高級ミニバンの先駆けエルグランドの中古価格|新型エルグランドで王者奪還なるか!?

更新日:2017/01/18

素晴らしい居住性と走行性能、そして迫力あるエクステリアで支持の高い日産のエルグランド。

そんな日産 エルグランドに新型情報が発表されました。新型エルグランドはどんなパワーアップを果たすのでしょうか?

さまざまグレード展開、価格設定が行われています。高いグレードは新車価格もかなりいいお値段になっており、そうなると中古車事情も気になってくるところ。また、エルグランドのグレード展開の情報、燃費の情報など、購入にあたり検討すべき事項を網羅していますので、エルグランドを新車・中古車問わず、購入を検討している方は是非お役立てください。

では、エルグランドの特徴を魅力とともにみてきましょう!

エルグランドの新型情報が遂に公開!

日産 エルグランドのフルモデルチェンジ情報が遂に公開されました!

販売は2018年になるとの見方が強いようです。しかし、それ以外の情報に関しては未公開。この動画の演出から考えると、ミニバンでありながら、走行性能にこだわった設計になることがわかります。

さらなる情報が公開されるのが楽しみですね!

業界のタブーに切り込んだ!?新型エルグランドCMの登場車種が知りたい!

Lサイズミニバンの代名詞 エルグランド

日産 エルグランドは1997年に発表されたLサイズミニバン。

文字通り、非常に大柄なボディであり、ミニバン…と表現するのも憚る気もしますが、その大柄なボディには「広い居住空間」「高い積載性」という魅力が詰まっており、ヒットを続けている定番モデルでもあります。

人気を博した初代エルグランド

初代エルグランドは3.3L~3.5L V6ガソリンエンジンを主軸に販売。

このエンジンは後にフェアレディZ(Z33)やスカイライン等に搭載されており、FR駆動(フロントエンジン・リア駆動)の走りもなかなかパワフルでありました。

2代目エルグランドは息の長いモデルに

2代目モデルは2002年5月に販売開始。実は同月、現在もライバル車種として熾烈な戦いをしている「トヨタ アルファード」がデビュー。

エルグランドは当初3.5Lのエンジンのみの設定だったのに対し、アルファードが2.4Lエンジンをラインナップに加えており、税制度上、維持に有利になるこちらのグレードはヒットモデルになり、販売台数で差をつけられてしまいます。

これを受けて2004年にエルグランドも「2.5L V6エンジン」グレードを追加。アルファードと切磋琢磨していく事となります。

日産ならではのハイウェイスターモデルも

「ハイウェイスター」は日産がミニバン・ワゴン等で手掛けるグレードの名称です。

スポーティーなイメージを持たせたモデルで、クロームをふんだんに使用したグリルが個性といえます。初代エルグランドからこの「ハイウェイスター」がグレードに加えられており、若い世代にも人気のグレードとなっています。

エルグランドは、2014年に大幅なマイナーチェンジを行い、より押しの強い個性的な外観とともに内装の高級感を向上させ、同カテゴリでトップの販売台数を誇っているヴェルファイア/アルファードに猛追しています。

トヨタ アルファード、ヴェルファイアというライバルがあるからこそ進化を続けるモデルこそ日産 エルグランドであり、こうした切磋琢磨は私達、消費者にとっては大いに歓迎すべき点です。今後も注目していきたい「ミニバンフラッグシップ対決」の一台ともいえます。

エルグランドのグレード展開

現行エルグランドには多数のグレードが用意されており、少々ややこしくもあるのですが、大まかに分けると4種類といえます。

ベースグレードの「250XG」、オーテックジャパン(日産のカスタムブランド)の手掛ける「ライダー」、スタイリッシュな架装を施した「ハイウェイスター」、そして二列シート4人掛けの特別仕様「VIP」…この4種が主なグレードで、そのなかで2WD/4WD、また装備・排気量によって価格差が出ています。


車両本体の価格帯から見てみると、

・250XG:321万円~350万円

・250ハイウェイスター:339万円~456万円

・250XGライダー:379万円~516万円

・350ハイウェイスター:412万円~583万円

・350ライダー:481万円~600万円

・350 VIP:616万円~806万円

このような価格帯になっています。3.5Lモデルはすべてハイウェイスター仕様となっており、「ライダー」「VIP」グレードもハイウェイスターがベースとなっています。

日産のミニバンフラッグシップモデルだけに、上位グレードになるとかなりのお値段になっているエルグランド。VIPグレードは三列目シートを外し、広大な室内空間を贅沢に使える仕様になっているようです。

