おしゃれで運転しやすい輸入コンパクトカーおすすめ15選!
国産車とは違った雰囲気や個性的なデザインが映える輸入車(外車)。
そのなかでもヨーロッパ生まれのコンパクトカーは、日本の道路環境にもマッチしたサイズ感でおすすめです。
そんなおしゃれで乗りやすい輸入コンパクトカーについて、選ぶ際のポイントとともにおすすめの人気車種15台を紹介します!
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- 日本でも人気の”輸入コンパクトカー”の魅力とは?
- 【車をお探しの方必見!】輸入車コンパクトカーの選び方
- 輸入車コンパクトカーのおすすめ人気車種15選
- 魅力的なヨーロッパのコンパクトカーは中古で手に入れるのがおすすめ
日本でも人気の”輸入コンパクトカー”の魅力とは?
愛車を選ぶ際に、国産車か輸入車で迷った人もいるのではないでしょうか?けれど輸入車は国産車より維持費がかかる、そもそも車両価格が高いなど、デメリットが多いイメージで諦めたという人も少なくありません。
そんな悩めるアナタに、おすすめしたいカテゴリーが”輸入コンパクトカー”です。軽自動車より大きく、セダンよりは小さいコンパクトカーなら、比較的お手ごろな価格で購入できます。
もちろん個性的なデザインや性能もポイントです。歴史的アイコンとなっている過去のクルマをモチーフとしたデザインや、国産車とは違ったスペックやおしゃれなスタイルを楽しめるのは輸入車ならでは。
さらに小回りの利くサイズ感で、街なかでも乗りやすく女性が日ごろ運転する車としてもおすすめです。
【車をお探しの方必見!】輸入車コンパクトカーの選び方
1:デザイン性を重視
輸入車には国産車とは違った魅力があり、そのひとつとして挙げられるのが「デザイン」です。ここで言うデザインとは外装・内装のことを指し、メーカーや国ごとで特徴があります。
たとえば、ドイツ製だとすっきりとしたボディラインでクリーンなイメージの車種が多く、逆にフランス製やイタリア製では遊びゴコロのあるデザインの車種が多くなっています。
また、”名車”と呼ばれるような歴史的アイコンをモチーフとした車種もあるので、デザインにこだわりたい方はチェックしてみてください。
2:排気量とターボを確認する
輸入車のコンパクトカーを選ぶ際には、排気量とターボに注目するのも大切です。
特に欧州のコンパクトカーを中心に採用されている「ダウンサイジングエンジン」は、エンジンに過給器(ターボ、スーパーチャージャー)を装着することで、小排気量でも十分なパワーと低燃費を両立しています。
また毎年、納める自動車税は、エンジンの総排気量で決まるため、維持費をおさえつつ走りの性能にもこだわりたい方にはダウンサイジングターボはうってつけ。ポイントのひとつとして抑えておきましょう。
3:室内空間の広さ・ドアの枚数
コンパクトカーといっても、室内の空間設計は重要なポイントです。各メーカーとも限られた車内空間を活用できるように、さまざまな工夫を凝らしています。
また、用途で車種を選ぶ際にはドア数に注目することもポイントです。自分を含めて2人で乗る機会が多い場合は2ドアでも問題ないですが、2ドアモデルはおしなべてドアが長く狭い場所での乗り降りに苦労します。
後席を利用する機会が多いユーザーや、駐車場が狭いといった方は4ドアモデルが便利です。
自身の用途や生活スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
輸入車コンパクトカーのおすすめ人気車種15選
ここからは、輸入コンパクトカーのなかで人気の車種をピックアップして紹介します。
購入や買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
フィアット 500(チンクェチェント)
フィアット 500は欧州Aセグメントに分類されるモデルで、日本の軽自動車よりもひと回り大きいサイズです。現行モデルは2008年から日本で発売されており、現在も生産されています。
ボディは2ドアのみで、コロンとしたまあるいシルエットとポップなボディカラーが特徴です。エンジンは、0.9Lの直列2気筒ターボ、直列4気筒の1.2L ターボと1.4Lがラインナップされています。
また、もうひとつの特徴として、特別仕様車が多いことも挙げられます。より個性的なデザインを求める方は特別仕様車を狙うのもひとつの手でしょう。
総排気量 | 1,240cc |
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ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,570×1,625×1,515mm |
ドア数 | 3 |
荷室容量 | 185L |
BMW ミニ(MINI)
BMW ミニ(ハッチバック)は、3ドアと5ドアモデルがあり、どちらも欧州Bセグメントに分類されます。日本の”コンパクトカー”と変わらないサイズ感で、街なかでの運転にも向いています。
特に3代目モデルから設定された5ドアは、その使い勝手の良さから発売時から大人気となりました。
パワートレーンは、前期型が1.2Lターボ、1.4Lターボ、2.0Lターボ、2.0Lディーゼルターボの4つ。後期型は、1.4Lターボと2.0Lターボ、2.0Lディーゼルターボという構成。
