子育て世帯におすすめのスライドドア搭載車19選|中古車を選ぶメリットとは
子育てをしているとお子さんを連れて車に乗ることが大変に思うことはありませんか。
とくに小さなお子さんのいる家庭は、やっぱりスライドドア車が最適。少しでも子育てを楽にするために、使い勝手が良くスライドドアを装備したおすすめ軽自動車とミニバンを計19台ピックアップしました。
新車だけでなく中古車もふくめて、自分に合った車を見つけていきましょう。
- Chapter
- 子育て世帯に人気のスライドドア搭載車の種類
- 子育て世帯がスライドドア車を選ぶメリットとは
- スライドドア搭載車を選ぶデメリットはある?
- スライドドア車は、家族構成や用途にあわせていろいろ選べる
- 【家族の状況別】おすすめのスライドドア搭載車19選
- 家族が3~4人で乳児のいる家庭におすすめ
- 家族が2~4人でお子さんが3歳以上の家庭におすすめ
- メインのドライバーが女性というときのおすすめ
- 家族が4人以上の家庭におすすめ
- ときには6、7人で移動したいという方におすすめ
- 帰省やドライブなど遠出に使うことが多い家庭におすすめ
- 子育て世帯のスライドドア搭載車は中古車がおすすめな理由
- スライドドア搭載の中古車で子育て時間を楽しもう
子育て世帯に人気のスライドドア搭載車の種類
子育てをしていると、子どもが車に近づくだけでドキドキします。とくに狭い駐車場ではドアを開けすぎて隣の車に当たらないか、ドアを閉めるときにうっかり手を挟んでしまわないか、いろいろと心配ごとは尽きませんよね。
そんなトラブルを避けるには、抱っこしたり、手をしっかりつないであげたりすることが重要ですが、荷物で両手が塞がっているとそうも行きません。
そんなときに重宝するのが、スライドドアのあるクルマを18台ピックアップしました。
子育て世帯がスライドドア車を選ぶメリットとは
単身や夫婦2人の世帯では、スライドドアの必要性はあまり感じないかもしれません。
しかし子育て世帯には、スライドドアはかなり大切なアイテム。なぜ子育て世帯にスライドドアがあると良いのでしょうか?
1. 子どもを抱えながらでも乗り降りできる
子育てしている方からすれば、お子さんを抱えて乗り降りできるのはかなり大きなポイントになります。
たとえば雨天にお子さんチャイルドシートに乗せようとすると、通常の横開きドアでは自分もドアの内張りもびしょぬれになってしまいます。
しかし天井高の高いスライドドア車なら、お子さんと一緒に車内に乗りこむことが可能。さらに自動の開閉装置が付いていれば、お子さんを抱えながらでも簡単に開閉ができます。
2. 狭い駐車場でもドアの開閉に困らない
保育園や塾のお迎えなど、子どもたちが集まる場所でも十分に駐車場が確保できない場合があります。
同じ時間にたくさんの車が来るので駐車場が狭いとなかなか車に乗れず、開けたドアの隙間から車内に頑張って入る姿もよく目にします。
そんなときスライドドアなら、隣の車にドアが当たることなど気にせずに乗車ができます。
3. 大荷物でも積み下ろしが楽
大きな荷物と言えば、ベビーカーが真っ先に思い浮かぶ方もいるでしょう。車種によってはベビーカーを折りたたんでも荷室に上手に入らないことがあります。
また荷室から出すのが大変という理由で後部座席に乗せてしまうこともありますが、スライドドア車なら簡単に後部の空いたスペースに載せることが可能です。
ほとんどのミニバンが低床デザインを採用しているので、持ち上げる力も少なくできます。
4. 子どもがドアを開けてもぶつからない
スライドドアは、自車のドアを隣の車や壁、支柱などにぶつける心配がありません。
特に自分でドアを開けて乗り降りできる年齢のお子さんがいる家庭では、お子さんがドアを勢いよく開けている姿にハラハラさせられてしまうことよくがあります。
お子さんがドアをぶつけないようにと、乗り降りするためのスペースをしっかり確保して駐車できれば良いのですが、大きなショッピングモールやスーパーではそうも思い通りに行きません。そんなときスライドドアは、強い見方になってくれます。
5. 後席のチャイルドシートでも楽に子供を乗り降りさせられる
乳幼児のいる家庭では、後席を開けてチャイルドシートに子どもを乗せるのは日常になっているでしょう。
後席の開口幅が広く、ドアの開閉するスペースを気にしなくていいのは、スライドドアならではのメリットです。
リモコンで開閉できたり、足先に反応して開いたりするものもあるので、荷物や子どもを抱えていて両手がふさがっているときも安心してお子さんを乗車させることができます。
6. 挟み込み防止機能があるから安全
スライドドアにはスイングドアという自分で開けるものと、オートスライドドアという自動で開閉してくれるものがあります。
オートスライドドアには「挟み込み防止機能」と呼ばれる、ドアを開閉している時に何かが引っ掛かったと判断されるとドアの開閉を停止してくれる機能がついています。
お子さんの手や脚、荷物など、さまざまなものを挟み込むことがないよう安全面に配慮した機能です。
スライドドア搭載車を選ぶデメリットはある?
