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忘れてません?シボレーソニックは実に佳いクルマ!!

輸入当初からの大幅なリファインに思わず二度見。

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現在日本におけるシボレーのラインナップは
ゼネラルモーターズジャパンの手によって輸入されています。
その中でもっともコンパクトなクルマがソニックです。
実は輸入当初少し載せていただいた記憶があるのですが全体に安手で、
悪く言うとちゃちな印象だったのを思い出しました。
しかし、先々週浅間ヒルクライムの会場で会った知人が私の顔を見るなり
「ソニック乗りました?絶対乗ったほうがいい!!」というので、
一回りさせてもらうことに、2014モデルのソニック、
きわめてしっくり来るいいクルマに思わず二度見してしまいました。
自分の記憶は何か夢でも見ていたのではないか。
そんな風に思うほど印象を覆すものでした。
そんなこともあって、先週末、無理をお願いして、
ゼネラルモーターズジャパン株式会社から広報車を拝借し、
うろうろと近郊を移動するアシで使用させていただいたので。
そのときの感想をここにご紹介したいと思います。

ハンドリングの質感はクラスの基準を超えている!!

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まず乗り込んで走り出した瞬間のことです。そのステアリングのしっかりとした感触。
重過ぎないが、軽すぎもしないそのステアリングは、的確な進路をとることができます。
また特筆すべきは、「ハンドルは切り足さなくていいステアリングのマナーのよさです。
このクルマに乗る人はだれでも安心して
意図した方向にクルマを操ることができるに違いありません。
無駄ハンドルが無ければ同乗者も車酔いすることも少ないでしょう。正直
飛び出すようなライトでキッチュな外観、もっと玩具っぽさを予想していたのですが
極めてジェントルで、頼もしく、長距離の移動も快適にこなせるクルマだと感じました。
このクルマは製造は韓国GM、昔の大宇の生産拠点で製造された車だそうですが
エンジンはECOTEC1600ccエンジンだし、かつてのオペルアストラの面影がちらちらと
見え隠れするようなクルマでといえるかもしれません。
あれも当時、ゴルフ一辺倒だった日本の輸入車マーケットでは見直され、
ヤナセネットワークで扱ったこともありかなり日本では売れたクルマですね。
実に基本に忠実な、頼もしいクルマと高評価でした。
あの頃のアストラの新車を乗っていないのでなんともいえませんが、
そんな「一昔前のドイツ車」のような頼もしさがありました。
遊びはさほど無いですが(好みはあるかもしれませんが、外観で遊んでいますね)
力強い加速と頼もしいブレーキ、それこそ私のかつての愛車メルセデスのW124、
ミディアムクラスにも通じる合成感、決してオーバーじゃないのです。
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媒体栄えしない点は否めない。
しかしそれでも思う。『新しいことは正義か?』

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このクルマ、あんまり雑誌やウェブでもインプレッションなど拝見しませんね。
乗ってみてわかったのですが、確かに先進の技術を精力的に採用・・・
という風が感じられないのです。
衝突回避ブレーキも無いですし、アイドリングストップも無いです。
ATはコンベンショナルなトルクコンバーター式の6速AT。
ダウンサイジングの小排気量高効率エンジンということでもなく
ボディサイズの割りにリッチな1600ccエンジン。
確かに記事にした場合「今回はなんと!!」見たいなのがあったほうがいいのでしょう。
別に自動車媒体の肩を持つ気も無いですが、限られた紙幅、限られたカラム×段数で
紹介する内容はたくさんある、となると、目新しい内容がもしかすると優先される、
それはやむをえないのだと思います。

しかし、「ユーザーの選択」として、
そういう新しいものが正義かで古いことは罪か。

これはまったく別の話だと思うのです。
商品ラインナップとして新しいものが求められる。それは当然でしょう。
しかし、旧来のよさ、また機械的信頼性の高さなどもあるのではないか。
このクルマにはそんな
「媒体に取り上げられないからといって見過ごしてはならないよさ」がしっかりあると感じました。

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トルクコンバーターは街中の低速域でも実にショックが少ない点はやはりいいと思いました。
頻繁にストップ&ゴーの局面において、ゆっくりすすんでも最近多く見受けられる2ペダルギヤより
はるかに滑らかですし、CVTよりも芯のある加速が可能です。
ややシフトスケジュールが1速から3速にかけて遅くもう少し早く
シフトアップしてもいいかなと思うこともありましたが
マニュアルモードもありますし、そこから先の上のギヤーに入ってしまうと、
一変してかなり燃費への貢献度も大きい低回転巡航が可能です。
ちょっと2000cc以上のクルマに乗っているのではないか・・・
そんな気さえするので高速巡航はお手の物でした。
でもほとんど、7割方渋滞を含む市街地利用で、一リットル当たり11キロ程度走行できていました、
ものすごい悪天候で社内に閉じ込められて
アイドリング状態での待機を強いられる場面もあったことを考えると悪くは無いでしょう。
燃料に関して言えば指定ガソリン「91オクタン以上」つまりレギュラーガソリン仕様です。
輸入車では珍しいことといえるでしょう。ガソリン代の高い昨今これは実にありがたい面です。
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人に自信を持って薦められるクルマ
端的に言うとそういうクルマだと思います。正直、最近はクルマ自体が総じて高いので
国産のコンパクトカーでもかなり高価格のものが少なくありません。内容がいいものもありますが、
中には30分も乗っているとくたびれてしまうようなクルマもちらほら散見されます。
その点、シートもよく、長く乗っていてもさほど疲れません。そして広く薦められる理由としては
国内導入モデルはすべて右ハンドルのソニックですが、
ウィンカーレバー右、ワイパーレバー左のレイアウトになっている点です。
国産車とまったく同じ操作方法で使用できるのです。
いろいろな内容をかんがみても、
このクルマ、安心して人に薦められるクルマなのです。いいようなことを言って
案外そういうクルマ悩んでしまったり。悪いクルマではないんですが、癖があったりすると人には薦めにくい。
フラットに、実に堅実な選択肢として、こういう参入障壁の低いところも含め、大いにおススメしたいクルマです。
自分も、個人でかなり長距離を移動する営業職なんかしていたら、
このクルマ営業車としてもとてもいい選択だと思うほどでした。
常にクルマと一緒、長く乗っても嫌気が差さないクルマ、
これは立派な美点であり、アピールポイントだと思います。