3ドアにはオープンループのコンバーチブルも用意されるほか、MINIシリーズとして荷室が大きなクラブマンや、SUVのクロスオーバーなどがあります。
総排気量 | 1,498cc |
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ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,030×1,730×1,450mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 278L |
BMW 1シリーズ
BMW 1シリーズは、スポーティな走りと外観が魅力の、欧州Cセグメント車です。コンパクトカーのなかではおおきめのボディサイズで、後席も広いためファミリーにもおすすめしたいモデルとなっています。
3代目から外観を大きく変え、ダイナミックなフロントと流れるような美しさを持つルーフラインが特徴です。
また、2013年8月以降のモデルでは先進安全装備の「ドライビング・アシスト・パッケージ」がオプション設定されているのもポイントでしょう。
総排気量 | 1,499cc |
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ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,340×1,800×1,470mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 380L |
フィアット パンダ
フィアット パンダは、イタリア車らしさのある可愛らしいデザインとコンパクトでありながらも、5人乗りできる実用性を兼ね備えた車です。
2015年の仕様変更時から衝突被害軽減ブレーキである「シティブレーキコントロール」が標準搭載されているので、安全面も安心の仕様となっています。
エンジンは0.9Lの直列2気筒ターボで、通常ラインナップのFFのほかに、特別限定車として4WDのパンダ 4×4が販売されています。
この4×4は、アウトドアなどのレジャーに最適ということでキャンパーからも人気です。
総排気量 | 875cc |
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ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,655×1,645×1,550mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 225L |
メルセデス・ベンツ Aクラス
メルセデス・ベンツのコンパクトカーとしてAクラスが登場したのは1997年のことでした。
当時のAクラス(W168)は、電気自動車として開発されており、2重構造のフロアを持つミニバン的な外観でした。
そんなAクラスがおおきく変わったのは、2012年にデビューした3代目のW176からです。
顧客の若返りを目論んだメルセデスは、若々しいデザインのコンパクトハッチバックとしてAクラスをデザイン。BMW 1シリーズやアウディ A3をライバルとして開発されました。
現在は2018年に発売された4代目 AクラスのW177が販売されており、パワートレーンは1.3LターボにBSGを搭載したA180と、2.0LターボディーゼルのA200dのほか、最高出力225kW(306PS)の2.0LターボのメルセデスAMG A35 4MATICと、同じ2.0Lターボながら310kW(421PS)を発生するメルセデスAMG A45 S 4MATIC+がラインナップされています。
総排気量(A180) | 1,331cc |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,420×1,800×1,420mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 370L |
フォルクスワーゲン ポロ
フォルクスワーゲン ポロは、運転しやすいサイズ感ながら中身は大容量で、”いかに広いスペースを確保するか”というコンパクトカーの命題に応えた車といえるでしょう。
ボンネットにエッジが効いた2本のラインとサイドのトルネードラインが個性を光らせた、スポーティさのあるデザインとなっています。
また、「オールイン・セーフティ」と呼ばれる安全思想のもと、全車に十分な安全技術が標準装備されているのもポイントです。
現行型は2018年の発売で、通常モデルのポロが1.0LのTSIエンジン、GTIは2.0L TSIエンジンがそれぞれ搭載されています。
総排気量 | 999cc |
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ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,060×1,750×1,450mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 351L |
プジョー 208
プジョー 208は、207の後継車種として2012年にデビューしたコンパクトカーです。現行モデルの2代目は、2020年から販売されているモデルで、パワートレーンはガソリンエンジンとバッテリーEVの2つがラインナップされます。