ここまで子育て世帯がスライドドアを搭載している車を持つことのメリットを紹介しましたが、メリットがあればデメリットも出てきます。
購入を検討する際も「スライドドアがあれば便利」というわけではなく、「どんなスライドドアが便利」かが大切です。
車選びはどんな車なのかメリットとデメリットを理解したうえで、自分達のライフスタイルに合ったものを選んでいく必要があります。
1.スライドドアは相対的に価格が高い
新車を購入する際に、気になるポイントは購入価格が高くなることです。
販売店で聞いた価格にオプションをつけていくと、さらに価格が跳ね上がり、こんなに高価になる予定ではなかったとなる方もいます。
スライドドアを搭載しているとそれだけで価格が高く設定されていたりするため、装備品やオプションなどをよく見たうえで購入を検討する必要があります。
考えていた予算をオーバーする場合には中古車もおすすめです。
2. ヒンジドアに比べて燃費が悪い
スライドドアに関係した部品などで重量が重くなっているぶん、通常のヒンジ式ドアの車に比べて、車両の重量が重くなり燃費が悪くなっています。
自動で開閉してくれるモーターが必要になってきたり、開口部が大きいぶんドアの強度が弱くなってしまうので頑丈な補強材を入れたりすると、どうしても車体の重量が重くなってしまいます。
3. 四角いボディ形状は横風に弱い
スライドドアを搭載している車は、ほとんどが車高も高くなっています。車高が高いと車の側面の面積が大きくなるので、横風の影響を受けやすくなります。
風の強い日は、安全運転を心がけましょう。
4. 手動でドアを開けるにはコツがいる
スライドドア搭載車でよくあるのが片側は自動開閉、反対側は手動というものです。
前述したようにスライドドアは強度を上げるため内部に補強材などいれている関係で重くなっており、ボディが大きくなればなるほど手動で開けるのが大変になります。
できれば自動で開閉できる機能はほしいところです。
中古車サイトなどでは「両側パワースライドドア」などと記載されており、自動か手動か、両側か片側のみかがわかるようになっています。
スライドドア車は、家族構成や用途にあわせていろいろ選べる
スライドドアを装備したミニバンは、いまや日本独自の文化といっても過言ではありません。軽自動車から大型のミニバンまで、サイズを問わずいろいろと揃っています。
それぞれの魅力を解説します。
軽自動車
子育てしているお母さん達に使いやすいのが軽自動車です。
税金と維持費が普通自動車に比べて安価で、車の小回りが利くので買い物や保育園のお迎えなどの混雑が予想される場所でも安心して運転できます。
ただし軽自動車はボディサイズに制限があり、乗車定員も4人までとなっているのでお子さんの多い家庭には不向きです。
トールワゴン
軽自動車より広い車が良いけど運転しやすい車が良いという方は、コンパクトサイズのトールワゴンンがおすすめです。
5名乗車が可能で、価格設定も抑えられているので、コストパフォーマンスに優れています。また小回りも利くので運転もしやすく、日常で使う場合も便利です。
ミニバン
お子さんがいるとチャイルドシートを設置したり、たくさんの荷物を持っていったりすることが多くなって車内が広いミニバンを選ばれる方が多くいます。
ミニバンは3列シートによる多人数乗車と広い室内が特徴ですが、ひと口にミニバンといっても5ナンバーボディのSサイズから、2列目に豪華なキャプテンシートを備えるLサイズまでさまざま。
Mサイズ以上なら、自転車など大きな荷物を乗せて家族で出かけることもでき、広いスペースのほしい方にも便利です。
【家族の状況別】おすすめのスライドドア搭載車19選
便利なスライドドアですが、じつは家族の人数や年齢によってスライドドアの便利ポイントが変わってきます。
以下では家族構成から考えるおすすめのスライドドア車を紹介していきます。
家族が3~4人で乳児のいる家庭におすすめ
家族が4人までの場合は、軽自動車で全員乗ることが可能です。
