書類の種類

中古車を購入したり売却する際には、どうしても様々な書類が必要となります。また、その書類の種類も多く、自分で準備するのは大変かと思いがちです。
しかし、実際にやってみると案外手間は少なく、簡単に用意出来る物ばかりです。必要な書類の種類と入手先をしっかり把握して、効率良く準備して下さい。

車庫証明書

中古車の保管場所を証明する書類です。
必要な申請書は、保管場所の管轄の警察署や中古車の販売店にあります。
記入方法も比較的簡単で、申請書を警察署に提出後、担当の警察の確認があり、証明書が交付されます。

自動車納税証明書

毎年5月に中古車の所有者に対して自動車税納付書が、送られてきます。
その自動車税を支払った際にもらう領収書が納税証明書となります。
一般的に車検証といっしょに保管しておきますが、紛失した場合でも各都道府県の税事務所で再発行してもらえます。

自賠責保険証明書

名義変更や車検の際に必要となる証明書です。
しかし車検時には、必ず加入しており、証明書も車検証といっしょに保管されているものなので、あらためて用意する必要はありません。

自動車検査証

一般に車検証と呼ばれるもので、車の戸籍謄本の役割をはたします。
2004年より、走行距離も記入されていますので、
走行メーターの改ざん防止の役割もありますので、納車時には、必ず内容を確認して下さい。
また、任意保険の見積りを取る際にも必要となりますので、一部コピーを取っておく事をお勧めします。

印鑑証明書

中古車の購入と売却の際に必要となる書類です。
各市区町村の役所で印鑑登録をし、証明書を発行する形となります。

譲渡証明書

中古車の売却時に必要となる書類です。売り手と買い手が、中古車の引渡しに合意した事を証明するものです。
実印が必要となりますので、取り扱いには注意して下さい。
また、下取りや買取りの場合は、お店の用紙を使うので記入自体は簡単に出来ます。

委任状

中古車の登録に関する手続きを、販売店に委任する際に必要となる書類です。
用紙は販売店に用意されており、記入は簡単ですが、実印が必要となりますので、内容の確認は行って下さい。
自分で運輸局へ行き、登録・抹消手続きする時は不要となります。

住民票

車検証に記載された住所と現住所が違う場合に必要となります。
車検証に記載された所有者本人が、転居している事を証明する為に必要となりますので、
転居を重ねた場合は、旧住所からの転出証明が必用になる時もあります。

車の購入・売却時等で必要となる書類

購入時 売却時 住所変更 名義変更 抹消時
自動車検査証
自賠責保険証明書    
自動車納税証明書  
車庫証明書      
印鑑証明書    
譲渡証明書        
委任状    
住民票   ○ ※ ○ ※  

※ 車検証と印鑑証明書の住所・氏名が異なる場合は、以下のものが別途必要となります。
 ●住所変更が1回の場合→ 住民票
 ●氏名変更がある場合→ 戸籍謄本
 ●複数回の住所変更がある場合→ 戸籍の附票、または住民票の除票