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秋はクルマのイベント目白押し~ちょっとした「お手伝い」

いよいよ秋めいてきましたね。
今年は早々残暑も切りあがり、九月中旬から
早速秋の気配がしっかりとします。
秋が大好きな私としてはうれしい限りですね。

秋になるとクルマのイベントは目白押し。
レースもそうですが、ミーティング
そして展示会のようなものも増えてくるように思います。
(これは、あまり暑すぎても寒すぎても人手が見込めないという
主催者の目論みも少なからずあるとは思いますが・・・)
実は人にも優しければ、クルマにも優しいもの。
お天気の日が多いのもうれしいですね。
秋は雨もそこそこ降りますが、やむとカラッとさわやかな気候。

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この週末の六本木ミッドタウンで開催された
「2014英国車フェア」もそんな秋の
いいタイミングをとらえて開催された、
と言ってよいのではないでしょうか。

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ロールス・ロイス
ベントレー
アストンマーティン
ランドローヴァ―
ジャガー
ロータス
マクラーレン
といった、最新の英国のプレミアムブランドのニューモデルが
一堂に会したほか、懐かしいクラシックカーや
ロータスのF1もイベントに華を添えました。

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初日は雨も混じる場面もありましたが二日目は
秋晴れが呼び込んだギャラリーや、
港区という場所柄、
「ちょうど次の愛車の購入を検討していた」
というユーザーも少なからず散見され、普段着で、家族団らんといった風情で
展示車を見る光景は、他のイベントではそうそう目の当たりにできるものでもなく、
その優雅で牧歌的に選択肢の対象となる、COZYな雰囲気の英国車たち自身が、
他のギャラリーをも一層英国車の魅力に引き込んでいくプロセスにおいて、
羨望の的となり、少なからず営業的貢献も果たしたことでしょう。

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嗚呼ブリタニア・・・
英国車に乗るということも
遠くヨーロッパの北、グレートブリテン島を中心に
遠く草原の広がるカントリーロード
貴族階級が中心に守り
市民階級もそれを認めてきた「クラス」が歴史の中で
育まれてきたクルマを乗るということに他ならないのでしょう。

単に木目のフェイシアパネル、、革をふんだんに使用した内装。
そういうアイコンは、価値の装表なのだと改めて感じることができました。

1890万円という値札のついたベントレーコンチネンタルフライングスパーは
かつてSZ系の途中から設定された、ベントレーブルックランズ以来のバーゲンプライス
ではないでしょうか。
クルマのバリューの中に、ベントレーの場合、その歴史と、その歴史の中で決定づけられた
力強く丈夫さを兼ね備えたスポーツマインドを1890万円の車両価格で手に入るというのは
「支払い能力さえあれば」大バーゲンに違いありません。
個人的にはゴルフ7がハイラインで300万円を切ってスタートしたのに匹敵するか
それ以上の価値があるのだと思うのです。5年間なり10年間なり、一度、
自身のファーストカーがベントレーであるという「時間」を
購入していただきたいと思わせる一台。
1890万円で購入できるクルマであっても、
なおバリューフォアマネーだと感じつつ、
しかしのどかな豊かさを髣髴とさせるものを持っている。
そういう一台だと思います。

個人的に乗ってみたいと思ったのは。
ロールスロイスレイス。
実に優雅な「大きすぎない方の」クーペです。
観音開きに空くドアは場所取ります。
白いレザーはそのままにしたら汚れも目立つでしょう。
でもオプションで天井には星屑が瞬き、
展示車のフライングレディーはフランスのアールヌーヴォーの
工芸品のよう。
ロールス・ロイスだからこそクーペをチョイスしたい。
そう感じさせる一台でした。

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あとは、
アストンマーティンヴァンキッシュヴォランテ。
おそらく、同じ金額でもっと「第一印象の事々しいクルマ」
はいくらでもあるでしょう。
しかし、これほどまでに整然と、
英国車を代表するブランドでありながら、
安易な「英国風」にとらわれず、堂々と静々と
しかし、たちまち「その時になったら」このクルマを運転する
ドライバーには間違いなく勝利をもたらしてくれるであろう
旧家に代々使えるきわめてノーブルな執事を見ているかのような
気持ちになりました。
旧来の英国風にとらわれず、しかし、その根底ではだれにも負けない
プレスティッジはしっかりと表現されている。
木目もなし、全体が黒の内装はじつに凝ったつくりで固められています。
英国以外が指をくわえて「憧れるいわゆる英国風」ではなく
むしろこのクルマが新しいブリティッシュスタイルを想像しているかのように
強く印象付けるもの感じました。
自分もオープンカーに乗っているからかもしれませんが、
その「オープンカーの歓びを感じさせてくれるクルマの理想」
がそこにあるような気がしたものです。

堂々とした英国車を見ていると、
私の脳内にも、盛大に「ブリタニア」が響き渡るのでありました。

すべてにおいてグッとくるのは「DB5ヴァンテージ」
クラシックカーの代表的な車種と言えるでしょう。
本やWeb、写真で見ると「クラシックで素敵」ですが、
ホンモノはそのボディラインの丁寧なつくり、今時のクルマと比べたら
そんなに大きくないボディのはなつオーラは別格。
そして安定したアイドリングで始動するエンジンは
心地よい、「あらまほし」メカニカルサウンド。
ついつい目で追ってしまいます。
取引相場は、
今やヴァンキッシュヴォランテの10倍以上もするそうです。
うーん。仕方ないかも・・・

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撤収を手伝い、一台ずつ去っていく寂寥感もイベントならでは。
時々お手伝いさせていただくのですが、
今回も撤収のお手伝いをさせていただきました。
芝生の上ですし、他のお客さまも多数いらっしゃるミッドタウン
エンジンをバンバンかけて乱暴に出るわけにはいかないのです。
芝も痛めます。
そして車ごとによって押してあげないと動かないクルマも
特にクラシックカーの中には珍しいことではありません。
ただ、力いっぱいどこでも押していいというわけでもなく、
クルマを痛めないで的確に迅速に移動させる必要があるのです。
私は個人的にクラシックカーも好きですし、
もともと買取査定などもしたことがあるので、
そう言った経験は生きていると思います。
縁あって、しばしばお手伝いさせていただいているのです。

秋の夕暮れ・・・
だいぶ早くなった日没で、18時過ぎにはすっかり真っ暗に。
ミッドタウンの会場を一台、また一台と去っていく
参加車たち。

昨日は湿度が高く、
エンジンがうまく掛からなかったロールスロイスも
からっとした秋の気候が良かったのでしょうね。
キャブレターのコンディションも整い
サワサワと始動しました。
手押しでもエンジンがかかると掛からないのは大違い
なのです。

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それで最後の一台を
送り出すと、なんとも寂しい気持ちになるもの。
でもこの寂しさが「また会いましょう」「また来たいなあ」
と思わせるのですね。
クルマとはどうしてこう、情緒に訴えかけるのでしょうか。
機械なのに。

今年の最初に秋色の思い出をくれた英国車との出会い。
愉しい一日でした。

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