これみよがしでないブランドの性格、旧型になっても愛される…VWの保有価値

更新日:2016/12/05

アルピナやYES!といった少量生産メーカーを別にすると、ドイツにはメルセデスベンツ、BMW、ポルシェ、アウディ、オペル、VWと6社の自動車メーカーがあります。日本市場から撤退したオペルを除いて、いずれもお馴染みのメーカーですが、人それぞれに思い抱くイメージがあると思います。ブランド志向の人が好むメルセデスベンツ、走りにこだわりを持つ人が選ぶBMW、スポーツカー好きが乗るポルシェ、そしてベンツやBMWにはない第3の選択肢、アウディ…といった具合に。

オンリーワンの立ち位置

それらに対してVWのイメージは、いい意味での“無味無臭”。世界に冠たる一大ブランドでありながら、そのブランドの押し出しが決して強すぎないあたり、まさにドイツ語で『VW(フォルクスワーゲン)=国民車』という社名をなぞらえたものになっています。

結果、up!からTouaregまで、幅広いモデルラインナップを誇りますが、これといった特別な色がついていないため、ユーザーに対する間口が広く、肩ひじ張らずに付き合うことができる唯一のドイツ車メーカーと言っていいでしょう。

初めての輸入車購入にはベストバイ?!

世界的に見ても日本のクルマを取り巻く状況は独特で、上にも書いたように乗っているクルマやブランドで人となりが判断される傾向にありますし、場合によっては近所づきあいに影響が出ることも考えられます。

その中でVWは、輸入車でありながら誰でも親しみやすく、知的でいい人に見られるという独自のポジションを築き上げているのです。

そんなイメージにプラスしてドイツ車ゆえに各部のクオリティが高く、その点は国産車に近い感覚なので、初めての輸入車として受け入れやすかったりもします。

さらに、道具としての実用性や耐久性に優れている点も見逃せません。VWがたとえ旧型になっても愛され、長く付き合えるのは、そういうところに理由があるのでしょう。

情報提供元: CarMe[カーミー]