ただし道路運送車両法では「12歳以上の者1人は、12歳未満の小児又は幼児1.5人に相当するものとする(国土交通省より)」とされており、大人2人と子供3人の乗車ができることになります。
しかし、そのいっぽうで道交法では2000年に「6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートを使用することが義務化」さらに2008年6月には「高速道路と一般道の両方で後部座席のシートベルト着用が義務化」されました。
つまり、法律上は大人2人+子供3人での移動も可能な軽自働車ですが、上記の理由から道交法違反に問われることになります。
未就学児、とくに小さいお子さんを連れて外出するとなると、おむつや離乳食・ミルクなどの小さいけれどかさばるものからベビーカーまで、それなりのスペースが必要です。
流行りのスーパーハイトワゴンなら、ベビーカーを立てたまま室内に置けたり、お子さんの乗り降りがラクなど、子育て世代に使いやすいパッケージになっています。
ダイハツ タント
タントの魅力は、助手席ドアが大開口できることです。
タントの「ミラクルオープンドア」は、Bピラーという柱をドア側に内蔵することで、助手席ドアとスライドドアのあいだにピラーがないので、後席からの乗り降りはもちろん、大きな荷物や長い荷物を乗せるときにも便利です。
また両側スライドドアにはワンタッチで開閉できるスイッチをドアハンドル、カードキー、運転席に備えるほか、カードキーを持ってクルマに近づくだけでスライドドアが開くウェルカムオープン機能が備わっています。
三菱 ekスペース
三菱 ekスペースは、2014年に発売されました。クラストップの室内高1,400mmと室内長2,235mmを誇り、お子さんが立って着替えができる高さと広さを確保。
室内の装備として空気を循環させるリアサーキュレーターを装備して、後席の快適性を引き上げていたことも特徴でした。
現行型となる2代目は2020年の発売で、室内の広さはそのままにスライドドアの開口幅を約650㎜として乗り降りがしやすい工夫がされています。
また「G」および「T」グレードには、ドア下に足先を入れて引くだけで自動で開閉するハンズフリーオートスライドドアを助手席側に装備して使い勝手をアップしています。
三菱 ekクロス スペース
三菱 ekスペースの派生モデルとしえ2020年に登場したekクロス スペースは、デリカD:5やアウトランダーPHEVなどと共通のフロントデザインコンセプトである”ダイナミックシールド”を採用したことがポイント。
ekクロスよりも全高が140mm背の高いボディで、室内高は1,400mmを確保しています。
センサー部分に足をかざすとドアの開閉ができる助手席側ハンズフリーオートスライドドアの機能は「G」と「T」グレードに標準装備。運転席側はオプションです。
日産 デイズルークス
日産 デイズルークスは、三菱と日産の合弁会社NMKVが開発したモデルで、デイズシリーズのスーパーハイトワゴンモデルとして2013年に発売されました。
広い室内と荷室が魅力のデイズルークスには、アラウンドビューモニター、タッチパネル式オートエアコン、スーパーUVカットガラス(フロントドア)など、ドライバーに優しい機能を標準装備。
さらにスライドドアには、インテリジェントキーを身に着けていれば、ワンプッシュで開閉できるリモコンオートスライドドアが備わっています。
2020年まで販売されたデイズルークスは、2016年のマイナーチェンジでフロントグリルのデザインがVモーションをモチーフにしたものに変更されました。
日産 ルークス
2020年にデビューした日産 ルークスは、デイズルークスの後継車種にあたるスーパーハイトワゴンです。
歴代では3代目にあたるルークスには、踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、インエリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)、アラウンドビューモニター(Sグレードを除く)、ヒルスタートアシストなどを標準装備。
