『旺盛な海外需要が買取相場を押し上げてます』2026年1月買取相場レポート
中古車の買取価格は同じ車種、同じ条件であっても年間を通じて見ると、高い時期と安い時期があることはご存知のとおり。
できるだけ高値で売却するには、タイミングと買取業者選びが大切です。
車選びドットコムでは、オークション相場や自社で収集・蓄積した独自データを基に、最新の買取相場をレポートしてお届けします。
- Chapter
- 愛車の売却は売却は2月までの決断が吉
- 中古車買取の動向
- ボディタイプ別買取ランキング
愛車の売却は売却は2月までの決断が吉
昨年の中古車買取相場は、8月まで一昨年と同水準で推移していましたが、5年落ちを中心とした中古車のタマ不足、海外需要の増加、災害、長引く円安といった要因により、相場は上昇に転じ過去最高値を記録しました。
なかでも、「ドル高でもドル安でも円安だった」と評される円の独歩安とそれにともなう輸出需要の増加は、国内中古車の絶対数を減らして、買取価格を押し上げています。
とくに海外の旺盛な需要は、買取価格に大きく影響しました。この傾向は、2020年後半から発生した新型コロナと半導体不足による新車の減産も手伝って、あと数年は続くとみています。
そこに追い打ちをかけるのが、昨年10月に高市政権が発足した直後から、強まっている円安です。2025年末には158円台に限りなく近づいたことで、今年はこれまで以上に海外の新興国や発展途上国からの需要増が見込まれます。
くわえて年明けに中国が発表した日本に対する軍民両用品の輸出規制管理により、レアアースの輸出管理が強化されれば、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)の高性能モーターに不可欠なレアアースの供給が滞ることで、国内新車の生産調整や出荷停止が発生する恐れがあります。
国内メーカーは、レアアースに依存しないモーターや使用量を大幅に削減した磁石の開発を進めており、影響は一時的なもので終わるとの見通しもありますが混乱は避けられそうにもありません。
ちなみに中国による輸出規制が3カ月続いた場合、日本全体で約6600億円の経済損失が発生するとの試算が出ています。
そうなると数年前に中古車の買取価格の高騰を招いた新型コロナを発端とする各メーカーの生産停止や減産がふたたび発生し、中古車のタマ数が減少。円安も手伝って、買取価格はさらなる高騰へ、ということがありうるかもしれません。
とはいえこのレポートを作成している最中に飛び込んできた衆議院の解散総選挙の結果によっては、上記の予想が大きくはずれる可能性もあります。
確実に高値で愛車を手放したい方は、新生活の需要に向けて中古車販売店や専門店が買取を強化する1、2月中に決断することがベストです。
中古車買取の動向
車選びドットコムが過去5年ぶんのデータもとに分析した通り、昨年の買取価格は9月から10月かけて過去最高値を記録しました。
1月は年末商戦が収束して若干の下落が見られますが、買取平均価格は依然として100万円を超えて推移しています。
この高止まり傾向は、年度が変わっても続きます。とくに3年から5年落ちの低年式車両は、中古車の絶対数の不足によって、海外需要をメインにタマ数不足となり、買取価格を押し上げることになるでしょう。
と同時に円安で新興国や発展途上国からの需要が増加していることもあって、これまで買取価格の低かった高年式車両もターゲットになっています。
車種は、これまで人気だったハイエースやキャラバンといった1BOXにくわえて、燃費の良いコンパクトカーや軽ワゴン(バン)が注目されています。
さらに1、2月は、新年度に向けて中古車販売店も買取を強化する時期なので、愛車をできるだけ高値で売却したいと考えている方は、積極的に動いてみることをおすすめします。
その際は、車選びドットコムの一括査定サービスがおすすめ。車選びドットコムの一括査定サービスなら、車両の情報を入力するだけで、複数の買取業者に査定の依頼ができますので、手軽にかつ少しでも高く車を売りたいオーナーにこそ使ってほしいシステムなのです。
また、いますぐの売却を考えていなくても、自身の愛車の相場感を知っておくことは、後々に役に立ちますし、思わぬ高値が提示されることもあるので、利用してみてはいかがでしょうか?
ボディタイプ別買取ランキング
最後に中古車情報サイト(車選びドットコム)の、最新のボディタイプ別中古車買取ランキングを紹介します。
市場で売買が盛んな人気の車はすぐに買い手がつくことから買取価格にも影響しますので、愛車の売却を検討する際には市場のトレンドもぜひ参考にしてください。
国産車ボディタイプ別買取ランキング
国産車ボディタイプ別買取ランキングは、前月2位のミニバン/ワンボックスと、3位のコンパクト/ハッチバックが順位を入れ替えました。
軽自動車に軽バン/軽ワゴン(6位)、軽RV(8位)、軽トラック(9位)を合わせると全体の約4割となり、新車販売台数の割合とほぼ同じになります。
| ボディタイプ | 割合(%) | |
| 1位 | 軽自動車 | 29.5% |
| 2位 | ミニバン/ワンボックス | 18.3% |
| 3位 | コンパクト/ハッチバック | 17.7% |
| 4位 | SUV/クロカン | 7.7% |
| 5位 | セダン/ハードトップ | 7.4% |
輸入車ボディタイプ別買取ランキング
輸入車ボディタイプ別買取ランキングは、前月と変わらずですが、1位のSUV/クロカンと、2位のセダン/ハードトップに対して、他車種の買取台数が減少しています。
| ボディタイプ | 割合(%) | |
| 1位 | SUV/クロカン | 29.0% |
| 2位 | コンパクト/ハッチバック | 24.5% |
| 3位 | セダン/ハードトップ | 14.9% |
| 4位 | ステーションワゴン | 10.6% |
| 5位 | クーペ | 8.9% |
買取価格は、販売戦略や店舗ごとの在庫状況、業者の得意とする車種、また顧客からの要望を受けている車種など、さまざまな要因によって変動します。その差は数万円から、多いときには数十万円になることもあります。
少しでも高値での買取を期待するのであれば、まずは複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
一括査定サービスを利用して、いくつかの買取業者から見積もりを取ることで、もっとも高額をつけた店舗に売却することができますし、希望の店舗の提示価格が思ったより低かった場合でも、他店の見積もりを交渉材料に使うことができるのもメリットです。
また、車の売却においては、買取価格の高さだけでなく、信頼できる店舗を見つけることも大切です。
そんなとき一括査定サービスは、愛車の市場価値を把握できるだけでなく、信頼できる店舗を見極める手がかりにもなるかもしれません。



























