マーチカブリオレ(日産 マーチ)の車両情報
- 価格相場情報
- 中古車相場:83.9万円 ※1(83.9〜83.9万円 ※1 諸費用平均:- ※3)
- 買取相場:31.1万円 ※2
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- ※1 現在「車選びドットコム」に掲載されている全車両の小売価格・支払総額です。
- ※2 全国の買取データを毎週直近6ヶ月ごとに集計・解析し、算出した価格です。
- ※3 名義変更・車庫証明代行・納車費用等を合算した平均値です。
- ボディタイプ別ランキング
- 中古車売上ランキング: -
- 中古車注目度ランキング: 16位




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日産・マーチとは

日産マーチは日本の代表的なBセグメントのコンパクトカーのひとつ。
三代目モデル以降は日産とルノーで使われる共用プラットフォームを用いており、
名前の由来は「行進曲」または「3月」。きびきびとした走り、親しみやすさを特徴とするこの車に合った名前だ。
この名前は一般公募で選ばれたが、レーシングカーコンストラクターの「マーチ」と名前が被ることに当初批判があったとされる。
1982年、初代モデルのK10型がデビュー。VWゴルフ等を手がけた巨匠、ジョルジェット・ジウジアーロによるデザインで、当時の日本車としてはクリーンで都会的なスタイルであった。
エンジンは1000ccが基本で、簡素な装備ながら軽量ボディの恩恵を受けた十分な動力性能と求めやすい価格で10年もの間販売された。
スポーツモデルも設定され、ターボモデルに加え、スーパーチャージャーとターボチャージャー両方を備えた「マーチスーパーターボ」とその競技ベース車「マーチR」も作られた。
このスーパーターボはゲーム「グランツーリスモ」シリーズにも登場するため若年層にも認知度が高い。 「マッチのマーチ」という広告コピーはこの世代のマーチのものである。
スーパーターボおよびRは、標準モデルの987ccから930ccへと排気量がダウンされているが、これは競技のレギュレーションを意識したもので、ターボ係数を掛けても1600cc以内に収めるための措置だ。
初代マーチには派生車種が多く存在し、Be-1、PAO、フィガロといった日産が「パイクカー」と呼ぶデザイン性を重視したモデルのほか、アマチュアレースイベントのためのザウルスJr.というレーシングカーもあった。
特に一連のパイクカーは人気を博し、Be-1は販売直後でも新車以上の値をつける等の異常事態となった。人気自体は衰えておらず、現在でも年式からすれば高い値段で取引されている。
なお日産・エスカルゴはADバン/サニーがベースであり、マーチベースのパイクカーではない。
2代目のK11型は1992年にデビューした。
先代の派生車種であったBe-1のイメージを少し取り込んだような曲線基調の丸っこいスタイルでたちまち人気となる。
「このかたちのクルマで一番いい車になろうと思いました」と広告で謳っている通り中身も非常に真面目な作りで、欧米でも評価が高かった。
二代目マーチはデビューしたその年にグッドデザイン賞、日本カー・オブ・ザ・イヤー、RJCカー・オブ・ザ・イヤー、欧州・カー・オブ・ザ・イヤーと賞を総嘗めにした。
特に欧州・カー・オブ・ザ・イヤーは日本車初の快挙であり、二代目マーチは小さくて安いが間違いなく名車である。
二代目マーチに派生モデルとしては、ワゴンとカブリオレがある。ワゴンは「マーチBOX」という名前で、中古車市場では希少だ。
カブリオレは現在でも仕様や色をしぼらなければ中古車として見つけるのは難しくはない。
3代目のK12型は2002年のデビュー。
複雑な面構成の曲線のみで構成されたような凝ったスタイルとなっており、先代とイメージをがらりと変えた。
この3代目もグッドデザイン賞を受賞。市場でもこのデザインを受け入れられて人気となった。
この時代、ライバルのコンパクトカーは軒並みボディを拡大して行き、一方コンパクトなボディを守ったマーチはその取り回しのよさや、可愛らしさから登場から年数が経っても人気を保ち続けた。
4代目のK13型は2010年にデビュー。日本仕様もタイの工場で生産され、追浜工場でPDI(完成車納車前検査)が行われる。
全幅1,665mm、全長3,780mmとコンパクトな外寸は守られ、扱いやすさと親しみやすさを守った。
当初マーチとして初めてMTは設定されていなかったが、スポーツモデルである「NISMO S」に5MTが設定された。
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