*

「水素がポイント!!」 まさにクルマで行きたい温泉(山口県長門市俵山温泉)

ご無沙汰しております。

3月に福岡までクルマで出かけたたび。
オーテックジャパンのオーナーズミーティング
「AOG嫁ぎ先ミーティングin福岡」に参加した後
もちろん帰りも陸路でございます。
しかし、あんなに楽なたびはありませんでした。
それはクルマがよいためでしょう。
そんなクルマで旅をしているのですから
少し足を伸ばして「クルマでこそ行きたい温泉」みたいので
どこかいいところは無いかしら・・・
そう思うのは自然の流れ
そんなことで、地元の山口県ご出身の方に伺ったら
『是非!!』といわれ、行ってみました。

044

関門橋を渡るころにはあたりはかなり暗くなっていました。
しばらく走るり小月インターからは下道をまっすぐおよそ30キロほど走ります。
日曜日の夕方、特にこういうのどかな地域はすでに深夜のような静まりよう。
結局かなりペースを保てたこともあり高速道路を降りてから30分かかるかどうかという時間で
その日の宿松屋旅館さんに到着。

長門市の「村上さん」と、県内のみ流通するという「獺祭の米焼酎」で乾杯。
直前にお約束をし、長門市の職員でいらっしゃる村上公章さんと待ち合わせ、
食事を一緒にさせていただきました。
旅のお供、エルグランドライダーは古い湯治場の奥にある共同駐車場にさっさと置いて、
乾杯は銘酒「獺祭」を絞った米で造った、米焼酎で。
グラッパのようですね。ほのかに甘みが広がり、香りも上品。流通量が少ないため
ほぼ山口県内でしかいただけないとのこと。

IMG_20140323_191936
IMG_20140323_192133

こういうのと出会うので、旅はいいですね。
グーグル先生はご存知でしょうが、着てみないとわからないこと。
これがあるから旅はいいのです。クルマで出かけなくてはならないのですね。

この俵山温泉の魅力、温泉の効能、このあたりの特産の話。
村上さんはさすが地元長門の生き字引のようなかたでした。
また愛情を持って長門を見ていて、一人でも多くの方にこの町のよさを知って欲しい。
言葉の端々からそんなことが強く感じられます。

IMG_20140323_192315

俵山温泉の歴史、ある程度客観的にそのよさが証明されていたことなど、教えてくださいました。
数百メートルほどでしょうか、湯治客が泊まる宿があるだけのひなびた温泉街
上の写真でもわかるようにエルグランドが一台とおると道一杯。すれ違いができないので、昼間は一方通行なほどです。
この道が古くからの街道なのだそうです。
平安時代初期延喜16年(916年)といいますから1200年ほど前に発見されたとされております。
何でも白い猿が発見したとされ、以来外湯文化を守り抜いている昔ながらの温泉街なのです。
江戸時代は毛利藩直轄の湯治場として栄えました。藩主の別荘もこの地にあり、今の街の湯の隣にあるお庭に沸く、
俵山温泉に二つある源泉の一つである源泉の、真上に木桶(浴槽)を組み、そこで疲れを癒したといいます。
また、長州藩が慶長15年(1610年)に見積もった長州藩検地帳(課税台帳)によると
県内の各温泉地、当時から「湯坪石」と呼ばれる湯税がかけられていたそうですが、
効果が評判で人が押し寄せるため、栄えていたことから他の温泉地の3倍から10倍という
大変高額な税金が課せられていたほど、藩も一目置き、それだけみなからしたしまれた湯治場だったことが
うかがい知れます。

143
145
151

明治に入り、民間に払い下げられ、絶対的な湯量も限られることから
地元の人たちの合名会社として運営され、内湯を作らず、
古来の外湯を大事に守っているのだそうです。
民間になってからはバス会社も運営し集客にも対応。
この周辺でもひときわ裕福なエリアで、長門で一番初めに水道も完備。
その後長門市の水道に譲渡されるなど、地元の発展にも先陣を切ってきたのが
俵山温泉なのだといいます。

しかし、交通の便がよくなり、海外旅行などにも出かける人が多くなったことや
健康保険制度が整備されると、投薬治療が主流になり、湯治文化が主流ではなくなってしまったということで、
すっかり静かになってしまったというのが現在のようです。

