーターが装備され、寒い冬はもちろん、夏の冷房中にも効果を発揮してくれます。

また、前後左右独立温度コントロールフルオートエアコンによって室内を4分割し、きめ細やかな温度調整が可能であるため、リアシートでも左右独立した温度コントロールができるのです。

トヨタ 9代目200系ランドクルーザーのリアシートはオプションでさらに居住性が向上!

トヨタ ランドクルーザーのリアシートは、豊富なオプションを活用することで居住空間の快適性がより一層向上します。

セカンドシートの足元を照らしムード有る空間を演出するインテリアイルミネーションはドアオープンに連動して点灯するほか、夜間にはスモールライトに連動して減光し足元を照らしてくれるため、モノを落としても暗い中で探す必要はありません。

また、プラズマクラスター搭載LEDルームランプはプラズマクラスター技術によって車内を快適にしてくれ、標準装備のバルブを高輝度LEDに交換するLEDバルブセットは室内をより明るく照射してくれます。

他にも、乗員にはシートベルトに装着して使用し、ハンドルを引っ張るだけでシートベルトをラクに装着出来るシートベルトパッドや、乗車中に腕を高く上げなくても握ることの出来るつり革型グリップなどからも目が離せません。

さらに座面が回転することで身体の向きを簡単に変えることができるほか、スムーズな乗り降りをサポートする回転クッションなど、リアシートの居住性を向上させるオプションが多数用意されるなどその充実っぷりには目を見張るほど。

もちろんリアシートと密接な関係にあるラゲッジルームにも、多数のオプションが用意されています。

濡れた荷物を気にせず積み込めるラゲッジトレイや、荷物による汚れからサードシートを守り外側に小物収納が可能なメッシュポケットも2ヶ所用意されているサードシート用シートケース、荷崩れを軽減するラゲッジネットなどが用意されているのです。

これらのオプションを活用することで、ドライバーにとっても乗員にとっても快適で楽しいドライブを実現するのも良いかもしれません。

ここまで、トヨタ ランドクルーザーのリアシートについて紹介しました。

日本を代表するSUVとして君臨してきたランドクルーザーは、そのフラッグシップとしてのポジションを新発表の300系に譲ったとはいえ、まだまだ現役としても魅力十分なモデルであることがわかりました。

トヨタの技術の結晶が生み出したSUVは今なおその輝きを失っておらず、収納空間との組み合わせによる使い勝手の良さに加え安全性、快適性と全てが一流といって良いでしょう。

ランドクルーザーのレベルの高さが、トヨタの新たなランドクルーザーとなる300系にどのように活かされそして発展しているのか、多くの人が注目するのも無理はないといえます。

※2021年7月現在

情報提供元: CarMe[カーミー]