【相場情報更新】
車買取相場表と相場推移が匿名・個人情報なしで確認できます。全国の中古車販売店や買取店の買取・下取りデータから分析した最新情報をチェックして、貴方の愛車の売却先を賢く決めましょう!
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例年通り3月にいったん落ち着きを見せた2024年の買取相場ですが、現在は上昇機運に入っており、このまま過去最高値を記録した昨年を上回る傾向がしばらく続きそうな気配です。
これは、ここのところ毎月のように記載している国内の新車の納期遅れが第一の要因。新車が届くのを待てないユーザーが、新古車や低走行車を購入して現在の相場を作っています。その一方で、国内経済の停滞によって、下取りや買取に出される車両が減っているという状況も買取価格を押し上げる要因になっています。また円安が止まる気配のない為替の影響も見逃せません。現在の日本は、世界54カ国を対象にした2023年のBMI(ビックマック指数)で44番目、イギリスの会社が発表した「休暇の価値が高い旅行先(滞在費用の安い都市)ランキング」でベトナム(ホイアン)、南アフリカ(ケープタウン)、ケニア(モンバサ)に続いて日本(東京)が4位になるなど、とにかく海外から見ればお得感の高い国になっているのです。それは自動車に関しても言えることで、海外から見ると現在の中古車市場はバーゲンセール状態。以前(1ドル=125円)なら、日本で中古車を買って輸入すると4万ドルになっていたものが、現在は3万ドル強で輸入することができる状況。
それであれば輸入費用、整備費用を払っても十分にもとが取れるので、海外で人気の高い中古車は積極的に買取が行われ、相場も下がりづらい傾向にあります。
とくに注目は高年式車。一般的にはあまり知られていないことですが、東南アジアや南アジアの国々、アフリカのモーリシャスなどは、製造年や登録年度に規制があり、多くは5年に満たない個体でなければ輸入できない決まりなのです。
一方でロシアは、2022年のウクライナ侵攻以降の西側諸国を中心とした経済制裁によって、ヨーロッパを中心とした自動車メーカーが撤退し、新車輸出も途絶えている状況。これをうけて日本の中古車需要が高まっているということです。
もちろん日本もある程度の経済制裁を課していますが、規制対象から外れた低価格、小排気量車を中心に輸出が増加しています。
新車の納期遅れによる中古車需要と、海外からの強い需要傾向はしばらく続くことが予想されおり、昨年を上回る数字がみこまれています。
車を買取に出すなら、できるだけ高い金額で買い取ってもらいたいものです。これまで大切に乗ってきた愛車であればその思いはより強くなります。ところが中古車の買取価格は、高い時期とそうでない時期があります。ここから先は「大切にしてきた愛車だからこそ、ベストなタイミングを見極めて売却したい!」と考える方にむけて、車選びドットコムが収集したオークション相場や蓄積した独自データを基に、最新の買取相場推移を分析してレポートします。
※過去5年の中古車オークション相場と「車選びドットコム」買取相場をもとに算出
※グラフでは今年を示す赤線の12月以前が2023年
車の買取相場は、自動車税が4月1日に課税されること、新生活需要が落ち着くなどといった要因によって、毎年2月ごろをピークにその後いったん下落するのは例年通りでした。
その後、今年は3月を底に相場が回復。今後は上昇する予想になっています。
一方で買取相場は、例年をうわ回る高額相場になっていますので、愛車の売却や乗り換えを考えている方は、積極的に行動するのが吉。その際は、複数の業者に買取を依頼して、提示金額の高い業者を選びましょう。
業者にもよりますが、得意とする車種や販路によって買取価格が上下することが考えられますので、最低でも3、4社の見積もりは欲しいところです。
なかでも5年落ちまでの高年式車は、前述した輸出要因もあって高値傾向が強くなっていますので、そういった年式の車両で買い替えや売却を考えているユーザーは、早めに動いたほうが良いでしょう。
ここ数年、トヨタ アルファードやハリアーの高年式車の中古車価格が落ちないのは、国内にくわえて海外需要も重なっている裏の事情があります。
その他カーロラクロスのような人気車種では、プラスとは行かないまでも少ないマイナスで売却できる可能性が高いので、積極的に査定に出してみることをおすすめします。
