やっぱりデザインも大事だよね! 人気デザインの車
ピニンファリーナやケン・オクヤマといった一流デザイナーによってデザインされたフェラーリ車をはじめ、かつての名車をモチーフにデザインされたBMW ミニやフォルクスワーゲン ニュービートルなどなど…世の中には、そのデザインだけで欲しくなるクルマが存在します。
そんなデザインで選ぶおすすめの中古車を紹介しましょう。
※2014年12月11日時点
デザインも性能のうち
クルマを評価するときに、ときどき「デザインがいくらよくても、性能や安全性が高くなければ」「デザインにお金をかけるなら、もっと中身にお金を」という声を耳にしますが、果たしてそうでしょうか?
あまり極端にどちらかに振られすぎているのもどうかと思ってしまいますし、私はデザインも大事な性能のうちだと思います。
街でクルマを見た人が、他車との違いを判別できるのはデザインだけです。高性能なエンジンが載っていても、高級な内装が与えられていても、外からは判別できません。
風景のなかで人の目にどんなふうに映るのか、どんな印象を残せるかというのは、じつはクルマの付加価値において重要な要素なのです。
そして、クルマのデザインに対する評価のなかで一番大切なことは「自分が好きなデザインかどうか」です。デザインの差別化といっても色々なものがありますので、気に入ったデザインのクルマを探してみてください。
レトロなフォルムは名車へのオマージュ
旧型が人気を博したベストセラーである場合に多いのですが、古いモデルのデザインモチーフを取り入れた最新型が散見されます。
BMW ミニ、フォルクスワーゲン ニュービートル/ザ・ビートル、フィアット 500、フォード マスタング、シボレーカマロなどはそんな車種といえるでしょう。
見た目はレトロですが、最新の技術で快適、経済性も考えられています。ちょっと楽しくなれたらこっちのもの。毎日が楽しくなるようなレトロな雰囲気のクルマたちとカーライフを楽しまれてみてはいかがでしょうか。
デザイナーズプロダクツでワンランク上の満足を
特に海外ブランドの高級車が多いのですが、一流デザイナーによるデザインをまとったクルマも少なくありません。
ジウジアーロ、ピニンファリーナ、ベルトーネ、ガンディーニといった一流デザイナーによるデザインは、ただ単に輪郭、キャビンやエンジンを覆うだけのフォルムを形成するだけではなく、太陽の光の下で見ると、個性的な面を形成し、独特の光の反射を帯びたりするものです。
フェラーリやランボルギーニなどの高級車、アルファ・ロメオなどといったメーカーのクルマたちには、こうしたデザイナーのデザインスタジオのエンブレム、バッジをボディに持っているものもあります。
ちょっとのこだわり、ただ漫然と作られたわけではないクルマに乗ると、やはりなんとも言えず、嬉しくなるもの。こういうクルマは性能と同時に、デザインに関しても評価され、根強いファンを抱えています。
メーカー内製のデザインが悪いわけではないのですが、より重点的にデザインを捉えていると評価することはできるでしょう。
優れたデザインと暮らすカーライフは、他の自動車趣味とはひと味違ったものになることでしょう。