更新日:2013/11/25

11月23日、JAFグランプリ SUPER GT & SUPER FORMULA “富士スプリントカップ 2013”の第1レースの決勝が富士スピードウェイ(静岡県)で行なわれた。
GT500クラスはNo.17 KEIHIN HSV-010の塚越広大が、GT300クラスはNo.3 S Road NDDP GT-Rの佐々木大樹が優勝した。

晩秋の富士スピードウェイは日が傾くのも早く、午後3時35分にスタートしたGT500第1レースのフォーメイションは、ストレートの多くの部分が日陰となる中でのスタート。
1周の後、ポールポジションのNo.18 ウイダー モデューロ HSV-010(山本尚貴)を先頭にした隊列がグリッドに着くと、午後3時38分にレッドシグナルがブラックアウトし、
22周の決勝レースが始まった。
SUPER GTではこの富士スプリントカップ以外でやることのないスタンディングスタートとあってか、
フロントロウのNo.18 ウイダー モデューロ HSV-010とNo.100 RAYBRIG HSV-010(小暮卓史)の動き出しは今ひとつ。
代わって、3番グリッドから鋭い加速を見せたNo.38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路)がフロントロウ2台の間を割って、1コーナーでトップに浮上する。
No.38 ZENT CERUMO SC430の背後には、No.100 RAYBRIG HSV-010、No.36 PETRONAS TOM'S SC430(ジェームス・ロシター)と続き、
No.18 ウイダー モデューロ HSV-010は4番手まで後退。さらにその後ろでは、No.12 カルソニック IMPUL GT-R(松田次生)が
No.23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)をヘアピンでかわして5番手に浮上する。No.23 MOTUL AUTECH GT-Rは序盤ペースが上がらず、
2周目にはNo.17 KEIHIN HSV-010(塚越広大)の後塵をも拝することに。トップのNo.38 ZENT CERUMO SC430は、2周目には2番手No.100 RAYBRIG HSV-010とのギャップを
1秒7とするが、その背後では3周目の1コーナーでNo.36 PETRONAS TOM'S SC430をパスしたNo.18 ウイダー モデューロ HSV-010が3番手にポジションを押し戻すと、
No.100 RAYBRIG HSV-010に迫っていく。No.100 RAYBRIG HSV-010とNo.18 ウイダー モデューロ HSV-010、2台のHSV-010による2番手争いは拮抗したが、
8周目の最終コーナーでNo.36 PETRONAS TOM'S SC430を捕らえ、4番手に浮上してきたNo.17 KEIHIN HSV-010が瞬く間に2番手争いに絡み、
トップを行くNo.38 ZENT CERUMO SC430の約2秒後方では、HSV-010が三つ巴の2番手争いを展開する。

この攻防の中、12周目には2コーナーでNo.17 KEIHIN HSV-010がNo.18 ウイダー モデューロ HSV-010をパスして3番手に浮上するが、
なんとトップを快走していたNo.38 ZENT CERUMO SC430のペースが落ち始め、14周目にはNo.38 ZENT CERUMO SC430、No.100 RAYBRIG HSV-010、
No.17 KEIHIN HSV-010の3台はそれぞれテール・トゥ・ノーズの状態に。
なんとかHSV-010勢を振り切りたい立川だったが、15周目にプリウスコーナーでNo.100 RAYBRIG HSV-010のインを突いて2番手に浮上してきた塚越の勢いは他を圧倒しており、
16周目の最終コーナー立ち上がりではNo.38 ZENT CERUMO SC430に並びかける。
ストレートの加速でなんとかNo.17 KEIHIN HSV-010の攻勢を凌いだNo.38 ZENT CERUMO SC430だったが、17周目の第13コーナーでのNo.17 KEIHIN HSV-010のアタックには
抵抗する術は無く、ついに塚越がトップに浮上。このまま予選5番手からの逆転劇でNo.17 KEIHIN HSV-010がトップでチェッカー。
今シーズンは勝ち星に恵まれなかったNo.17 KEIHIN HSV-010だが、このJAF GPで雪辱を果たす結果となった。ゴール後に金石勝智監督らに迎えられた塚越の目からは涙も溢れた。
辛くも2位に踏みとどまったNo.38 ZENT CERUMO SC430がこれに続き、3位にはNo.100 RAYBRIG HSV-010。
ポールシッターのNo.18 ウイダー モデューロ HSV-010は惜しくも表彰台を逃した。だが、JAFグランプリの大杯は、第2レースとの総合結果で争われる。
上位入賞を果たしたチームは、まだ逆転のチャンスがある。24日の第2レースも注目だ。

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