アルミテープでクルマの性能がアップするって本当?

更新日:2019/10/14

アルミテープのみで車の性能を上げる「アルミテープチューン」ってご存じでしょうか?ただのアルミテープで性能が変わるなんて嘘のような話ですが、実際に根拠のあるチューニング方法なのです。

「どのような仕組みなのか?」「どのように使用するのか?」についてご紹介したいと思います。

文・PBKK

アルミテープチューンとは?

アルミテープを使用したチューニング方法は2016年にトヨタによって公式に発表されています。数年の開発期間を経て86と同時に発表され、特許取得もしているのです。仕組みは簡単で、車体にたまった静電気をアルミテープに通して除去することが目的です。

静電気を逃がすことによって得られる効果はいくつかあります。

・車体の静電気を除去し、空気抵抗を軽減。
・燃費を良くする。
・足回りのショックに停滞している静電気を除去し、減衰力を適正にする。
・ボディーやガラスの静電気を除去し、汚れの付着を軽減する。
・タイヤのロードノイズを軽減する。
・エンジンルーム内の静電気を除去し、性能を最大限に引き出す。

など、様々な効果が得られることが期待されています。もちろん車体の大きさや形状により効果の表れ方に違いはありますが、テープを貼るだけですのでリスクがないことがメリットでもあります。

アルミテープを使用したチューニング方法

テープを貼るだけなんて簡単と思われがちですが、ただ適当に貼ればよいものではありません。トヨタのTRDからは正式なチューニングパーツとして販売されており、ロゴ入りのアルミテープや目立ちにくい塗装をしたテープもラインナップされています。

車種ごとにテープを貼りつける場所も違い、どこに貼るかによってどの性能を引き出すのかも計算されているようです。トヨタが公式に発表した貼り付け場所は3ヶ所あります。

1.前後のバンパー
バンパーの下や左右に張り付けることにより整流効果が高まり、空力性能が最大限に引き出されます。加速や燃費向上が期待できます。

2.ステアリングコラムカバー
運転手の膝とステアリングカバーの間には静電気が発生しやすい状態になっているため、カバーの下側が指定場所になっています。電動パワステの性能を最大限に引き出すためハンドリングが良くなることが期待できます。

3.フロントガラス
フロントガラスの下部やリヤガラスに張り付けることにより空気の流れを適正にし、ダウンフォースを適正に発生されることが期待できます。効果が体感できるのは高速域になってからですが、ガラス自体の静電気を除去することによりホコリの付着も防止できるため一石二鳥のメリットがあります。

情報提供元: CarMe[カーミー]