更新日:2016/04/11

■王者MOTUL AUTECH GT-Rが貫禄の逆転劇で開幕戦を制す
■LEON CVSTOS AMG-GTが歓喜のチーム初優勝を飾る!

4月10日午後、2016 AUTOBACS SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが岡山国際サーキット(岡山県)で行なわれた。
GT500クラスは予選3位からスタートしたNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が、チャンピオンの実力を示すような見事な逆転勝利を挙げた。
GT300クラスではNo.65 LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥)がチームにとって初となるクラス優勝を獲得した。

薄く雲はかかっているものの、柔らかな日射しのもと迎えたSUPER GT第1戦岡山の決勝レース。14時40分、GT500クラス、GT300クラス合計42台というマシンが、ゆっくりとスターティンググリッドから離れていった。
ポールポジションスタートのNo.37 KeePer TOM'S RC F(ジェームス・ロシター)を先頭に、82周のレースがスタートした。
No.37 KeePer TOM'S RC Fは1コーナーをトップでクリアし、No.6 WAKO'S 4CR RC F(アンドレア・カルダレッリ)、No.1 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)と続いていく。
先頭のロシターは、昨年勝利の再現を狙うべくオープニングラップからハイペースで後続とのギャップを築きにかかる。2周目には1.6秒、3周目には2.2秒と、マージンを作っていった。
一方、先頭争いの後方では、No.19 WedsSport ADVAN RC F(関口雄飛)がNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信)、No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(平手晃平)、
No.38 ZENT CERUMO RC Fといった集団の5番手争いのなかで、果敢なオーバーテイクを仕掛けて序盤戦を盛り上げた。スタート時には8番手だったが、11周目には6番手まで浮上している。

序盤、トップ3の争いはしばらく膠着状態となるが、21周目を過ぎるころになると2番手を走るNo.6 WAKO'S 4CR RC Fと3番手のNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rの間隔が縮まりはじめる。22周目にはその差は0.4秒となり、
テール・トゥ・ノーズ状態に。イタリア人ドライバー同士のバトルは28周目のヘアピンで、クインタレッリがカルダレッリをパス。これでNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rが2番手に浮上した。
勢いに乗るNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rは34周目になると、先頭を走っていたNo.37 KeePer TOM'S RC Fとのギャップを縮めていく。トップ争いが展開されるかと思いきや、
35周を終え首位を走っていたNo.37 KeePer TOM'S RC Fはそのままピットイン。ロシターから平川亮にドライバー交代を行った。

これでレース後半に向けて順位はNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(松田)が首位、2番手にKeePer TOM'S RC F(平川)、3番手に37周を終えピット作業を行ったNo.6 WAKO'S 4CR RC F(大嶋和也)、
4番手には37周目にピットインし、本山哲からステアリングを受け継いだ千代勝正のNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが続いていった。

上位陣のなかでは、前日の予選Q1で素晴らしいタイムをマークした千代のNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが、レース後半に向けて果敢にオーバーテイクを仕掛けていく。
45周目には3番手のNo.6 WAKO'S 4CR RC Fにとのギャップを縮めると、50周目のヘアピン〜リボルバーコーナー〜パイパーコーナーとサイド・バイ・サイドのバトルを展開。
ここは大嶋のNo.6 WAKO'S 4CR RC Fが粘りをみせるが、52周目の同じ場所で今度は千代のNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが大嶋をパス! 3番手に浮上する。
勢いに乗るNo.46 KeePer TOM'S RC Fは、今後は2番手を走っていたNo.37 KeePer TOM'S RC Fとの間隔を縮めていく。お互いにタイヤの状態が厳しくなっていくなかで、
平川と千代という若手ふたりは、決勝レース残り10周近くをテール・トゥ・ノーズで戦い続けた。
2台のバトルの前方で、首位のNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)はリードを保ち続け、最後は2番手に15.334秒の差をつけチェッカー!
2015年チャンピオンコンビが開幕優勝を飾った。

GT300クラスではNo.65 LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥)がチームにとって初となるクラス優勝を獲得した。
この岡山ではメルセデスAMG GT3、BMW M6 GT3などFIA GT3の新型車が強さを決勝での強さを発揮した。しかし、このままJAF-GT300の各チームが黙っているとは思えない。
第2戦の富士以降での反撃に期待したい。

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