車の売却では、高い買取価格はもちろんですが、信頼できる店舗を見つけることも重要です。車買取業者のなかには悪質とも取れる行為をする業者もまぎれているため、3〜4社以上の買取店で見積もりを取ることも忘れずに行いましょう。いくつかの見積もりを事前にとっておくことができれば、ざっくりと自分の車の市場価値を知ることができますし、信頼できる店舗の提示価格が低かった場合には、他店舗の見積もりが交渉材料に使えます。
中古車情報サイト「車選びドットコム」が提供する中古車管理システムから、買取・下取りデータを抽出して2024年5月の車買取相場の速報データをもとに今後の相場を分析してみましょう。
※過去2年の中古車オークション相場と「車選びドットコム」買取・下取り統計データをもとに算出
買取・下取りの速報データを見ると、前月の予想通り3月をボトムに4月から上昇傾向になることが予想されています。このままいけば、相場は過去4年をうわ回る高値で推移しますので、ここ数ヶ月は売却のタイミングと言えるものとなりそうです。
その際、できるだけ高値での売却を考えている方は、一括査定がおすすめ。買取相場が高騰しているということは、市場は売り手有利の状態ですから、期待以上の買取金額を引き出せるかもしれません。
最後に中古車情報サイト(車選びドットコム)の、最新のボディタイプ別中古車買取ランキングを紹介いたします。市場で売買が盛んな人気の車はすぐに買い手がつくことから買取価格にも影響しますので、愛車の買取をご検討する際には市場のトレンドもぜひ参考にしてください。
※「車選びドットコム」のボディタイプ別買取ランキングは、オークション相場や自社統計データを基に算出した独自データとなっており、詳細数値は非公開としています。
順位 | ボディタイプ | 割合(%) | 前月からの変動率 |
---|---|---|---|
1位 | 軽自動車 | 31.7% | -1.4% |
2位 | ミニバン/ワンボックス | 18.8% | +1.1% |
3位 | コンパクト/ハッチバック | 14.7% | -1.7% |
4位 | 軽バン/軽ワゴン | 9.2% | +3.8% |
5位 | セダン/ハードトップ | 6.0% | -1.2% |
国産車買取ランキングをボディタイプ別でみると上位3つは、前月と同様ですが、軽自働車とコンパクト/ハッチバックが、若干割合を落としています。一方前々月に4位だった軽バン/軽ワゴンが返り咲き、SUV/クロカンがトップ5から押し出されています。日本独自の規格なので、輸出イメージのない軽自動車ですが、じつはロシアやパキスタン、ケニアをはじめとした世界各国へ輸出されていますので、車種によっては予想以上の高値がつく可能性があります。
順位 | ボディタイプ | 割合(%) | 前月からの変動率 |
---|---|---|---|
1位 | セダン/ハードトップ | 20.3% | -2.8% |
2位 | SUV/クロカン | 20.0% | +0.5% |
3位 | コンパクト/ハッチバック | 18.4% | -2.5% |
4位 | クーペ | 13.6% | +2.4% |
5位 | ステーションワゴン | 10.6% | +1.1% |
輸入車は、前月にひきつづきセダン/ハードトップが1位。2位であったコンパクト/ハッチバックと3位のSUV/クロカンと入れ替わったものの、4位クーペ、5位ステーションワゴンは前月同様の結果です。国産車と同様、上位3つは毎月変わらず、順位を入れ替えているといった状態です。国産ではニッチカテゴリーであるはずのセダン/ハードトップとステーションワゴンは合わせると30%以上いなるなどは、日本のマーケット独特の傾向といえそうです。
車の買取価格は、モデルや年式、走行距離、ボディーカラー、事故歴、オプションなどの要因によって大きく変動します。
「車選びドットコム」では、各車種別の買取相場を公開しています。愛車の情報を基に、相場表で価格を確認してみましょう。同じ条件の車でも価格に違いが見られる場合がありますが、その背景には様々な要因が影響しています。
以下で、査定の際の重要なポイントと、それぞれの評価基準について詳しく解説します。
車のモデルは、その車種の特性やデザインを示すものとして、買取価格に影響を与える要因となります。新しいモデルがリリースされると、旧モデルの価格は一般的に下落します。これは新モデルに最新の技術やデザインが取り入れられるため、消費者の注目が集まりやすいからです。一方、限定モデルや特別仕様車はその希少性から高い買取価格が期待できることがあります。特定の歴代モデルは、そのモデル固有の特性や歴史的背景から、新車や現行モデルよりも高評価となる場合があります。