また、エルグランドには250は2.5Lエンジン、350は3.5Lエンジン仕様と分かれています。Z33と同じ心臓のVQ35DEを搭載する3.5Lモデルはやはりパワーある走りが大きな魅力。車重あるエルグランドだからこそ適応してくれるエンジンです。

他方で、環境性能や税金を考えると2.5L直4エンジン仕様も捨てがたい選択肢といえます。実際、街乗りといった日常使用では過不足ないエンジンですし、強力なパワーユニットにそれほど重きをおかないユーザーにとっては2.5Lで充分かもしれません。

では、ここでエルグランドのそれぞれのグレードについて細かくみていきましょう。

定番のハイウェイスター
「ハイウェイスター」にもグレードがあり、通常のものに加え、Urban CHROME、Premium Urban CHROMEがあります。

これらはエクステリアに「ダーククロムグリル」等、豪華な装備を施しているのが特長。室内にもプレミアム仕様は、ダイヤモンドキルトブラックレザー、後席エンターテイメントシステムなど、居住空間を充実させた装備も充実。

よりスポーティーなイメージを醸すライダー
オーテックが手掛ける「ライダー」には、「ライダー」、「ライダー ハイパフォーマンススペック」、「ライダーブラックライン(ハイパフォーマンススペック)」が存在。

こちらは専用のグリルはもちろん、フロントバンパーやリアバンパーといったエアロパーツも装備。アルミホイールも18インチ・19インチが装備されており、よりスタイルを磨いたモデルといえます。「一味変わったエルグランドを」といった方に訴求するグレードといえますね。

贅を凝らす…VIP
最後に紹介するのは「VIP」モデル。本来エルグランドは7~8人乗りモデルであり、それがミニバンの魅力でもあるのですが、これを敢えて3列目シートを外し、「4人乗り」とした仕様。会社役員などをターゲットにしたモデルといえるでしょう。

助手席・スライドドア連動ステップで乗降性とプレミアム感を高め、内装も読書灯、100V電源、本革シートなど贅を凝らした仕様といえます。価格も616万円~806万円と、プレミアムな価格。

このように、様々なグレードがあり、購入の際には非常に悩むところと考えますが、スタイルと居住性は押さえておきたいところ。2.5Lモデルでも、スタイリッシュな架装と、LEDヘッドランプ、18インチアルミホイールが装備される、ハイウェイスター以降のモデルをチョイスしたいところですね。

上質感を洗練したエルグランドのエクステリア

  • 出典:www2.nissan.co.jp/ELGRAND/equip.html

日産を代表する車の一つであるエルグランドは、高級感漂う車種ですので、内装や見た目の印象を大きく左右するエクステリアにもこだわって作られています。特にエクステリアは、力強い走りを実現する迫力が感じられるようになっていて、様々なオプション装備を取り入れることで、自分仕様のエルグランドを入手することが可能です。

3代目エルグランドで、駆動方式もFF(前輪駆動)となり、大幅な刷新を実現し、より低重心化で迫力あるボディへと変貌を遂げています。2段式ヘッドランプや、現在主流といえる「大型フロントグリル」、また横一線に広がるリアコンビランプとガーニッシュといった個性が「エルグランドらしさ」を維持しました。

2014年のマイナーチェンジでは「ハイウェイスター」・「ハイウェイスタープレミアム」のフロント周りのデザインも一新。フロントグリルをさらに大型化し剛質感を高め、また全周をクロームメッキで囲むことで高級ミニバンとしての主張を強める意匠も。

日産も「格の違いを感じさせる堂々たるエルグランドデザイン」と銘打ち、打倒アルファードに向けたクオリティ向上を図ったといえます。

居住性と高級感があるエルグランドの内装

内装のポイントとなるシートの質感は、長い運転や乗車でも快適に座れるようになっていますので、長距離移動も苦痛を感じない工夫がされています。広くゆったりとした構造でゆとりがありますので、窮屈に感じません。高品質な内装装備を求める方にお勧めのエルグランドは、運転席回りにもこだわりが表現されていて、誰もが満足できる空間となっています。

また、3代目エルグランドの駆動方式がFF化となったため、低床化が可能になり、エンジンから後輪に延びるドライブシャフトが不要になったので室内空間の向上、といったプラスの影響がありました。全高を変えずに室内高を25mm拡大。車内空間の確保と、室内での動きやすさも向上させています。

メーターは大型化することで視認性を高め、中央に5インチカラーディスプレイ「アドバンスド・ドライブアシストディスプレイ」を新装備とし、よりインフォメーションをドライバーに提供。

またシート地の質感を向上させ、「ハイウェイスタープレミアム」においてはスペシャルステッチを施したダイヤ型キルティングのブラックメタリック本革レザーを採用し、高級感をさらに向上。

実用性としても気になるラゲッジスペースは、3列目シートを前方向240mmスライド可能とする機構を追加装備。より積載性を向上させています。確実に前モデル、またマイナーチェンジ前モデルよりも進化している日産 エルグランド。

ユーザーがミニバンに求めるのはエクステリアや走行性能は勿論、やはりこうした「快適性」という面が大きいと考えられます。そうしたユーザーの声を反映し熟成させたのが現行エルグランドといえますね!