さらにハイウェイスター系には、日産の運転支援技術である「プロパイロット」を搭載しました。
ボディの下に足先を差し込むだけで開閉できるハンズフリーオートスライドドア(Sグレードを除く)は、グレードによって助手席側のみと両側があります。
家族が2~4人でお子さんが3歳以上の家庭におすすめ
3歳を超えていると、お子さんを抱っこせずに一緒に歩いて外出している時期でしょう。
車も自分で乗り降りができる年齢になっているので乗り降りしやすい車が便利です。
ホンダ N-BOX
N-BOXは軽自動車の中でも車内がかなり広い車種になっています。
スライドドアを開けてお子さんが自分で乗り降りするときに頭をぶつけない約140㎝の室内高があり、ベビーカーを立てて乗せることができる余裕があります。
ダイハツ ウェイク
ダイハツ ウェイクは軽自動車ですが、車内空間がとても広くゆったりと過ごせます。
フロア高は約365㎜と乗り降りがしやすい低さになっており、室内高は約1,455㎜と広く作られているので、お子さんが乗り降りしやすいのが特徴です。
メインのドライバーが女性というときのおすすめ
子育てママには、小回りが利いて運転がしやすかったり、デザインが可愛くて維持費を抑えることができるクルマは魅力です。
駐車をアシストしてくれるバックカメラやコーナーセンサーがついていたり、前方の視界が広くなるようセンターメーターにしたりしている車も多くあります。
女性には、このような運転しやすい車がおすすめといえます。
スズキ スペーシア
車内の広さと低燃費を実現したスズキ スペーシア(MK33V)。最小回転半径は4.4mで、狭い道や駐車場でも扱いやすくなっています。
また低床フロアでお子さんが乗り降りしやすく、スライドドア側と荷室側の両方からシートのスライドや折り畳みができるので荷物のスペースも作りやすくなっています。
マイルドハイブリッドを搭載する上位グレードは、22.2㎞という優れた低燃費を達成しています。
ダイハツ ムーヴキャンバス
ダイハツ ムーヴキャンバスは、見た目の可愛さと最小回転半径4.4mという取り回しの良さで、女性におすすめです。
ツートーンのパステルカラーとモノトーンのダークカラーがあり、インテリアもボディカラーによってポップだったりシックだったりと凝っています。
また前方が見やすいセンターメーターになっており、後席に置きラクボックスがついている場合には荷物が傾いたりするのを防いてくれたりと、子育てしている主婦層にも助かる装備がついています。
スズキ ワゴンR スマイル
トールワゴンの代名詞的存在のスズキ ワゴンRシリーズに、2021年9月から追加されたスズキ ワゴンRスマイル。
全高1,695mmとスーパーハイトワゴン系よりも100mm近く低いボディの最小回転半径は4.4m。
ISGと専用バッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドを搭載するグレードは25.1km/L(WLTCモード)という低燃費を実現しています。
安全面では「スズキ セーフティサポート」を標準装備するほか、全方位モニター用カメラ装着車には、狭い道路でのすれ違い時の接触防止をサポートするすれ違い支援機能を採用するなど、駐車や狭いところが苦手という方にもおすすめです。
家族が4人以上の家庭におすすめ
お子さんが小学生以下で、軽自動車だと狭く感じるという家族や休日はちょっと遠出もしたいという家族には、コンパクトなトールワゴンがおすすめです。
トールワゴンは普通車のなかでは比較的安価に乗ることが可能で、最近では室内の広さを重視しているものもあります。
乗る人数が多くなると性能も気になってくるので、維持費も安く運転もしやすいコンパクトカーを選ぶ方も多くいます。
ダイハツ トール
ダイハツ トールは、2016年11月に発売されたコンパクトカーです。
ダイハツが軽自動車作りで培った技術を応用して完成させたトールは、取り回しの良いボディとゆとりある室内空間、豊富なシートアレンジによって、さまざまなシーンに対応できる性能を備えています。
