ミニパトカーで使われる車種ってどんなクルマ?

更新日:2019/11/04

軽自動車や小型自動車をベースにしたミニパトカー。各都道府県警に大量導入されているので、見かける機会も多いです。

そんなミニパトカーは、どんな車種が使われることが多いのでしょうか?今回はそれを紐解いていきたいと思います。

文・PBKK

ミニパトカーとパトカーの違い

ミニパトカーとは一般的に、「排気量が1,500cc以下で、5ナンバーカテゴリに入る車を利用したパトカー」を指します。

ストップメーターなど一部装備が搭載されておらず、通常のパトカーのように速度取り締まりなどには使えません。ただし取り回しの面で通常のパトカーより利便性が高く、購入費用も安いことなどから各都道府県で多くのミニパトカーが導入されています。

ミニパトカーの調達方法
・国費から調達
・都道府県費をもとに調達

各調達方法によって、車種は変わってきます。

国費からの調達の場合

国費からの調達の場合、国がまとめて同じ車種を購入します。そのためある程度調達される車種が決まってきます。

現在、各警察で採用されるミニパトカー
・トヨタ プラッツ
・トヨタ パッソ
・スズキ スイフト
・スズキ ソリオ

上記のものが国費で調達したミニパトカーとして使われています。

こうやって見ると、トヨタとスズキの2メーカーのクルマが国からよく購入されています。それぞれ通常のパトカーでは「トヨタ クラウン」、捜査用車両では「スズキ キザシ」の納入実績もあることから、高い信頼性があることが伺えます。

都道府県費からの調達の場合

各都道府県が費用を出して、ミニパトを購入する方法もあります。この方法の場合各都道府県警ごとの事情により国費調達とは違った車種が選べるため、さまざまな車種が各都道府県で導入されています。

・日産 マーチ
・マツダ デミオ
・ダイハツ トール
・スズキ ジムニー
・トヨタ ファンカーゴ

代表的な車種としては以上のものが挙げられます。こうして見るとメーカーにとらわれず、実にさまざまな車種が各都道府県警ごとに導入されているのが分かります。

一般的には都市圏では地方よりも狭い場所に車を停車して、取り締まりや検挙を行う必要性が高くなります。そのため、狭い場所にも駐車しやすい軽自動車が採用されやすい傾向にあります。

一方、地方では都市圏より管轄範囲が広く、都市圏より頻繁にパトカーを扱います。このため軽自動車より耐久性の高く、長い間安心して使えるリッターカー(排気量1,000ccレベルの小型自動車)が採用されやすいです。

海外のミニパトカー

海外のミニパトカーは日本よりさらにバラエティーに富んでおり、中には超小型モビリティなどのパトカーに一見向いていなさそうな車種も確認できます。時間があるときに日本や世界のミニパトカーについて調べてみると、面白い発見ができるかもしれません。

情報提供元: CarMe[カーミー]