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5年5万kmを超えたら乗りつぶした方がお得!? 車を買い替えるべき時期とタイミング

車 買い替え

愛車を購入してから10年が経った...。走行距離が10万kmを超えた...。こんなときに、車を買い替えるべきかどうか迷ったことはありませんか?

特に車が古くなり修理が必要になってくると、買い替えたほうが維持費がかからずにお得ではないかと考える人もいるかと思います。

では、どの時期に車を買い替えれば本当にお得なのでしょうか?車を買い替えるべき時期とタイミングについてまとめました。

Chapter
5年5万kmを超えたら乗りつぶすべきか?
車を買い替えるひとつの目安は「3年3万km」?
5年5万kmを超えたら乗りつぶしたほうがお得
初年度登録から11年を超えたら、買い替えが吉!
新車に買い替えるか、中古車に買い替えるか

5年5万kmを超えたら乗りつぶすべきか?

車 買い替え

車を買い替える前に、まず車を買い替えたい理由について考えてみましょう。

子供が産まれて大きい車が必要になった、新しい車が欲しくなったなど、車を買い替えるべき理由が明確ならば買い替えもアリだと思います。

しかし、車齢が10年を超えたまたは走行距離が10万km以上になった、などという理由なら、買い替えはオススメしません。

10年10万kmは、車のコンディションを図るうえでの目安ではありますが、最近は10年10万km以上を過ぎても故障なく走っている車もありますし、買い替えの際に売却しても高く売れないからです。

また現状、特にトラブルを抱えている状態でなければ、維持費よりも新しい車を購入するほうが高くつきます。

ですから、現在の愛車は乗れなくなってしまうまで、乗りつぶしてしまったほうが経済的です。

車齢13年以前なら、自動車税や重量税、自賠責保険料などの法定費用は他の車と同じ、古くても車検代に掛かる費用に大きな違いはありません。

走行距離や使用年数によって、タイミングベルト、ブレーキローター、ドライブシャフトブーツといったパーツの交換が必要になりますが、それでも長い目でみれば車を購入するよりも安価です。

車を買い替えるひとつの目安は「3年3万km」?

車売却 タイミング ポイント

一般的にディーラーの下取り価格は、3年3万kmまでがもっとも高く、5年5万kmを境におおきく下落する傾向にあります。

特にトヨタの人気ミニバン、アルファード/ヴェルファイアのようなリセールバリュー(再販価値)が高い車の場合は、3年3万km以内に乗り替えるとほとんど損はしません。

トヨタの公式サイトによると、2022年式のアルファード 2.5S タイプゴールドの場合、下取りの参考価格は約340万円となっています。※下取り価格は2025年4月30日時点のもの

2022年発売のアルファード 2.5S タイプゴールド(FF)の新車時価格は430万6000万円なので、下落幅は100万円ほど。また新車は購入してから3年間は車検がないので、それらに関する出費もありません。

仮に3年ごとに乗り換えるなら、年間30万円前後の出費でアルファードの新車に乗り続けることができる計算です。

さらに現行モデルなら購入時とほぼ同じ値段で、3年後に売るということができる場合もあります。

生活に余裕があり新車を購入する資金が十分にある、つねに新しい車に乗っていたいという方は、3年3万km以内で売ってしまうのはひとつの手です。

5年5万kmを超えたら乗りつぶしたほうがお得

メーター 走行距離

5年5万kmを超えた車は乗りつぶしてしまったほうが良いケースがあります

前述した通り、車は5年5万kmを超えてしまうと下取り価格が下落します。

2020年式のアルファード 2.5G(新車価格453万9000円)を例にすると、下取りの参考総額は約289万円と、2年の違いで150万円近く価値が下がっています。
※下取り価格は2025年4月30日時点のもの

それでも5年5万kmを超えた車を売却する際は、下取りに出す前に一度ネットの一括査定を利用するとよいでしょう。

ディーラーでは年数を理由に、相場価格よりも安く下取りされてしまうことがあるからです。

ちなみに、ネットでの一括査定を利用した場合のアルファードの平均相場は、2020年式で374〜 477万円となっており、下取りよりも買取に出したほうが高値がつく場合もありそうです。

売却予定で距離や年数が経過している車をお持ちの方は、ネットの一括査定を利用してみてはいかがでしょうか?

初年度登録から11年を超えたら、買い替えが吉!

車買取 10年落ち

先ほどから車を乗りつぶすことをオススメしてきましたが、初年度登録から13年が経過した車は、よほどの思い入れがない限り、手放すことを考えましょう

なぜなら、13年を超えた車は環境に悪いとされ、税金が高くなるからです。

現在の税制では13年を経過した車は、自動車税を約15%ほど余分に支払わなければならなくなっています。

重量税も同様で、13年を経過すると車両重量0.5トンごとに年間5700円に増額、さらに18年経過すると6300円に上がります。

放置車両

ただし、車を手放す際はディーラーの下取りではまず高額査定は見込めないので、廃車や過走行車を専門の買取業者に査定を依頼するのがよいでしょう。

専門の業者に依頼をすれば、過走行車でも買い取ってくれるだけでなく、廃車の手続きやレッカー車の手配などをすべて無料で行ってくれます。

愛車の年数が13年を超えてしまったら一度、そういった専門の業者に問い合わせすることを考えてみてはいかがでしょうか?

新車に買い替えるか、中古車に買い替えるか

他人名義の車売却

前述した通り、つねに新しい車に乗りたいという方は、3年ごとに新車を買い替えることをオススメします。

しかし、一番よいのは新車を購入して、廃車になるまで乗りつぶすことです。やはり買い替えが多いとそれだけ出費が多くなってしまうからです。

ただ新車を買うお金がないけど車が必要といった方や、免許取り立て、結婚して家族が増えるので、といった方は中古車をオススメします。

免許の取りたての方は事故に遭ってしまう機会も多いですし、環境の変化が大きい方は急きょ車を買い替えなければならないことも少なくありません。

中古車を乗り継ぎながら、生活環境や収入が安定してから新車に買い替えるほうが、全体の出費を少なく抑えることができます。

まずは、100万円以下で購入できる安価な中古車から自分に合った中古車を探してみてはいかがでしょうか?

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

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