しかしながら、どこの温泉街に行っても個性が乏しくなってしまっている昨今、
旧来の日本の表情に出会えるということで、若者、外国人の旅行者も最近では少しずつ増えてきているのだとか。
あと、私派世代こそ違いますが、旅行のパターンとしては同じようなパターンですが、
団塊の世代がリタイアし、ゆっくりと訪れるのでも見直されているようです。
とにかく、「かつての日本がここにある」ような静かな温泉街。
この雰囲気に触れるだけでもここを訪れる価値はあるでしょう。

温泉は全国に数あれど、昭和56年には国民保険温泉地にも選ばれ、
今では21箇所しかないうちの一つ。1000年以上の歴史の温泉は
時代の波にもまれながらも、その効果は今でも健在であることがうかがい知れます。

そんなようなお話や、食べ物の話、クルマも好きなようでして、
SNSを介した人脈で知り合い、初めてお目にかかった村上さん。
もうずっと前から存じ上げているかのように和やかな夕食を共にすることができました。
ここの町の二つの温泉、「町の湯」「白猿の湯」夜10になると閉まってしまうため、
「今日一度入ってらしてはいかがですか?」と9時過ぎにお開き、
外湯といっても、この松屋旅館さんの向かいが「町の湯」。
大きな温泉地の宿舎のように、広間の横を通って、ゲームコーナー、
お土産やさんの脇をぐるっと回遊させられる内風呂なんかよりは、よほど近いですが(笑)

「お風呂に行ってきます!」といって出かけようとすると、
宿のご主人に「15分以上は入らないほうがいいですよ。短時間でも効果はしっかりありますから」と教えてくれました。
楽しみですね。

で、温泉はどうなのよ!!

IMG_20140324_121334
IMG_20140324_092041

源泉は自噴式温泉で温度が40度ほど、
一切加水せず、一号湯にためられます。
それを循環させて2号湯にもためているそうです。
ということで、町の湯の浴室の一号湯のほうに入りました。
色は透き通っていて、香りもさほどきつくは無い、第一印象としては
さらりと、淡白な印象のpH9.47アルカリ性単純泉。
温度も熱すぎず、すぅっと浸かるとついついゆっくり入っていられるほど
単純泉ですが、いわゆる普通の成分分析による効能については、
神経痛、筋肉痛、関節痛、リウマチ、五十肩、運動麻痺、間接のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進

ですが最近になって注目されている効果がこの成分分析表に現れないパワーなのだそうです。
溶融水素濃度が高く、その持続力が高い特徴があるというのです。
そのことによる還元力の高さから、抗酸化作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用などが期待されています。そのほか免疫機能の強化。
そもそも活性酸素を除去することからアンチエイジングに効果があるとされているのです。

・・・ということも含めて「還元力還元力・・・」ということもよく頭に入れて温泉に入ってみました。
まさにプラシーボ効果、自らに対する暗示効果は温泉の効果を最大限に生かす上で大切だとされていますが、
「なんだ、どうせ単純泉でしょ」といって入るのはあまりにももったいないというものです。

非常にさらりと、した温泉で気持ちのいいお湯でした。

しかし、違いは出てからでありました。
入っている時はどうということもないのですが、今年は3月下旬4月などといっても
かなり冷えましたが、体がぽかぽかと暖かいのです。
そして、さくっとぐっすり眠れました。
今のところおかげさまで、湯治の必要は無いですが、
しっかりパンチ力のある温泉の、その恩恵に預かることができた、といわねばなりません!!
両親をできれば連れてきてやりたいなあ・・・
また再び来たいなあ・・・そういう温泉でした。

IMG_20140323_213257

【評価】超おススメ!!一度は行くべし!!

お湯         ★★★★
施設         ★★★☆
おススメ       ★★★★
クルマで行きたい度  ★★★★

今時なかなか味わえない雰囲気に満ちています。
この温泉街自体は奥まったところにありますが、地理的には海も近く
食べ物もおいしいですし、実は長門市からも30分くらいで
湯本温泉も近くそちらのほうが今時の温泉街でしょうが、
この雰囲気で、歴史的にみなが親しんできた湯治の湯に入って、
ゆっくりする。できればPCをあけない。モバイルの電源を切る。
それで滞在できたらどれほど贅沢なことでしょうか。
施設で三ツ星にしたのは、外湯の「町の湯」は、いわゆる銭湯に近い施設。
もう一つの「白猿の湯」だといくらか立ち寄り温泉ぽい施設であり、
施設の「至れり尽くせり感」で勝負する温泉ではないし、
だからこそ、ここにくる価値がある、ともいえる温泉であるという意味で
つけました。不満というか個性を反映した採点です。
こういうところに滞在し、とっぷり浸かってバタンきゅー(笑)
本当の贅沢かもしれませんよ!!

