フェアレディZが雪道をスイスイ走る!? 日産が公式に改造!

更新日:2018/02/13

2018年2月は東京都心部にも積雪があり、首都高速をはじめ各所で通行止めや立ち往生が続出。雪道の走行には十分な装備が必要なことを、あらためて思い知らされることになりました。しかし、北米日産が作ったフェアレディZなら、そんな心配は必要ないかもしれません。やっちゃえ日産!

雪に強すぎる!? フェアレディZとは?

アメリカのシカゴで2018年2月8日から開催された「シカゴモーターショー2018」の北米日産ブースで、超個性的なフェレディZが発表されました。

ベースは、フェアレディZ(370Z)ロードスター。日産が手掛けたコンセプトモデル“370Zki(370スキー)”であり、テーマはもちろん「スキー」です。

前輪はスノーモービルを想起させるソリ状の機構に変更、またリアは、クローラと呼ばれる小型のキャタピラーを装備したZは、車高を3インチリフトアップして、完全にゲレンデ仕様!?にリノベーションしています。

なんとも遊びゴコロあるコンセプトモデルですが、ショー会場に入る前、ワイオミングにある斜面でトレイルテストもしっかり行ったのだとか。

残念ながら、あくまでもコンセプトモデルであり市販の予定はないそうですが、フェアレディZであれ、どんなクルマでもこうしたカスタマイズを行えば、雪道での走破性は格段に向上するということは証明したといえるでしょう。

当然ながら4WD仕様のクルマにキャタピラーを履かせれば、より走破性は向上するでしょうが、日産のFRスポーツモデルの象徴ともいえるフェアレディZでこうしたカスタマイズを行う、という着眼点に面白さがあるわけですね。

あなたのクルマもキャタピラーを装備できる!?

今回の370Zは北米日産のちょっとした遊びゴコロの産物だったと言えそうですが、足まわりをクローラに変更する改造は、古くから存在します。多くは雪山での作業用で、ホンダ初の市販4輪車だったT360にはメーカー純正のキットが用意されていました。

現在でも、ジムニーやサンバーといった軽4WDから、ランドクルーザー、ハイエースといったモデルに対応するクローラーを販売するメーカーが存在します。

先のフェアレディZはFR駆動ですから、前輪はソリにしてリアをキャタピラーにしていましたが、4WDモデルであれば全輪キャタピラー仕様にすることで、高い悪路・雪路での走破性を飛躍的に向上させます。そうなると、もうクルマの枠を超えた乗り物にということになりますね。

クローラを装備した状態で公道を走る場合は、当然、車検に適合させる必要があります。ただ、構造上、クローラ部分をタイヤハウスに収めることが出来ないので、改造申請など行なって車検を通過させるようですよ。

2018年に入り、強烈な寒波で福井県においては1,500台もの車が立ち往生、自衛隊や多くの方々が除雪や救助、復旧作業に追われたのも記憶に新しいところ。

日本の気候も変化してきており、今後全国的に雪対策も考えなければならないのが事実。こうしたキャタピラーを履かせる、というカスタマイズも、地域によっては必要になっていくのかもしれませんね。