意外と売れている!? SUVクーペは今後流行るのか?

更新日:2017/02/15

現在人気が高まっているジャンル、SUV。国産モデルにも、スタイリッシュなモデルが増えてきています。こうしたスタイリッシュなSUVは、SUV+クーペといったデザインが多くなっているようです。今後、トレンドとなりえるのでしょうか?

衝撃的デビューのC-HRは「SUV+クーペ」端的な事例

トヨタ C-HRの売れ行きが非常に好調です。自販連による2017年1月販売データを見てみると、なんと9,144台、堂々の第4位につけているのです。その上位は、日産 ノート、セレナ、トヨタ プリウスといった超人気モデルなのですから、C-HRがどれほど人気を集めているのか、わかりますね。

その人気を支えているのは、TNGAによる高い環境性能と、斬新なスタイルにあることは間違いありません。フロントマスクには、現在のトヨタの象徴的デザイン「キーンルック」を与え、プリウスなどにも通じるシャープさを演出。

そしてSUVでありながらクーペ的な要素を持たせたボディ後部は、リアドアオープナーをピラー部に埋め込むなど、ホンダ ヴェゼル、日産 ジュークなどのライバルを研究し尽くした緻密なデザイン流儀を感じます。

もちろんこうしたクーペ的デザインにすると、後部座席の上部クリアランスや、リアラゲッジルームの容量減などのデメリットも生まれますが、実用性とスタイリングがギリギリのせめぎ合いをしながら各社クルマづくりをしているというわけです。

いずれにせよ、C-HRの商業的成功は、SUVクーペというカテゴリーを日本のマーケットに根付かせる結果となったといえますね。

意外とある!?SUVクーペモデル…

C-HR、そしてヴェゼルといったスタイリッシュSUVは、ここにきて急に注目されるようになった印象もありますが、SUVにクーペのテイストを盛り込んだモデルは少し前から展開されていました。

国産車で先鞭をつけたモデルといえばやはり、トヨタ ハリアーを挙げるべきでしょうね。ミニバンともクロスカントリーモデルとも違う、力強さとスポーティさ、そして華やかさというべくテイストを合わせ持ったSUVの傑作モデルです。2代目モデル以降はより洗練され、SUV+クーペのテイストを感じさせるものがあります。

このハリアーでの成功が、C-HRはもちろん、日本でのスタイリッシュSUVの礎になったともいえるかもしれません。

欧州ではいち早くSUVクーペのラインナップが…

ドイツメーカーはいち早くSUVクーペをラインナップしていました。その代表的なモデルがBMW X6です。

2008年にデビューしたX6のコンセプトはSports Activity Coupe。「BMWが考案したまったく新しいカテゴリー」と強気の宣言をしております。また同じコンセプトのX4もリリース、BMWの競争力を高めるラインナップとしています。

いずれも姉妹車であるBMW X5の成功を受け、よりスポーティかつスタイリッシュなSUVモデルへ展開したといえますね。

メルセデスもSUVグレードのGLEクラスにクーペをラインナップしています。このGLEクーペでは、既存モデル以上のスタイリッシュなエクステリアを与え、新しいマーケットを切り拓こうとしています。

欧州でもこうしたスタイリッシュSUVの流れは確実にきていたというわけです。

国産モデルを追撃する!? アウディもコンパクトSUVを…

ドイツ御三家の一角であるアウディは、SUVモデルにQシリーズを用意しています。

すでにセグメント毎に展開をスタートしており、2017年中には1.0Lターボエンジンが搭載される予定の、コンパクトかつスタイリッシュなSUV「Q2」がラインナップに加わる予定。国産モデルの好敵手になる可能性大です。

ただし、クーペテイストのSUVはQ3のみで、今後のラインナップ拡充に期待が膨らみます。

その他にもレンジローバーのイヴォーグや、ジャガーF-PACE、マセラティ レヴァンテなど、SUVカテゴリの目下のトレンドワードが「クーペ」であることは間違いありません。

そもそも悪路走破性よりも都市部でスタイリッシュに乗るようなユーザーに好まれていたSUV。クーペ的な洗練のスタイリングをもたらされたモデルがヒットするのは当然の流れなのでしょう。

今後どんなモデルが登場するのか、楽しみなカテゴリーといえますね。

情報提供元: CarMe[カーミー]