アクセスに関しては
山口宇部空港から120分
新山口駅から130分
新下関駅から80分
在来線の長門駅から35分という立地です(いずれも待ち時間を想定せず)
交通の便がとてもいいという場所ではありません。

クルマですと、小月いんたーからも、美祢インターからも33キロ、45分程度となっています。
そう考えると、クルマでこそ行きたい温泉。
クルマのほうが便利な温泉。ということにはなると思います。

詳しくは以下のサイトも参考になさってください。
「俵山温泉」WEBサイト

http://tawarayamaonsen.com/onsen.html

俵山温泉合名会社
759-4211
山口県長門市俵山5113
TEL 0837-29-0001
FAX 0837-29-0536

そして今回お世話になった松屋旅館さん。

IMG_20140323_211715_1

古い温泉地ゆえ、あまりバリアフリーに対応されていなかったりもするのですが
こちらはスロープや、エレベーターなどもあるので、お年寄りや脚の不自由なかたでも
利用できます。(そういう方こそ、俵山温泉に行って元気になりましょう!!)
また、食堂でお食事がいただけるスタイルで、古きよき風情をとどめる俵山温泉の中にあって
比較的気軽に利用しやすいと思います。広くおススメできる宿といえるでしょう。
ご主人と、女将さんも明るく楽しいかたでいろいろともてなしてくださいました。
是非皆様も、宿泊の際はお問い合わせください。
↓松屋旅館さんに関してはこちらもご覧下さい↓

http://www.hikyou.jp/detail.php?shid=30328

「東京のほうからクルマで来たなんて、どんな車で来たの?」と女将さん。
一方通行で、すぐ後ろから自動車が来るので、ぐるぐるこの狭い道を三周位してしまいましたが
「湘南ナンバー」を見て驚いていました。

050

関連記事

20140701-011456-4496810.jpg

そういえばフレンチフレンチ幕張に行ったんでした。

もう先週末になりますね。 イオン幕張店の屋上駐車場で、フランス車の気軽な集い フレンチフレンチ幕張が

記事を読む

12573220_1117706251629477_717587437274583961_n

立花サキ×OZのコンテンツ!

私の仲間が制作したコンテンツがアップされました。イタリアのスタイリッシュなアルミホイール「OZ」と立

記事を読む

20140603-110638-39998068.jpg

RALLY TOKYO YOKOHAMAスタート前から増上寺に移動!!「Citroen DS DAY Holiday Morning Meeting in増上寺」に行ってきました。

先週末の話題です。土曜日。 スタート地点で観戦して戻ってみたら かっこいいワゴン

記事を読む

IMG_5866

今年も運行される模様です!メルセデスベンツコネクション⇔TMS2015会場!

私が書斎代わりによく利用している(笑)六本木、というか乃木坂のメルセデスベンツコネクションと東京モー

記事を読む

173

5年越し?悲願のディズニーコラボが実現!!(スマートに40台限定で特別仕様車が誕生しました。)

ディズニーとコラボ。 きっとどこのメーカーもしたいと思うに違いありません。 しかし、そこはデ

記事を読む

IMG_20161015_034121

最近夜眠れなくっていけません・・・ということでひとっ走りしてきました。

最近夜眠れないことが多くて困ります。土曜日の朝はそんなわけでひとっ走り、朝風呂に入ってきました。

記事を読む

或る並木にて。いざ出発。

はじめまして。

このたび車選び.comさんでブログをさせていただくことになりました 中込健太郎と申します。

記事を読む

MINICONE_141004 125 (900x600)

MINI CONNECTION 2014に行ってきました。

BMWがMINIを製造するようになって既に3代目。 もはやすっかり、MINIといえばBMWMINI

記事を読む

071

君よいとしや・・・銀座で停めるなら「Itocia」?

プランタンアネックスの駐車場の使えないことときたら・・・ 愛車シトロエンBXなんかよく停めていたの

記事を読む

20140527-233733-85053849.jpg

カーボンファイバーモノコックのあのクルマ、いよいよデビュー。

今日は昼に出たら、国際フォーラムで アルファロメオの発表会が開催されておりました。 SNSに

記事を読む

このページのトップへ