高速道路でも安心快適の車なら

よく高速道路で長距離の運転をされる方にお勧めしたいのが、走行時のストレスが少ない車です。排気量や窓の大きさなど、ちょっとしたことがストレスを軽減してくれます。
また万が一の事故を防いでくれる「ぶつからないブレーキ」がついた車などはいかがでしょうか?
※2014年12月11日時点
疲れないこと、渋滞を作らないこと

高速道路を快適に走る。果たして速く走れればそれでいいのでしょうか?そんなことはありませんね。
日本の高速道路、制限速度は昔から変わりません。今のクルマの性能の現状が反映されていない、と言わざるを得ませんが、ここではそれが問題なのではありません。むしろ、「にもかかわらず!」であります。
今の速度制限程度であれば余裕で速度を出せるはずなのに「自然渋滞にまきこまれる」ことがしばしば。実は巻き込まれているのではないのです。「私たち自身が作り出している」面があるのです。注意しなくてはなりません。
運転の不慣れなら2000cc以上がおすすめ

休日、高速道路を走ると、どう考えても速度が落ちているのに、追い越し車線にとどまってレーンをキープする人を少なからず見かけます。制限速度以下ならよいか、と言うものでもなくて、高速道路では最低時速を設けているところもあります。バックミラーを見てアクセルの開度を調節しなければならないのですが、なかなかそれが出来ていないようです。
そういうクルマを見ると、だいたい1000cc~1500ccの「わ」ナンバー、レンタカーなのです。私も借りたことはありますが、かなりテクニカルだと思いました。
少し助走しないと、国道のペースでもついて行くのがやっと。そういうクルマを普段クルマに乗らない人が、気軽に借りてのるのはむしろ危険に思えます。ペーパードライバーは2000cc以上の排気量のクルマの方が高速道路ではストレスが無いと思うのです。
だから個人的には、不慣れな人、初心者、一見さんには2000ccクラス以下はレンタカーを貸さないと言う風にすればよいのではないか、とも思うほどです。継続利用誘導にもなりますし、こういうことでストレスを感じさせないことも、もっとクルマを身近で気軽な存在と感じてもらう第一歩のような気がします。
渋滞に「はまっている」のではなく「渋滞を誘発しているかもしれないと言う自覚」は忘れないようにしましょう。そして、急加速急減速を控えて運転していきましょう。
その上で高速道路を快適に走れるクルマ。無意識のうちに登坂に突入しても速度を保ちやすい、エンジンに余裕のあるものを選んだ方がよいと思います。
いわゆる「ぶつからないブレーキ」の類も、ストレスを低減してくれる味方
高速道路は空いていれば信号がなく快適に走行が出来ます。しかし、一旦渋滞してしまうと、その信号が無いことが、かえってあだとなり、動いては止まり動いては止まり、というのをずっと繰り返すことになります。こうなると地獄ですね。
そういうときには玉突き事故なども発生しがちです。前にいるクルマとの車間、前のクルマの車速を感知し衝突を回避する、最近のいわゆるぶつからないブレーキは効果的だと思います。まだ装着されているクルマは比較的少数だとは思いますが、「ヒヤリハット」の事故を未然に防ぎ、また万が一の場合でも被害を最小限度に抑えることが出来るでしょう。
事故をするとへこむのはクルマ以上に「双方に乗車する人間の精神」です。クルマぶつけてしまった時のショックは大きい物です。それを低減できる仕組みだと心得てください。
この機能を付けることができるのであれば、ぜひ装着されることをおススメします。
窓の大きなクルマ
コレは「疲れないクルマ」のひとつの要素と言うこともできるのですが、しっかりと風景に視線が行くクルマは疲労が少なく、ドライブを有意義なものにするでしょう。
窓と言うのは前に付いていればよい。エアコンがあるからついていればよい。そういうものではないでしょう。視認性のよさを決めるのも窓。安全運転に欠かせませんね。
そして旅の思い出を作るのも窓。ガイドブックのロケ写真では撮られない時間の朝日や夕日、行ってみたからわかる風景を思い出に焼き付けるのも窓の役目です。コレが楽しめるのもクルマでの旅の楽しみ。クルマを選ぶ際は、是非ここも留意して選びましょう。