日産 エルグランドの走行スペックについて

車の購入前に詳しく検討したい項目の1つに走行スペックがあると思います。日産のエルグランドは安定した走りが期待できる高性能自動車とされていますが、実際の走行性能はどのようになっているのでしょう。

エルグランドには2つのパワーユニットが用意されています。まず3.5Lエンジンは、おなじみV6エンジンの「VQ35DE」が搭載。これはZ33型フェアレディZや、スカイラインV35といったモデル、またフーガ、ムラーノ、ステージアといった多くの日産車種に搭載されているパワフルなユニットです。

エルグランド用にチューニングし直してあり、低フリクション化と幅広い回転数でパワーを発揮するエンジン特性とし、重い車重のエルグランドを街乗りから高速走行まで充分なパワーで走行することが可能。バルブ制御により低回転域ではジェントルに、高回転域ではスポーティーな排気音となり、五感で走りを楽しめる仕様にもなっています。

■VQ35DEエンジン
最高出力:206kW(280PS)/6400rpm
最大トルク:344N・m(35.1kgf・m)/4400rpm
燃費:9.4km/L(JC08モード)

税制度や環境性能から、激戦区の主力グレードといえる2.5L仕様。前モデルには2.5L V6エンジンを搭載していましたが、3代目エルグランドには2.5L直4エンジンとなる「R25DEエンジン」を搭載。

最高出力こそ186PSから170PSと、若干控え目になっているものの、その分トルクがUP。低速からの厚いトルクを発生させるエンジン特性を生かしながら、徹底した低フリクション化を図ることで、極低速からでも素早いアクセルレスポンスを実現。この点、車重のあるエルグランドには2.5Lエンジンは4気筒のほうが適していると言えるかもしれませんね。

■QR25DEエンジン
最高出力:125kW(170PS)/5600rpm
最大トルク:245N・m(25.0kgf・m)/3900rpm
燃費:10.8km(JC08モード)

前モデルまではFR駆動だったエルグランド。現行の3代目エルグランドからはプラットフォームを刷新し、FF駆動としています。基本設計がこれまで古かったともいえますし、またFF駆動とすることでドライブシャフトなど、室内空間に干渉する機器が無くなったため、エンジン位置を下げ、また低床化を進めることで全高がどうしても高くなりがちなミニバンのネガティブなポイントを改良しています。

こうした低重心化は確実に走行安定性に繋がります。また同時に、室内空間の確保につながる為、FF化はプラスの要素が多いと考えます。

足廻りには新開発のリバウンドスプリング内蔵ショックアブソーバーを搭載したフロントストラット・リヤマルチリンクサスペンションを搭載し、快適な乗り心地と操縦安定性を高次元で両立しています。

また4WD仕様においては、「ALL MODE 4×4」を搭載、各種センサーの情報からコンピュータが走行状態を判断し、前輪が滑り出す瞬間に、後輪へトルクを伝える電子制御4WDシステムを搭載。悪路走破性はもちろん、優れた走行安定性にもつなげています。

さらに、走行性能を高める為に低床プラットフォームを導入しています。高速道路を走行している時でも安定性が高く、コーナリングも安定しているのが大きな特徴です。大きな車体で抜群の走行性能を維持するエルグランドは、幅広い世代に支持されるのが納得の仕上がりです。

タイヤは18インチを装着してスポーティーな走りを実現しながら、大きな車体を力強く支えます。

ハンドルを切った後の反応が良く、走行性能を維持する重要な役割をドライバーに与えるでしょう。その他にもエコモードやゆとりのある足回りが実現していることで、充実したミニバンとして多くの支持を得るきっかけに繋がっています。

日々の運転時間に大切な走行性能は、車の購入方法に関わらず様々な情報から選んで取り入れるのが有効です。

日産 エルグランドの燃費・維持費とは

車を所有する際に欠かせない維持費に関する金額や、燃費に関する情報は重要で、カタログ等を用いて詳しく調べると良いでしょう。

カタログに掲載されている実燃費は、JO08モードで9.4-10.8㎞/Lとされていて、低燃費で高性能な車であることが証明されています。カタログに記載された数値は、定められた試験条件で計測されたもので、実際の燃料消費率とは気象や道路の状態等によって異なります。


