更新日:2010/07/26

その差0・025秒の大接戦!KEIHIN HSV-010が劇的な逆転優勝!!

AUTOBACS SUPER GT第5戦SUGO の決勝レースが7月25日、宮城県・スポーツランドSUGOで行われ、KEIHIN HSV-010の金石年弘/塚越広大組が優勝した。2位のウイダーHSV-010との差は、わずか1000分の25秒というGT史上に残る僅差の勝利だった。

決勝レースは、ポールポジションのMOTUL AUTECH GT-R(ブノワ・トレルイエ)が好スタート。そのまま後続を引き離し、一時は2番手に15秒以上の差を築き、後半を担当する本山哲も10秒から6秒の差を守って走行。このまま優勝かと思われたが、残り8周の最終コーナーで、マシントラブルのためストップ。
これで優勝争いは、ウイダーHSV-010の小暮卓史とKEIHIN HSV-010の塚越広大という、ホンダHSV-010 GTどうしの戦いになった。ホンダのエース、小暮と期待の新鋭、塚越はサイド・バイ・サイドの激闘を展開するが、最終ラップの最終コーナー、外側から並びかけた塚越のKEIHIN HSV-010が、ゴールライン直前で小暮の前に出て、そのままフィニッシュ。2台の差はわずか0・025秒前という、SUPER GT史上に残る僅差の逆転劇となった。

GT300クラスは、アップル・K-ONE・紫電の加藤寛規/濱口弘組が、ポールポジションからトップを譲ることなく優勝。紫電と加藤はGT300通算4勝目。今季デビューの濱口は初優勝となった。

(観客:2万7000人)
■優勝選手コメント

No.17 KEIHIN HSV-010 [GT500]

金石年弘「スタートからクルマの調子は良くて、タイヤの選択もバッチリだったので、着実に順位を上げよう、と。ただ、前を行くクルマが遅かったので、早めに所定のピットインを行いました。予選は広大君がうまくまとめられずに10位で終わりましたが、クルマの調子自体はよかったので、決勝では行けると思っていました。残り10周くらいからはピットでは見ていられなくて、トレーラーの中で勝利を願いながらモニターを見てました。ゴールシーンは鳥肌が立ちました。運が良かったですね(笑)。」

塚越広大「まだ勝った実感がないです。前半、年弘さんが順位を上げ、ペースも良かったので、マシンのフィーリングも良いのだろうと思いました。代わってからは慌てず最後まで攻めようと思いました。また、GT300を使って抜くこともできました。GT-Rが止まり、小暮さん(18号車)がトップとわかってからは、何度か抜こうとチャレンジしたんですがうまくいかず、最後は(18号車の目前に)GT300のクルマがいなかったら抜けなかった。運が良かったと思います。」
No.2 アップル・K-ONE・紫電 [GT300]

加藤寛規「結構大変なレースでした。その中でもチーム、スタッフ、ヨコハマタイヤさん、みんな今週は完璧でした。スタートでは不安もあったんですが、後続が離れる展開で、楽になりました。このところ不運に見舞われるレースが多かったので、そんなことがあってもいいように、マージンを少しでも多く作るようプッシュしました。しんどかったのに(独走で)つまんないレースという人もいて、ショックでしたよ(笑)。」

濱口弘「ここまでのレースで不運が続いて、経験が少ないのに4戦中2戦もレースで乗れないという状況でした。加藤さんがマージンを作ってバトンを渡してくれたのですが、GT500の抜かれ方など不安はたくさんあって、最後の最終コーナーを抜けるまでは、まったく気が抜けないレースでした。ここまで悔しいレースが続いたので、ゴールしたときは、本当に久しぶりにこみ上げてくるものがありましたね」

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