また多彩な収納スペースに電動のパワースライドを標準装備することで、日常での使い勝手を高めています。
2018年の改良では、衝突回避支援システムの「スマートアシストⅡ」が「スマートアシストⅢ」へと進化して、安全性が向上しています。
スズキ ソリオ
室内の広さを気にしつつ、運転する方のことも考えられているのがスズキ ソリオです。
現行型(MA27S/37S/47S)は2020年に発売。ライバルのダイハツ トール/トヨタ ルーミーよりも、全長を90mm長く設計して、大きな荷室と広い室内を両立しています。
パワートレーンは、1.3L NAエンジンと1.3Lハイブリッドにくわえ、ISG(モーター機能付き発電機)を使ったマイルドハイブリッドが用意され、ユーザーは予算と用途にあわせて選ぶことができます。
トヨタ ルーミー
5人が余裕をもって乗れるスペースを持ち合わせているコンパクトなミニバンが、トヨタ ルーミーです。ダイハツのトールをベースに独自のフロントマスクが与えられたOEM車両です。
室内の高さは約1,355mmあり、小さなお子さんなら車内で立つこともできます。またリヤシートが前後に約240mmスライドできるので、足元も広く使いたい方にもピッタリの仕様になっています。
小回り性能が良く、狭いところでの運転や駐車がしやすくなっているところも魅力です。
ルノー カングー
どうしても没個性になりがちなスライドドア装備車にあって、個性的でおしゃれなモデルの乗りたいという方には、輸入車がおすすめです。
なかでもおすすめが、フランス本国では1997年に初代がデビューしたルノー カングーです。
初代の日本導入は2002年で、低価格と使い勝手の良いボディサイズで話題となりました。この初代に続き、2007年に2代目の輸入が開始されると、一気にカングー人気に火がつきました。
室内は2列シートの5人乗りのみでしたが、愛らしいルックスと特徴的なシルエット、ポップなボディカラーは、日本製スライドモデルにはない魅力にあふれ、流行に敏感な若いユーザーを中心に大ヒットとなりました。
現在は3代目カングーが導入されていますので、2代目カングーを狙うなら中古車を探すことになります。
ときには6、7人で移動したいという方におすすめ
普段は4〜5人で使いながら、お子さんのスポーツや帰省の際には、6〜7人で使いたいという方には、コンパクトミニバンがおすすめです。
日々の買い物やお子さんの送り迎えなどでも重宝するコンパクトサイズのボディで、運転が苦手な方にもおすすめです。
トヨタ シエンタ
2022年にモデルチェンジを受けた3代目(10系)が、順調に増殖中のトヨタ シエンタ。
全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mmというコンパクトなサイズに、3列シートを装備した人気のミニバンです。
トレッキングシューズをモチーフにした2代目(170系)シエンタのデザインとは打って変わり、3代目は”シカクマル”をモチーフに内外装が統一されました。
豊富なシートアレンジと、Toyota Safety Senseによる高い安全性にくわえ、28.2km/Lというハイブリッドによる優れた燃費性能(WLTCモード)も家計を預かる主婦には嬉しいポイントです。
ホンダ フリード
2008年にデビューしたホンダのコンパクトサイズミニバンがフリードです。
中古で狙いやすい2代目は、2016年に販売を開始。搭載されるパワートレインは、1.5Lのガソリンエンジンと、1.5Lエンジン+モーター内蔵デュアルクラッチトランスミッションのハイブリッド「SPORT HYBRID i-DCD」の2種類です。
全グレードに安全運転支援システムのHonda SENSINGを標準装備。6人乗りまたは7人乗りのフリードとラゲッジスペースを広く取った5人乗りのフリード+が用意されています。
帰省やドライブなど遠出に使うことが多い家庭におすすめ