さらに、アクセル操作の補正やCVTのレスポンス、変速スケジュールをトータル制御する「ECOモード」を採用しています。

不要なエンジン回転数の変動を抑制する「スマートレブコントロール」や、エコな発進をサポートする「スムース発進アシスト」、ナビゲーションからの情報をもとにエンジンとCVTを最適に制御する「ナビ協調変速機能」といった先進機能で、環境性能も向上させています。

このように走行性能、環境性能も確実に進化させているエルグランド。3.5L、2.5L、それぞれメリットがありますから、購入の際にはじっくり検討したいですね。

エルグランドの快適性・機能性について

エルグランドは快適なドライビングのために様々な装備が用意されています。ワンタッチオートスライドドアもその一つです。ワンタッチにて開錠とドアオープンが可能なので片手で荷物を持っている状態であっても、もう片方の手で簡単にドアを開けられます。

リモコンオートバックドアのおかげでバックドアもボタン一つで閉められます。手が塞がっている時や遠くにいる時など様々なシチュエーションで役立ってくれる機能になるでしょう。そしてスマート・ルームミラーです。

日産渾身の世界初の技術で、こちらはリヤカメラからの車両後方の映像をルームミラーに表示出来ますので、夕方や夜間でも視認性が高まりますし、後部座席に人が乗っていたり荷物がたくさん搭載されているような状況でも後方確認に支障をきたしません。この機能はボタン1つで簡単に切り替えられるので、操作も簡単です。

エルグランドの安全性について

エルグランドには次世代アラウンドビューモニターが装備されています。

前方、後方、サイドにカメラが用意されているため、死角がなくなりました。また、移動物検知機能や踏み間違い衝突防止アシストがありますので、自分自身の不注意をカバーしてくれたり、確認出来ない移動物をカメラ側で捉えてくれます。

特に移動物に関してはただ捉えるだけではなく、ディスプレイ表示と音でドライバーに注意を喚起しますし、踏み間違い防止アシストはブレーキを踏む状況でアクセルを踏んでも車自身が誤操作だと検知し、衝突防止をアシストしてくれるのです。

いざという時にも安心出来るのではないでしょうか。ちなみに移動物検知機能や踏み間違い衝突防止アシストもまた、世界初の機能となっています。

エルグランドの中古車事情は!?

人気車種だけに中古市場でも選択肢が多いといえるのが日産 エルグランド。特にモデルライフの長い2代目モデルも含めて検討するのであれば、様々なグレードを幅広く選べると考えます。

それでは、中古車をそれぞれのグレードでチェックしてみましょう。

■エルグランド350ハイウェイスター プレミアム平成25年式(2013年式)
走行距離11千km
車両本体価格(税込)349万8120円

現行エルグランドから紹介すると、349万円の個体が見つかりました。350(3.5L)ハイウェイスタープレミアムですので、ハイウェイスターでも上位グレード、新車価格が533万円ですから、約180万円ほどお安く購入する事ができます。

マイナーチェンジ前のモデルですが、エンジンは変わりませんし、豪華装備など充実しているので、お得感は非常に高いといえますね。(2016年2月時点)

■エルグランド 250ハイウェイスター平成24年式(2012年式)
走行距離33千km 車検 2017年01月
車両本体価格(税込)264万8160円

2.5Lのハイウェイスターも264万円に。新車価格は339万円~ですから、70万円ほどお得な計算。年式も新しく走行距離の少なさと車検付なのもポイントでしょう。現行エルグランドの中古車はすくないメンテナンスで乗り出せる良好な状態の個体が多いのも魅力といえます。(2016年2月時点)

ロングライフモデル、2代目エルグランドの中古価格は?

■エルグランド ハイウェイスター平成17年式(2005年式)
走行距離122千km
車両本体価格(税込)79万5960円

(2016年2月時点)

この価格で販売されていることもあります。

■エルグランド V70th-Ⅱ平成15年式(2003年式)
走行距離89千km 車検 2017年01月
車両本体価格(税込)49万8960円
(2016年2月時点)

2代目モデルはこのように非常に値がこなれており、低予算でも検討できるようになっています。ただロングドライブに適したクルマの性質上というべきか、走行距離が多いものが見受けられますので、メンテナンスや車両状況(修復歴有無)をしっかり確認したいところ。

このように中古になると価格差も大きく、非常にお得感あるのがエルグランド。ただし、状態は千差万別といえますから、信頼できる販売店で購入するのが後の維持費削減になるのはいうまでもありませんね…。


どちらがお好き?国産Lサイズミニバンの2強、エルグランドとアルファード比較!

情報提供元: CarMe[カーミー]
ファブリカ