プジョーのアイコンでもあるライオンの牙を思わせるフロントのLEDデイライトと、かぎ爪をモチーフにしたテールライトのエクステリアデザインも十分に個性的ですが、その独自の思想はインテリアデザインでも活かされています。
3D i-Cockpitと名付けられたコクピットデザインは、運転中のドライバーの視線移動を最小限におさえる配置とレイアウトがポイントで、3D化されたメーターディスプレイはステアリングホイールの中ではなく、ステアリングホイールの上側に見えるデザインとなっています。
全長4,095mm×全幅1,745mm×全高1,445〜1,465mmというコンパクトさは、日常のアシから休日のドライブまで活躍するでしょう。
総排気量 | 1,199cc(ガソリン車) |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,095mm×1,745mm×1,445〜1,465mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 265L |
シトロエン C3
シトロエン C3は、日本国内で販売されるもっとも小さいシトロエンです。
2002年に初代が登場し、2024年に全車EVの新型が発売されていますが、ここでは中古で狙いやすい3代目について解説します。
3代目C3は、2017年に日本デビューをはたしました。
ボディサイドに6つの空気入りカプセルからなるエアバンプを装備した特徴的デザインのボディ全高は1.5m。一見すると、コンパクトなSUVにも見えなくもありません。
乗員が心地よさを感じることができるようデザインされたインテリアは、ワイドでゆったりしていると同時に、トランクのストラップから着想を得たドアハンドルなど、ちょっとした遊び心もあるものです。
パワートレーンは、1.2Lのガソリンエンジンに6速オートマの6EATを組み合わせています。
総排気量 | 1,199cc |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,995×1,750×1,495mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 300L |
ボルボ V40
ボルボ V40は、コンパクトサイズのステーションワゴンとして1995年にデビューし2004年まで販売されました。
その後、しばらくラインナップから消滅しており、2代目のV40が発表されたのは2012年のことでした。
日本では2013年から販売が開始された2代目V40は、ハッチバックのリアを伸ばしたショートワゴンというスタイルで登場。
サイズ感、室内の広さが日本の道路事情にマッチしており、スマッシュヒットとなりました。
エンジンは、1.6L直噴ターボの「T4」を中心に、2.0L 直列5気筒ターボの「T5」、2.0Lクリーンディーゼルターボの「D4」、1.5L 4気筒直噴ターボの「T3」をラインナップ。
ボディバリエーションも、スタンダードのほか、スポーティな外観のRデザイン、車高を上げてフルタイム4WDを標準としたクロスカントリーなどが用意されました。
総排気量 | 1,595cc(T4) |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,370×1,785×1,440mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 335L |
アウディ A1 スポーツバック
2010年にデビューしたアウディの末弟がA1です。フォルクスワーゲン ポロと多くのパーツを共用する兄弟車で、アウディのエントリーモデルに位置づけられています。
現行型の2代目は、日本では2019年から販売されており、ハッチバックスタイルは変わらないものの3ドアが廃止され、5ドアのみのラインナップとなっています。
エンジンは、1.0L TFSIターボのほか1.4LのTFSIターボもラインナップ。駆動方式はFFです。
ちなみに最高出力170kW(231PS)、最大トルク370Nmをそれぞれ発生する2.0Lターボエンジンにフルタイム4WDのクワトロシステムを組み合わせたスポーツモデル、アウディ S1もラインナップされています。
総排気量 | 999cc |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,040×1,740×1,435mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 335L |
DSオートモビル DS3
2018年のパリモーターショーでデビューし、2019年から日本での販売が始まったDSオートモビルのコンパクトSUVがDS3(クロスバック)です。
前述のプジョー208などと共通のプラットフォームを採用するボディは、欧州のBセグメントに属する日本でももてあますことがない大きさ。
ボディの内外に散りばめられたデザインモチーフの”クルドパリ(パリの石畳)”が、その存在感を際立たせます。
