車下取りの査定項目【査定時のチェックポイントは】
車を下取りしてもらう場合、査定士に車を査定してもらう必要があります。
そこで気になってくるのが、
- 査定ではどのような点をチェックされるの?
- 査定価格にも大きな影響を与えられる可能性はあるの?
という点です。チェックポイントを事前に把握しておけば査定前に対処ができますよね。 そこで今回は、車の下取りをしてもらう場合の査定項目のポイントについて解説します。
査定士が見るチェックポイント一覧と解説
車下取りをしてもらう場合、査定を行う人を査定士と言います。そんな査定士が車の査定を行う場合の査定項目の大まかな内訳としては「外装」、「内装」、「足元や下部」、「エンジン周辺」、「その他」に分けられます。それぞれの査定項目の中でさらに細かくチェックポイントが存在しているのですが、その内容としては以下の通りになります。
外装
- ボディ全体の汚れ
- 傷・凹みの有無や程度
- ボディカラー
- エアロパーツ
- ナンバープレート
- 前後左右の窓ガラス
- サンルーフやムーンルーフの動作確認
- ボンネットや天井の状態
- ヘッドライトやテールランプ
- ラジオやテレビなどのアンテナ類
- ドアやウインドウの動作確認など
ボディカラーに関しては特に査定価格に大きな影響を与えるポイントとなっていて、特に人気のある色の場合は査定価格が大きく上がる可能性があるとされています。
注意しておくべきところとしては、査定前にボディ全体の傷や凹みを修理したとしてもその費用は査定価格に影響を与えない点が挙げられています。
この場合は逆に手を加えられたとして減点対象となってしまう可能性があるので、傷や凹みはそのままの状態にしておくのがおすすめです。
内装
- ルーム全体の汚れ
- たばこやペットによる汚れやにおい
- シートの状態
- オーディオ類やスピーカー
- カーナビ
- ハンドルやメーター類
- エアバッグ
- トランクスペースの状態
- スペアのタイヤ
- 付属の装備品など
内装も汚れがひどいかどうか、交換が必要かどうかによって加点減点が行われている査定項目のひとつです。特にたばこの影響による臭いやペットの影響による臭いは買い取った後の購入者が嫌がる可能性が高いため、査定価格に大きな影響を与える可能性があると言われています。
足元や下部
- タイヤやホイールの状態
- 車高
- タイヤハウスの状態
- マフラーの状態
- オイルの漏れや滲み
- 各パーツの傷や凹み
- 錆など
こちらの項目はタイヤなどはチェックできても下部は普段からあまりチェックしていないという人も多く、見逃してしまいやすい査定項目だとされています。特に重要なポイントとして指摘されている場所は少ないですが、普段からチェックして状態を維持できるように心がけておくことが大切です。
エンジン回り
- バッテリーの状態
- エンジンオイルの状態
- 修復歴の確認
- エンジンの状態
- 改造パーツの有無
- 車台番号など
この中で最も重要なチェックポイントとなっているのが車台番号であり、移植や改ざんされた痕跡がある場合は買取拒否される場合があるので注意が必要です。
その他
- メーカーや車種・年式
- グレード
- 走行距離
- 車検証や整備記録簿の内容
- 取扱説明書などの書類
- 車検の残期間
- キー(スペアキー)やキーレス
- 純正部品など
このように査定士がチェックする項目やポイントは非常に細かい内容となっており、状態によって加点減点が行われています。このような項目はカーチェックシートと呼ばれるものに最終的な評価が記載されて査定が行われるため、事前にカーチェックシートを確認して車のチェックをしておくのがおすすめです。
査定額に影響するの?○×で解説!
車下取りでの査定士がチェックする査定項目やポイントの中には、多くの人が「ここは査定額に影響するのだろうか」と思える部分がいくつかあります。ここでは多くの人が査定額に影響するのかどうか疑問に思っている5つの項目について、〇×で解説していきます。
1)ガソリンの残量:×
ガソリンの残量に関しては査定項目に含まれておらず、基本的にはどの程度の凝っていても査定額には大きな影響はありません。ただしガソリンオイルやバッテリー、走行距離はチェックポイントに含まれているので、確認しておくのであればそちらをチェックしておくのがおすすめされています。
2)ステッカーやシール:〇もしくは×
ステッカーやシールは車の外装面で評価が下がるのではないかと考えられますが、こちらに関しては査定士の判断によって加点減点が行われています。ただ全く影響を与えないというわけではないので、できれば事前に綺麗にはがしておくのがよいとされているようです。
ちなみにステッカーやシールをはがそうとして車体に傷をつけてしまうとそれこそ査定額に影響を与えてしまうので、無理にはがすのはおすすめされていません。
3)カーナビ:〇
カーナビの有無はほとんどの場合が加点査定になると言われています。ただしあまりに古いものだった場合は査定額に影響を与えないとされているので、2年から3年ほどの新しいカーナビが対象となっています。
4)スペアキー:〇
スペアキーを紛失してしまった状態でも車下取りや査定は可能ですが、紛失は減点対象とされているので査定額に影響が出ます。影響が出るのはおよそ2万円程度でそこまで大きなものではないのですが、できれば減点されたくないという人はスペアキーの保管をしっかり行っておく必要があるようです。
5)フロアマット:〇
フロアマットを含めた車の内装の汚れは、査定額に大きな影響を与えるポイントのひとつです。特にフロアマットは車を利用していると最も汚れやすい部分なので、交換が必要だと判断されると大きな減点対象になるので要注意だと言われています。
まとめ
車下取りの際の査定では、外装や内装はもちろん大まかな査定項目の中に複雑なチェックポイントが存在しています。このチェックポイントの状態によって加点減点が行われており、総合的な評価をカーチェックシートでまとめたものが査定額として提示されるのです。
そのため車の状態は全体的にチェックしておく必要があるのですが、中には査定額に影響を与えないポイントもいくつかあるほか加点減点に影響を与えるポイントも少なくありません。
査定士がどのようなポイントをチェックしているのか、その点を踏まえて日ごろから車の取り扱いに注意しておくのが大切だと言えます。
査定時のチェックポイントに関するよくある質問
ボディカラーは査定額に影響する?
ボディカラーに関しては特に査定価格に大きな影響を与えるポイントとなっていて、特に人気のある色の場合は査定価格が大きく上がる可能性があるとされています。
傷・凹みは査定額に影響する?
査定前にボディ全体の傷や凹みを修理したとしてもその費用は査定価格に影響を与えません。
この場合は逆に手を加えられたとして減点対象となってしまう可能性があるので、傷や凹みはそのままの状態にしておくのがおすすめです。
ガソリンの残量は査定額に影響する?
ガソリンの残量に関しては査定項目に含まれておらず、基本的にはどの程度の凝っていても査定額には大きな影響はありません。
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