ルノー新車登録台数、前年同月比68%増!? その立役者"カングー"とはどんな車?

更新日:2017/04/13

ルノー・ジャポンの発表によると、2017年3月度の日本国内でのルノー新車登録台数が月間新記録を達成したそうです。前年同月比68%とすこぶる好調!人気の立役者はあのユニークな車。そう!ルノー カングーです。カングーは日本におけるルノー販売台数の半分を占めています。そんなカングー、果たしてどのような車なのでしょうか?

カングーってどんな車?

初代ルノー カングーはルノー エクスプレスの事実上の後継モデルとして、1997年に発売されました。人も荷物も余裕をもって搭載できるタフでおしゃれな小型MPVは「フルゴネット」と呼ばれるボディ形状で、カングーは欧州フルゴネットの代表的車種といえます。

フルゴネットのカテゴリーではプジョーやシトロエン、VWなど他の欧州メーカーからも様々なモデルが発売されています。

カングーが日本で販売を開始したのは2002年のこと。当初はガソリン1.4L+4速AT、跳ね上げ式ハッチバックドア採用のモデルのみが導入されました。(その後は観音開きタイプの「ダブルバックドア」のみの設定)。

広いキャビンと荷室はとても使い勝手がよく、輸入車にしては価格もリーズナブルであったため、キャンピングカーのベース車両としても人気を博しました。

2代目カングーは大柄ボディでも小回り良好

2代目カングーは2007年に発表されました。5ナンバーボディだった初代モデルに比べると、全長4,215x全幅1,830x全高1,830mmと大型化し3ナンバーボディへ。2013年には大幅にスタイリングを変更し、ルーテシアなどと同様、いわゆる最近のルノー顔に一新されました。

2016年秋には1.2L直噴ターボエンジンと6速EDCを組み合わせたゼンEDCとアクティフ6MTの2台が追加され、国内で販売されるカングーシリーズは1.2L直噴ターボ搭載のゼンEDC、ゼン6MT、アクティフ6MT、1.6L自然吸気エンジン+4速ATのゼンATの合計4車種となっています。

使いやすい室内装備。7色のボディカラーも人気

ユニークなデザインと視界の良い運転席、広い室内空間はもちろん、カングーには他にないオリジナルな魅力がたくさんあります。

機能的な両側スライドドアはガラスがドア内部にすべて格納され、全開になるので開放感も抜群。特徴的なダブルバックドアは左右扉がそれぞれ2段階に開くため、狭い場所でも開閉が簡単です。

また、ラゲッジフロアの高さが低いので、荷物の出し入れが楽に行えるのもポイント。ラゲッジルームのトノボードは、高さを半分にセットすることも可能なので、空間を上下2段に区切ったスペースとして使うこともできます。不使用時はリアシートの背面にボードをスッキリ収納できる工夫も。

小物の収納スペースもユニークで、前席天井にはオーバーヘッドコンソール、後席には3連式オーバーヘッドボックスを装備。3連式オーバーヘッドボックスは容量24.4Lで、内部は区切りのない横長の空間で長尺物の収納も可能です。

洗練されたファブリックシートと全7色のボディカラーなど、機能性と遊び心を両立させるフレンチスタイルのさりげないこだわりが随所に生きています。


カングーのライバル車といえば?

独特のスタイリング、ユニークで使い勝手の良いインテリア、7色ものボディカラーなど、日本におけるカングーの存在感は唯一無二といっても良いほど。

欧州にはもちろん多くのライバルがいますが、日本ではその実用性と使い勝手を考えると、かつてのトヨタ・ファンカーゴが一番近そうです。

現行モデルならトヨタ プロボックスや日産 NV200バネットが最も近いかもしれませんね。

決して派手なカテゴリーの車ではありせんが、フルゴネットのベースはプロユースの商用車。ルノー カングーもオシャレな外見からは想像できないほどタフな車なのです。