ミニバンを代表するエスティマが生産終了!その歴史を振り返る

更新日:2019/09/26

長年愛され続けてきたトヨタ エスティマが、2019年10月をもって生産を終了することが発表されました。

同クラスのアルファードやヴェルファイヤの人気に押され販売台数が伸び悩んだことや、メーカーのカーシェアリング事業による販売車種の絞りこみの影響により、惜しまれながら約30年という長い歴史に幕を閉じることに。今回は、そんなエスティマの歴史を振り返っていきます。

文・PBKK

初代エスティマ

初代エスティマは1990年に登場し、丸い卵型のボディーは多くの人々に衝撃を与えました。それまでのミッドシップ車の弱点であった室内の狭さを「アンダーフロア型ミッドシップレイアウト」という世界初の構造により改善し、ファミリーカーとしての地位を確立します。

当時のエスティマで画期的だったのはウォークスルーです。フロントシートから最後尾まで室内を自由に行き来できるシート構造は、ファミリーカーとして使い勝手の良さと楽しさを実感できると多くのファミリー層の支持を得ました。

そして2年後の1992年には「ルシーダ」「エミーナ」という5ナンバーサイズのモデルが登場し、エスティマ人気は更に加速したのです。

2代目エスティマ

2代目のエスティマが登場したのは2000年です。

卵型のフォルムは継続しながらもエンジンをFFベースに変更し、より大きなパワーのエンジンを搭載しました。FFベースによってフロアの低床化を実現し、さらなる室内空間の確保と両側スライドドアの採用に成功したことで、ファミリーカーといえばエスティマというイメージが広まりました。

さらに、翌年に追加されたハイブリッドモデルは、重量1.85tもあるにもかかわらず燃費18.0km/L(10.15モード)と低燃費を達成し、ファミリー層以外からも人気を獲得しました。

3代目エスティマ

現行型である3代目のエスティマが登場したのは2006年です。現在に至るまで約13年間、モデルチェンジをすることなくマイナーチェンジを繰り返して来ました。丸みを帯びたフォルムは変わらず、近未来的なデザインと高性能な装備が備わり、一般的なミニバンと比べて価格も割高になっています。

サードシートを収納しセカンドシートを最後尾まで下げることで、4人仕様の広々とした高級車のような空間を作り出せると話題になりましたが、やはりアルファードやヴェルファイアの人気には勝てなかったようです。

1990年から約30年に渡りミニバン界を牽引してきたエスティマが市場から去るのはやはり寂しいものです。もし、購入を検討しているユーザーがいれば、今がラストチャンスです。1度、近くのディーラーへ問い合わせてみてはいかがでしょうか。

エスティマ(トヨタ)の中古車
情報提供元: CarMe[カーミー]