*

いつ出すか?『今・・・』言わせねーよ!!www(早く出してほしい!86のカブリオレ/スバルクロススポーツ)【TMS2013 】

494

モーターショーというのはいつもそうですが、実際の市販車両の新車も紹介されますが、
なんと言っても、国内では販売されないモデル。
ただコンセプトカーが真近で見られるのは一番の魅力、ですが、
その中には完成度も高く、即刻発売して欲しいなあというモデルも少なくなかったり。
出自の同じ二台のクルマについて、思わずうっとりとしてしまいました。

今回トヨタブースに展示されていた「FT-86 Open concept」。
これもそんな一台でした。すでに何度か公開されていた写真では白(パール?)でしたが、
目にも鮮やかなフラッシュレッドの外板色を採用。場をとても華やいだ雰囲気にしていました。

ft86_103

●そもそもコンセプトがわかりやすいようで難しい86/BRZに対する福音か?
2000ccのコンパクトなスポーツカーで比較的身近なクーペ。
そういう雰囲気が強いのですが、実はこのクルマなかなか難しい、悩ましい立ち居地だと思うのです。
確かにコンパクトなスポーツカーでクーペ/スポーツカーの復権を!そんな旗印もありつつ登場したクルマ。
その実そんなに安くもないのです。ただ乗れば納得の作りこみ。
私も乗りましたが、軽やかさはさすが、スバルの水平対向エンジンを積んでいてどこまでも、
たちまち回る感じがかなり奏功し好印象を与えていると思います。
しかし、やはりトヨタが三顧の礼で拝み倒し、仕上げたクルマ。スイッチ類の配置、内装デザイン、
運転席からの視認性、雨露が一切入らないトランクリッドのデザインにいたるまで
実に「ソツが無い」のです。スバルがソツがある、といいたいわけではないけれど、
そのソツのなさは時に「まじめすぎる」という恒例のイメージ付けにつながる
「堅物さ」といってもいいのかもしれません。
なぜそうするか、若い人に加え、子育ての大人が乗っても見劣りしないように・・・
なのだと思います。
このあたりまで来るとだんだん苦しいターゲティングのジレンマのようなものが見え隠れするのです。
86では、散々「峠」などを登場させたプロモーション、クルマの走りを楽しむ・・・「峠を振り回す」
そんなクルマと向き合う上でのいわば過渡期の魅力をにおわせている。
それはかつてのAE86のオマージュとしての存在価値も考えると、
某漫画をあるいは媒介として、不可避な要素なのかもしれません。
しかし、この訴求、若者には一般的に浸透させうるものではないのです。
そうなった時に、「走りを楽しむ」・・・素性のいいクーペはロングドライブもできるのだ。
この国の美しい風景に会いに行こう!的な『マイルドながら上質なグランドツーリング』という点を
強調し売り込んだほうがいいのではないでしょうか。
このクルマのデビュー時からそんなことを個人的には考えていたのです。

実際、広島くらいまでは一気に走れる懐の深さもあるクルマだし、安いクルマを売りにする割には安くもない。
ただ内容を考えれば妥当、ならばそれが響く層に響くようなプロモーションしたらいいのに・・・
だいたい2000ccだから…という排気量を根拠にしたクラス分け、車格設定自体
もう時代遅れだとも思います。
こういったクルマも需要は限定的かもしれません。
価格も300万円台後半から400万円位するのではないか、ともうわさされています。
それでも言いと思うのです。そのくらいの国産車はざらですし、
そうすることで、ぐっと大人のクーペの仲間入りができそうな気がするからです。

ft86_101
ft86_106

デザイン要素などマセラティグランカブリオのようではありませんか。
あれはあれで優雅で「力を誇示する必要がある」層の人にも選択肢に入るほどにひきつけるものがあります。
そこまでではありませんが、でも400万円前後で4シーターのカブリオレ、
こんなクルマが愛車なら楽しいと思いませんか!!?
大きすぎないところが知的です。
後席がある「ゆとり」ともすると所帯じみている、生活臭がする・・・と揶揄する声も聞こえてきそうですが、その「ぱっと見実用に耐えうるがごとし」が、
オープンカーに乗るなんて思いもしなかった人たちが「うっかり選択してしまいかねない」
危うさをはらんでいるのです!