車の買取価格に大きな影響を与える要因の一つが走行距離です。一般的に、走行距離が増えると買取価格は下がります。特に5万kmを超えるとその影響は顕著になることが多いです。しかし、全ての車が5万kmを超えたとしても価格が下落するわけではありません。車の状態や年数によっても評価は異なります。年間の平均走行距離は1万kmとされており、5万kmというのは約5年間乗ったことを意味します。状態が良好で年式に対して走行距離が少ない車は、買取でも高く評価される傾向があります。
年式も車の評価を決める重要な要素です。多くの場合、車が初めて登録されてからの経過年数が長くなると、その車の市場での価値は徐々に下がっていきます。特に5年以上経過した車は買取価格が下落しやすいとされています。車の年式は1月1日に更新されるので、年式が更新される年末前に売却を考えることも一つの策として考えられます。また、モデルチェンジのタイミングも買取価格に影響します。モデルチェンジが予定されている場合、それ以前のモデルの買取価格は下がることが予測されます。
人気のボディーカラーは市場でも高い値段で取引されています。一般的なシルバーやブラック、ホワイトといった定番の色は、多くの消費者から支持を受けやすく、流通量も多いため、安定した買取価格が期待できます。また、フェラーリの赤やランボルギーニのイエローなど、特定の車種やブランドに特有のカラーは、そのブランドのアイデンティティとしての価値を持ち、買取時にプラス評価を受けることが多いです。これに対して、特定の地域や時期に流行るカラーや限定色は、時代やトレンドの変化によっては価格が下落するリスクがあります。
車の事故歴は、その買取価格に大きな影響を及ぼします。事故によって生じた損傷や修復の痕跡は、査定時の評価ポイントとなります。特に重要なのは「修復歴」として記録される事故です。これは、フレームやクロスメンバー、ピラーやルーフパネルなどの車の骨格部分や構造部材が損傷し、修復が必要だった場合に該当します。修復歴車は将来的な故障のリスクが高まるとも考えられるため、多くの買取業者や中古車市場では敬遠される傾向があります。
車のオプションや追加装備は、その車の買取価格を大きく左右する要因の一つです。一般的に、高品質や高機能のオプションが装備されている車は、査定価格がアップすることが期待されます。例えば、サンルーフや革シートは多くの人々にとって魅力的なオプションとされ、これらが装備されている車は高い評価を受けやすいです。しかし、特定の流行に左右されるオプションや、特別仕様車は、その時々の市場状況によって評価が変わる可能性があります。
場合によっては、買取価格がつかないこともあります。その際の対応策として、廃車買取専門の業者に依頼する方法や、ディーラーでの下取りを検討する方法が考えられます。廃車専門の買取業者は、車を部品として再利用するため、動かない車や状態が悪い車でも買取をしてくれることが多いです。なお、「車選びドットコムの廃車買取」ではどんな状態のお車でも高価買取に挑戦していますので、他社では買取ができなかったお車もお気軽にお問合せください。
また、ディーラーの場合でも、新車購入の予定があれば0円以上で下取り査定してもらえる可能性が高まります。これは、ディーラーが新車の販売を目的としているためです。
「車選びドットコム」の買取相場検索では、これらの要因を踏まえて、適切な買取価格を調べることができます。車の買取相場情報をしっかりと活用して、高価買取を目指しましょう!
直近3ヶ月間に中古車市場での取引実績が多い車種からランキング形式で紹介しています。
よく検索される人気車種をランキング形式で紹介しています。
買取相場を調べる方法の一つとして、過去の取引例を参考にするという方法があります。 過去の取引でモデル・年式・走行距離・ボディーカラー・事故歴・オプション6つの条件が愛車に近いものがあれば、買取相場から概算価格を知ることができます。
個人情報無しで愛車のおおよその買取相場を知りたい場合は、車選びドットコムの一括査定サイトですぐに調べることができます。 メーカーと車種を選択するだけで、年式や走行距離ごとの車の査定額の相場がすぐにわかります。
車の1年での値下がり率は車種や状態によって異なり、車が古くなるほど査定時にマイナスの影響を与えます。 具体的な要素としては、走行距離と年式の2つの要素があり、より年式が新しく・走行距離が短い車ほど査定額も上がりやすい傾向にあります。
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