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インターネットラジオ「TuneIn」を車内でも
シボレーソニックには独自のMylinkが全車に標準で装着されており、
自分のスマホをつなげるとそのアプリケーションを使用することができます。
法規制などもあって、日本で使用できるのはインターネットラジオTuneInくらいですが、
これもこのクラスの割りに奢ってる、と思ってしまうのですが
「6スピーカー」で良質な音を楽しむことができるのです。
一見若者向けの装備のようですが、これも快適なドライブを楽しむにはとてもいい装備。
私もアメリカのオペラ専門インターネットラジオなどを満喫してしまいました。

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ダッシュボードの中にあるスマホ接続用のジャックからの
ワイヤーの逃げの穴までつけられている気の効かせよう。

私が運転席に座った状態で後ろにもゆとりがあるスペースユーティリティ
目線の高さもこのクルマのいいところ。

フロントに身長179センチの私が乗ったポジションで
後席に座っても、膝元にもまだ少しゆとりが。
頭上もこぶしが縦に入るほど。人がしっかり後席にも乗せられるパッケージは
つかい勝手のよさを大きく左右するポイントです。

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上記の気になった転移外にネガは無いか・・・?
もっと出没して、ソニックの、シボレーの認知拡大を!!

強いて言えばロードノイズがやや大きいか。しかし、試乗車には
オプションの17インチホイールが付いていたし、
絶対的に聞こえなくて困るというものではありませんでした。
ベースで203万円、ナビが付いて205万円~だそうです。
その価格でこのクルマが販売されるていること自体が特筆に価します。
(試乗車はスポーツラインで235万円のクルマでしたが)
国産車でも200万円前後は最近普通にするでしょう。
その中で画一的な車選びを強いられなければならないということに
窮屈さを感じているかもしれません。
今の国産車、燃費はいいでしょう。
でも燃費だけです。繰り返しますが、このクルマの5速6速あたり、
かなり低回転ですので、地方都市メインで60キロくらいで流せる環境であれば
相当な燃費をたたき出すことが予想されます。

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今回日曜日にこのクルマで、私もお手伝いしている
クラシックカー美女(http://www.classiccar-bijo.com/)の
撮影現場にお邪魔しました。女性の反応も大変好感をもって受け入れられていましたよ。
しかし気になったのは、まだ「シボレー」のエンブレム自体の認知が不足しているようでした。
そんなに難しい造詣のパーツではないですが、ぎょろっと丸目のヘッドライトが特に好評。
このクルマのよさをもっと多くの人に知って欲しい・・・そう思いました。

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このクルマに乗って感じたのは
「輸入車か日本車か」「新しいのかどうか」ではなく
『240万円以下で用意できるクルマがもてる最大限の良心』を
感じられるということです。このクルマよりもいいクルマもあると思います。
でも間違いなくこの価格のクルマとしては最良の選択肢の一つだと思います。
またどこと無くおおらかさもあり、「小難しいことは抜きにしよう!」という
簡単便利なキャラクターもしっかりわかるクルマです。
少なくとも乗ってみれば、、このクルマのよさを感じるのにそんなに
難しいことはないと思います。
ベストを尽くすことの正当性はあるでしょう。
しかし「妥当であり最良であるということがリーズナブルだ」という
メッセージをこのクルマは案外明確に持っているので乗ってよかったと思います。

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少しでも多くの人に触れてもらうにはどうしたらいいか。
全国のイオンモールに毎週末展示して、車内に座ってもらって・・・
なんでもないそんなプロモーションでもこのクルマの認知は広まるのではないでしょうか。
少なくとも、台数が少ないから。。。そんな天邪鬼の思う壺に
いつまでも甘んじているクルマではない、そう感じた週末でした。
GM関係者の皆様ごめんなさい。正直に申し上げます。
『図らずもいいクルマ』
そんな感想が芽生えた、シボレーソニックでした。

メーカー希望小売価格(消費税8%含む)
シボレーソニックLT         203万円
シボレーソニックスポーツライン   235万円
シボレーソニック公式WEBサイト⇒http://www.chevrolet.co.jp/sonic/
愛車無料査定サービス

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