ホンダの屋台骨!ステップワゴンの使い勝手をレポート!

更新日:2019/05/17

日本を代表する自動車メーカーのひとつであるホンダは、創業者である本田宗一郎氏によるモータスポーツへの挑戦という歴史から、素晴らしいスポーツカーを世に送り出すメーカーとしてクルマ好きから評価されてきました。

一方で、スポーツカーだけを作り続けてきたのであれば、これほどまでに世界にホンダの名が知れ渡ることはなかったでしょう。ホンダは、NSXに代表されるようなスーパースポーツカーをラインナップするその裏で、とても実用的なクルマづくりができるメーカーでもあるのです。

ホンダ ステップワゴンとは?

古くはシビック、そしてフィットやオデッセイ、最近ではN-BOXを中心とした軽自動車のNシリーズなど、ホンダには定期的に実用車のヒット作があります。現在、ホンダ車の販売台数ランキングを見ると、軽自動車のNシリーズを筆頭に、フィット、フリード、ヴェゼルが並びます。そして、それらに続くのが今回紹介するステップワゴンです。

ステップワゴンの歴史

初代ステップワゴンは、1996年に登場しました。その名前は、1970年代のホンダのバンであるライフステップバンに由来し、徹底した低価格戦略が功を奏し、一気に人気モデルとなりました。

2001年には2代目へとフルモデルチェンジし、多彩なシートアレンジや向上した安全性、そしてより低床化されたステップがファミリー層の人気を呼びました。

2005年にフルモデルチェンジした3代目では、燃費性能や使い勝手がさらに向上しただけでなく、ミリ波レーダーによる追突軽減ブレーキなど安全装備もさらに追加されました。

「みんなの楽」=“皆楽”をキーワードに、3代目から採用されている低床・低重心パッケージをベースに「家族が楽しく、楽に移動できる車」を目指して開発された4代目は2009年に登場、初代以来11年ぶりにミニバン販売台数ランキング首位を達成しました。そして2015年4月に現行型となる5代目ステップワゴンが登場しました。なお、5代目ステップワゴンは2017年9月にマイナーチェンジされています。

ステップワゴンのスペック

現行型ステップワゴンは、ノーマルのガソリン車で3グレード、カスタムグレードのスパーダで5グレード、そのうちハイブリッド仕様が3グレードの全8グレードで構成され、価格は245万5920円からとなっています。ホンダの最新の安全装備であるホンダセンシングが全グレードに標準搭載されていることは、特筆すべき点と言えるでしょう。

搭載されるエンジンは1.5リットルのガソリンエンジンと2.0リットルにモーターが組み合わされたハイブリッドエンジンの2種類で、ガソリンエンジンのカタログ燃費は17.0km/リットル(一部モデルは異なる)、ハイブリッドエンジンのカタログ燃費は25.0km/リットルとなっています。この数値は、競合車である日産・セレナやトヨタ・ノア/ヴォクシーと同等となっています。

乗車定員は、ハイブリッドモデルは7人、ガソリンエンジンモデルは仕様によって7人と8人のものを選ぶことができます。

ステップワゴンの使い勝手

使い勝手という点では、まずは何より7人(8人)乗車できるということは大きな魅力でしょう。ステップワゴンの場合、3列目シートも十分余裕があるので、大きな荷物を載せるということでなければ、7人乗車しての長時間移動も快適でしょう。

同じホンダ車では、フリードとオデッセイが7人もしくは8人の乗車が可能となっていますが、フリードは定員上は7人乗車が可能とはいえ、3列目シートは非常に狭く、子どもや短距離での移動はできても、長距離は快適とは言えません。オデッセイは室内空間という意味では快適ですが、298万円〜という価格に加え、3ナンバーサイズということで維持費や運転のしやすさが課題となります。

加えて、ステップワゴン最大の魅力と言っても過言ではないのが、画期的なテールゲートである「わくわくゲート」です。これは、テールゲートが通常の上部に跳ね上げる以外に、半面を横開きすることでまるで自宅のドアのようにそこから3列目シートへ出入りしたり、トランクスペースから荷物を出し入れしたりできるようにするものです。

一見、ヘンテコな機能ですが、実際に使ってみると非常に使い勝手がよいことに気が付きます。3列目シートへのアクセスという点で言えば、通常は2列シートの背もたれを前に倒して乗車することになりますが、2列目シートに座っている人に一度外に出てもらったりする必要があるため、頻繁に出入りがある場合には意外と面倒なものです。

しかし、わくわくゲートによって直接3列目シートへとアクセスできるのは、とても手間が省けて便利です。また、荷物の出し入れという点で言っても、ちょっとしたものの出し入れに、いちいちテールゲートを上まで跳ね上げるのは、労力がかかるものですが、わくわくゲートであれば楽にそれが行なえます。

わくわくゲートのような装備が搭載されているのは現在ステップワゴンだけです。もし、ミニバンを検討している場合、良い選択肢になるのではと思います。

ステップワゴン(ホンダ)とハリアーハイブリッド(トヨタ)とイグニス(スズキ)の中古車 ハイブリッド
情報提供元: CarMe[カーミー]