「ちょいワル」とは少し前にはやりましたし今も普通に認知されていることですが、
あれは全然悪くも何でもありません。しかし「そういう隙を見せること」が母性本能に訴求すること、ひいては「仕組まれた色気」ではなく、
「憎めないいとおしさ」を呈することがそのメカニズムなんじゃないでしょうか。

このクルマにあるオーラ、色気は、それに近い。そう思ったのです。

●トヨタさん、まじですね?さては。

ft86_104

そう思ったのはこのクローズドの姿を見て、です。
実はこれを見て見たかったのです!!
このエレガントな曲線。完成度の高い縫製。
『あなたは911カブリオレですか?』
私の「勝手にCOTY2013」は991型911カレラSカブリオレですが、あんな感じではないですか。

これで快晴の中のドライブ、もちろん楽しいでしょうが、
雨でパートナーが駅に迎えに来てくれた・・・
その姿を想像してもわくわくしてくるではありませんか。

●憧れることができるクルマ。

ちょうどスバルのブースにもやはりBRZをベースにしたシューティングブレークのコンセプトカー
『SUBARU CROSS SPORTS DESIGN CONCEPT』です。

scsdc_2
ML01306060

「素敵じゃない」・・・
でもこれ中を開けているところもあって。
丁寧にウッドが張られていて、これも一応4シーター。
CROSSというからにはスバルお得意の4WDシステム採用かしら?
車高を落とす、わよくやる方法ですが、このわずかに上げていて、キャビン自体の全高は低い・・・
なかなかその点もかっこいいなと思います。

381

素材も元をたどれば同じですが、
もっと自由に、既存のカテゴリーにもとらわれず、今までにないクルマ、
私はまだまだ若輩ですが、先輩方にはこういうクルマに乗って欲しいなあ
「これならクルマにもう一度憧れることができるかも」
そんなわくわくがこの2台の86/BRZをベースにしたクルマを見ているとこみ上げてきたのです!!

正直思いました。
もしかなうならこの2台をガレージで並べたい・・・と。

モーターショウは12月1日まで。是非この週末お出かけになってみてくださいね。

関連記事

photo2

デザートは「4シリーズグランクーペ」発表会にお邪魔してきました。

4シリーズにグランクーペが出たというニュースはすでに聞いておりましたが 6月21日から、日本でも販

記事を読む

196

一台の身近なクルマが文化になった日(マツダロードスターTHANKS DAY in JAPANに行ってきました。)

イベント自体も『人馬一体』がマツダ流 今日浦安のイクスピアリ・アンフィシアターで開催された

記事を読む

008-319x480

チャンス(かも)・・・9月中間決算しまる前に・・・クルマやさんの前をうろうろしてみてはwww

別にこの時季に限ったことじゃないのですが。 年がら年中ですが。 「これもいいなあ~」 「そっち

記事を読む

IMG_20161016_155210

シルビアヴァリエッタはカメラカー?

ラ・フェスタ・ミッレミリア、今年は初めて、追っかけしてしまいました。なかなか楽しかったですね。何もア

記事を読む

236

JAIA輸入車試乗会に行ってきました【その3】

このあたりからは、当初予定していたクルマに加えて、 枠ごとに空いているクルマにも試乗させていただき

記事を読む

150

マーク・ボデルケの白熱教室(さながらの)

A45AMG 4MATICペトロナスグリーンエディションの発表のあと、 展示されているメルセデスを

記事を読む

047

「水素がポイント!!」 まさにクルマで行きたい温泉(山口県長門市俵山温泉)

ご無沙汰しております。 3月に福岡までクルマで出かけたたび。 オーテックジャパンのオーナーズ

記事を読む

IMG_5692

京都まで『秋田さんのディノ』を見せていただきに行ってきました。

秋田さんも秋田さんのディノも以前からよく存じ上げていました。しかし見たことがなかったのです。こういう

記事を読む

IMG_9134

おはようございます!今日から第44回東京モーターショウ!!#TMS2015

おはようございます。二年に一度今日から東京モーターショウです。今回で44回目だそうですよ。どんな新し

記事を読む

DSCF5188

2000GTですね…?(オートサロンに行ってきました。)

日曜日で最終日を迎えた東京オートサロン。 今年は入場者数も30万人超えたようですね。 初日、クラ

記事を読む

このページのトップへ