ミニ (ローバー) の買取査定・価格相場が分かる【車選びドットコム】

世界中で人気を誇る万能車ミニ

ミニは、必要最小限のスペースで大人4人が乗れる車というコンセプトで、イギリスで開発された大衆車です。そのコンパクトで可愛らしくお洒落な外観からロングセラーとなり、数十年という時を経て改良を続けながら、不動の人気を得ています。そんな愛されるミニの特徴、人気グレード、買取相場の特徴までご紹介していきます。

ブリティッシュモーターコーポレーション、通称BMCが1959年に発売したミニは、大衆車としてイギリスのみならず世界中で人気を博しました。BMCは国営企業であり、イギリス政府から、大人4人がしっかりと乗れる小さい車を作ってくれと指令が下り、開発しました。合理的な設計により作られたミニは、小型の車体に4気筒の横置きエンジンが搭載され、当時は革命的ともいえるほどの車でした。その小ぶりなサイズ感がミニと名付けられ、その後メーカーを渡り歩きながらも、売れ続けている車です。90年代にはローバーがミニブランドを傘下に入れていましたが、業績の悪化とともに手放すことを決め、1994年にBMWが買収しました。BMWによってミニブランドは新しいスタートを切り、2001年にクラシックミニを現代風にアレンジした初代BMWミニが登場しました。そのリニューアルがうまくいった結果、あらためてミニが注目され、世界的に人気がぶり返しました。ミニの人気はかなりのもので、ミニミニ大作戦という、ミニのデザイン性と操作性が遺憾無く発揮されている映画も作られているほどです。ミニは小回りが利くので、街乗りに適している車です。走りもキビキビしていて操作性も良く、コーナリングもしっかりしています。エクステリア・インテリア共にデザイン性も高くセンスが光っていて、いい意味で目立ちます。BMW傘下により開発された初代ミニは1種類のボディバリエーションから始まりましたが、いまでは8種類ものボディバリエーションに進化しています。最初のミニは3ドアのハッチバックだけでしたが、2004年にコンバーチブルが開発され、2007年にクラブマン、2011年にはクロスオーバーとクーペ、SUVモデルが開発されました。さらに2012年には2シーターオープンカーのロードスター、2013年には4ドアのクロスオーバーを2ドアにしたペースマンが登場しています。このために、カップル向けからファミリー向け、アウトドア向けなど幅広いシーンに対応した万能車になりました。

ミニの人気モデル・グレード

一番売れているのは、ミニ3ドアハッチバック

ミニにはさまざまなボディタイプがあり、どれも魅力的なので選択肢に迷います。ミニの場合は、乗る人の趣向によってボディタイプを選択するべきなので、一概にこれがいいと言いにくいところはありますが、一般的に人気のあるミニを比較しながら紹介していきます。

「オープンカーなら、MINIコンバーチブルR57」

MINIコンバーチブルR57は、世界的にも珍しい4シートのオープンカーです。一般的なオープンカーのロードスターは2シーターですが、こちらは4シーターなので4人で乗れるという実用性があります。電動で幌の開閉ができるので気軽にオープンエアが楽しめて、広めの快適空間なので安心感もあります。

「クロスオーバーなら、MINIクロスオーバーR60」

2011年に登場したのが、こちらの初代クロスオーバーです。トレンドのSUVテイストを盛り込んでいます。従来のミニよりも大きく後部座席もゆとりがあり、トランクスペースも広く実用的です。ミニの中でもオリジナリティが高いモデルです。

「王道の人気は、MINI3ドアハッチバック」

一番人気なのはやはりこちら、MINI3ドアハッチバックです。誰からも愛される可愛らしくてスタイリッシュなデザインと、ドライビングの楽しさが人気の理由です。特にBMWエンジンを搭載している2代目は信頼性があるので、評価が高いです。ります。純正品を装備している場合にプラス査定の対象となるケースもあります。