スチール、アルミ、カーボン…ホイールの種類とそれぞれの特徴って?

更新日:2017/05/02

サイズや見た目、性能など、タイヤとホイールはセットで考えるのが普通ですが、タイヤにいろいろ種類があるように、ホイールにもさまざまな種類があります。多くの人がドレスアップを目的としてホイールを交換しているはずですが、ホイールはタイヤ同様、走行性能にも大きく関わってくるパーツ。慎重に選びたいものですね。

スチールホイール

その名の通り「鉄」が素材のホイールです。

別名「鉄っちん」(漢字で書くと「鉄砧」)、「ど鉄」ホイールなどと呼ぶこともあります。

丈夫で安価なため、車両価格が安いベースグレード車や大衆車に装着されることが多いホイールです。一般ユーザー向けの車では、見栄えを良くするため、ホイールキャップを装着して販売されるのが普通です。

アルミホイール(鋳造・鍛造)

鉄より軽い素材、アルミ合金を使ったホイールです。

製造方法は鋳造と鍛造があり、鍛造は、溶かしたアルミ合金を鋳型に流し入れて成型するため、デザインの自由度が高く大量生産できるというメリットがあります。

これに対して、鍛造と呼ばれるものは、アルミ素材に高圧をかけてプレスして製造します。強度が高く、また軽量な仕上がりになります。鍛造と鋳造を組み合わせたホイールもあり、コストパフォーマンスの面ではおすすめです。

アルミホイールとスチールホイールの判別方法

ランフラットタイヤ専用ホイール

ランフラットタイヤは、仮にパンクを起こしても、内部空気圧がゼロになっても、所定のスピードであれば一定距離を走行できるタイヤです。

スポーツカーを中心に標準装備が進んでおり、一般車への普及も進んでいます。

ランフラットタイヤはサイド部が補強されており、それに対応したホイールが必要になります。

マグネシウムホイール

アルミニウムよりも軽量なマグネシウム合金を使ったホイールです。

F1を筆頭とするモータースポーツの世界で導入が始まり、現在はフェラーリ、ランボルギーニなど高性能スポーツカーに多数採用されています。

日本の市販車として初めて採用されたのは、トヨタ 2000GTでした。

ちなみに、最高速度400km/h以上のブガッティ・ヴェイロンにおいては、最高速度アタックを行う際、純正装着のマグネシウムホイールとタイヤをその都度、新品に交換するように明示されているそうです。(ヴェイロンのタイヤホイール1台分は250万円!)

カーボン製ホイール

超軽量で超高額のカーボン製ホイールは、ジュネーブショー2013 でケーニグセグが展示した「アゲーラS」 に標準装着されていました。

すべてカーボンでできており、金属はエアバルブのみ。

アゲーラS のホイールサイズは前19x9.5J、後20x12.5Jですが、リア20インチのカーボンホイールの重量はなんと6キロ台!

同サイズの鍛造アルミホイールよりもはるかに強度があり、6割程度の重量で軽く片手で持てる驚きの軽さです。

チタン製ホイール

硬くて軽いチタン製ホイールは、まだ自動車用のホイールとしては存在しませんが、スペースシャトルの着陸用車輪に使われています。

値段はなんと1本50万ドル!日本円にすると6000万円以上。ホイール1本で、スーパーカーよりも高い値段とはびっくりですね。

いかがでしたか?こうしてみると、ひと口にホイールといってもさまざまな種類があります。足回りの分野はこだわし出したらキリがないといわれますが、ホイールにはある程度こだわりたいものですね!

情報提供元: CarMe[カーミー]