当初のパワートレーンは、1.2Lガソリンターボと8速ATの組み合わせで、2020年に100%EV(E-TENCE)を追加しましたが、2023年のマイナーチェンジでいずれも廃止され、1.5LのBlueHDiディーゼルターボに置き換えられました。
総排気量 | 1,498cc |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,120mm×1,790mm×1,575mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 350L |
アルファロメオ ミト
2008年にデビューしたアルファロメオのコンパクトカーが、ミトです。日本へは2009年から輸入が開始され、2017年まで販売されました。
プジョー 208やフォルクスワーゲン ポロ、アウディ A1などと同じBセグメントに属するミト。
ボディは、アルファロメオの盾と丸型イメージのヘッドライトによる独特なフロントにはじまり、このクラスでは長めともいえるフロントノーズ、大きめのサイドドア、絞り込まれたリアエンドなど、コンパクトカーのセオリーとはかけ離れたデザインで、ひときわ目立つ存在です。
パワートレーンは、当初最高出力114kW(155PS)の1.4L ターボと6速MTの組み合わせのみでしたが、後に最高出力99kW(135PS)の1.4L ターボに6速AT(DCT)を組み合わせたスププリント/LPんペティツォーネと、最高出力125kW(170PS)の1.4Lターボに6速MTを組み合わせたクワドリフォリオヴェルデが追加されています。
総排気量 | 1,368cc |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,070×1,720×1,475mm |
ドア数 | 3 |
荷室容量 | 270L |
ルノー ルーテシア
2019年にデビューしたルノーのコンパクトハッチ、ルーテシアです。
歴代で5代目にあたる現行ルーテシアは、日産、三菱と共同で開発したCMF-Bプラットフォームを採用。
搭載されるのは、1.3L 直列4気筒のガソリンターボと、E-TECHハイブリッドと名付けられたルノー独自の1.6Lハイブリッドの2種類で、駆動方式はFFのみ。
ガソリンエンジンには7速AT、ハイブリッドは6速ATがそれぞれ組み合わせられ、燃費(WLTCモード)は全車が17.0km/L、後者は25.2km/Lという低燃費を誇ります。
全長約4mというコンパクトサイズに5ドアを備えるルーテシアは、使い勝手も良く日々の相棒にピッタリです。
総排気量 | 1,333cc(ガソリンモデル) |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,075mm×1,725mm×1,470mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 391L(ガソリンモデル) |
フォルクワーゲン アップ!
フォルクスワーゲンでもっとも小さいボディを持つコンパクトカーが、UP!(アップ!)です。日本では2012年に導入され、2020年まで販売されました。
全長約3.5mというコンパクトなボディの4隅にタイヤを配置することで、大人4人が乗れるスペースと十分なラゲッジスペースを確保したことがポイントです。
3ドアと5ドアのハッチバックのほか、車高を高めてクロスオーバー仕様としたクロス アップ!がありました。
総排気量 | 999cc |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,610×1,650×1,495mm |
ドア数 | 3/5 |
荷室容量 | 251 |
ルノー トゥインゴ
フィアット 500やパンダと同じ、Aセグメントに分類されるルノー トゥインゴ。現在のモデルは3代目で、スマート フォー・フォーと多くのパーツを共用するコンパクトハッチバックです。
コロンとしたイメージの可愛らしいボディは5ドアのみで、全長3.5mに大人4人が余裕で乗れるよう設計されています。
駆動方式はリアにエンジンが搭載されるRR。肝心のパワートレーンは、0.9Lターボと1.0L NAがあり、組み合わされるトランスミッションは6速AT(EDC)と6速MTが用意されました。
コンパクトなボディは、狭い路地の多い都市部のアシとしても重宝しそうです。
総排気量 | 897cc / 997cc |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,645×1,650×1,545mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 219L |
魅力的なヨーロッパのコンパクトカーは中古で手に入れるのがおすすめ
ここで紹介した車種以外にも、まだまだ魅力的な車があります。今回は輸入車に限定した内容でしたが、国産車にも輸入車にないメリットや特徴がありますので、そちらもチェックしてみてください!
また、輸入車コンパクトカーは価格がお手ごろとは言え、新車価格だと割高に感じるかもしれません。そこで、購入費用を抑えたいと考えている方におすすめなのが中古車です。
同じ車種でも価格帯はさまざまあり、気に入った一台をより安く手に入れることができます。
車の買い替えや購入を検討している方は、ぜひ中古車購入も視野に入れて、気になる車を探してみましょう。