お子さんを連れて実家にお出かけをしたり、たまには家族旅行に行ったりすることもあるでしょう。
子育て家庭は持っていく荷物が多くて負担になり、車で行った方が楽という方も多くいます。
しかし、長時間のドライブは車内でずっと座っていることや走行中の振動で、乗っていると疲れてしまうことが多くあります。
長時間のドライブでは休憩をとることはもちろん必要ですが、快適な車で行くこともポイントになってきます。
普段使いだけでなく、長時間ドライブや乗り心地の良さもある車も知っていきましょう。
トヨタ アルファード
トヨタ アルファードは7~8人乗りで、大人数での外出などに便利なミニバンです。
子育て世帯だとかっこいい車より機能性のある車を選んでしまうこともありますが、アルファードはかっこいいフロントフェイスになっているのが人気のポイントです。
乗る人の体格に考慮してシートの位置を簡単に調節することが可能で、グレードによってシートの素材にこだわっており、過ごしやすい空間を演出しています。
子育てしていても車にかっこよさや快適さを求める方におすすめの車です。
日産 セレナ
2022年に新型がデビューした日産 セレナ。中古車では、先代のC27型が狙い目になっています。
セレナの特徴は、なんといっても多彩なシートアレンジと荷物の出し入れの工夫。とくに、8人乗りモデルは2列目のセンターシートを1列目にスライドしてアームレストとして使用すれば、2、3列目のウォークスルーが可能。
2列目の横スライド機能も活用すれば、人数や荷物のサイズに合わせた多彩な空間づくりができます。
またリアゲートの上半分=ガラス部分だけの開閉が可能なデュアルバックドアを採用しており、後方のスペースが狭いところでも車を前に移動させることなく、荷物の出し入れを可能にしています。
パワートレーンは、ガソリンエンジンのほか、モーター駆動で動くe-POWER、マイルドハイブリッドのS-HYBRIDの3タイプがあり、予算や使用目的に合わせて選ぶことが可能です。
ホンダ ステップワゴン
ホンダ ステップワゴンも2022年に新型が登場。先代の中古車が増えています。
先代ステップワゴンのポイントは、リアに装備されたわくわくゲートです。バックドアは通常の跳ね上げ式ですが、左側の約3分の1が横に開くサブドアになっており、そこから荷物の積み込みや3列目への乗り降りが可能でした。
サブドアの突出は約640㎜なので、省スペースでベビーカーなどを積むことも可能。
また3列目の椅子を畳むときもストラップを引いて簡単に収納できるなど、女性が力を使わなくて良い機能があるのが魅力です。
子育て世帯のスライドドア搭載車は中古車がおすすめな理由
スライドドアは魅力ですが、新車を買うとなるとそれなりに価格が高くて迷ってしまうという方も多いでしょう。そんな方には、中古車がおすすめです。
中古車販売店では多くのスライドドア搭載車を在庫しており、実際に車を比較できたりスライドドアやリアゲートの重さ、シートアレンジなどを確認できます。
特に大手の中古車販売店では、メーカーの違うライバル車を比較検討できるのでおすすめです。
なかには、ほとんど使われていない車が通常よりかなり安く中古車として販売されているものもあります。
また中古車なら、走行距離や年式・モデルチェンジなどの理由で、ひとつ上のグレードやクラスのモデルを購入することも可能になってきます。
軽自動車だけでなく普通車もたくさんの種類があるので、お子さんの成長を見据えて自分達のライフスタイルに合った車をお得に見つけられる、中古車も検討してください。
スライドドア搭載の中古車で子育て時間を楽しもう
子育てをしている時間は長いようであっという間に過ぎていきます。
子育て世帯にはスライドドアがあると便利ですが、子どもが大きくなるときには他の車に乗りたいと思う方も中にはいるのではないでしょうか。
子どもが大きくなるまでの一定期間だけでいい場合などに、走行距離やオプションを見て通常より安く購入できるのは中古車ならではのメリットでしょう。
中古車で費用を抑えて、子育てを少しでも楽にしていきましょう。