よくある中古車が嫌な理由と解決策総合12選|損をしない賢い車選びとは
よくある中古車が嫌な理由や中古車が嫌な場合の解決策などをご紹介します。
中古車を嫌がる理由はいろいろと考えられますが、理由によっては解決策もあります。車選びで損をしないように、なぜ中古車が嫌なのか理由をもう一度見直してみましょう。
中古車と新車で迷う理由
車を購入するときに、中古車と新車のどちらにするか迷う方は多いでしょう。
中古車と新車で迷う理由はいろいろとありますが、どちらの方がおすすめなのかは優先したいポイントによって異なってきます。
他人が乗った車が嫌な場合には新車がおすすめですが、中古車と比べると購入時の初期費用が高くなるのがネックです。
予算が少ないけれど、ハイスペックな車を購入したいときには、中古車を選択するのもよいでしょう。
よくある中古車が嫌な理由6つ
中古車には、新車より安く購入できること、納車が早いこと、掘り出し物が見つかることなど、さまざまなメリットがあります。しかし、いくらメリットがたくさんあったとしても中古車は嫌だという方もいます。
では中古車が嫌な理由には、どのようなことが挙げられるのでしょうか?
ここからは、よくある中古車が嫌な理由を6つをご紹介します。
1:前の使用者が気になる
中古車が嫌な理由の1つ目は、前の使用者が気になることです。
知り合いから車を譲ってもらう場合を除くと、中古車を購入するときには、前の使用者がどんな人で車をどのように管理していたのかということを知ることはできません。
前の使用者が車を大切に扱っていたとは限らず、乱暴に扱われていた可能性もあります。そのため、誰かが使っていた中古車を購入することを不安に感じる方が多いでしょう。
2:修理費がかかりそう
中古車が嫌な理由の2つ目は、修理費がかかる恐れがあることです。
状態の良さそうな中古車を購入したとしても、見た目ではわからない経年劣化が進んでいる場合もあり、新車と比べると故障する確率は高くなります。
新車ならメーカー保証が付いていて、保証期間中であれば無償で修理を受けることも可能です。
中古車の場合には基本的には保証が付いていないため、もし故障したら購入費は安くても修理費がかかる心配があります。
3:妥協が必要になる
中古車が嫌な理由の3つ目は、妥協が必要になることです。
新車を購入するときには、メーカーや車種、ボディカラー、装備などを自由に選べて、自分の希望通りの車を手に入れることができます。
中古車を購入する場合には、中古車市場に出回っている車の中から選ばなければならないため、すべてが希望通りの中古車に出会えるとは限りません。ボディカラーや年式、走行距離など、ある程度の妥協が必要になることもあります。
4:価格が不安定
中古車が嫌な理由の4つ目は、価格が不安定なことです。
中古車は、同じ車種やグレードで同じ程度の年式や走行距離であっても、販売店や購入するタイミングなどによって価格は大きく異なります。
1点ものなので気になったらできるだけ早めに購入を決断する必要がありますが、購入後にもっとお得な中古車が見つかる可能性もあり、購入時期の見極めが難しいでしょう。
5:内装の汚れやにおい
中古車が嫌な理由の5つ目は、内装の汚れやにおいです。
車をきれいに保つために定期的に洗車する方は多くいますが、洗車というと車のボディや窓の外装がメインで、車内は見落としやすい場所と言えます。
販売店が納車前に清掃してくれる場合もありますが、シートにシミや汚れが付着していたり、エアコンからにおいがしたりすることもあります。どのような人が使っていたのかわからないので、使用感が残っている中古車を嫌がる方は多いでしょう。
6:燃費が悪そう
中古車が嫌な理由の6つ目は、燃費が悪そうなことです。
中古車は、年式が古くて走行距離が長いほど価格が安くなる傾向にあります。そのような車は、部品の消耗が進んでいて燃費が悪化している可能性があります。
安く車を購入できたとしても、燃費が悪いと結局は維持費が高くなり、車を安く購入した意味がなくなってしまいます。このことが理由で中古車を敬遠する方も少なくないでしょう。
中古車が嫌な場合の解決策6つ
中古車が嫌な理由6つをご紹介しましたが、中古車の中には条件が良くてお得な車もたくさんありますので、中古車というだけで嫌がるのはもったいないと言えるでしょう。
ここからは、中古車が嫌な場合の解決策6つをご紹介していきます。
中古車は嫌だけれど、新車を購入する予算はないという方は参考にしてみてください。
1:試乗車落ちを狙う
中古車を購入するのが不安な場合には、試乗車落ちを狙うという手もあります。
試乗車落ちの中古車は比較的新しくて走行距離が短いため、新車よりも安い価格で購入できます。
試乗車はお客さんの購入意欲を高めるための車なので、グレードが高くて高価なオプションが付いていることが多いでしょう。ディーラーで管理されていた車なら、最低限の整備は行われているという安心感もあります。
2:購入時に車体をチェックする
リスクの少ない中古車を選ぶためには、購入時に車体をチェックすることを忘れないようにしましょう。
価格が安いほどお得な気がしてしまいますが、中古車の安さには理由があるため価格だけで購入を決めるのは禁物です。
見た目が良くても、事故車や整備不良車の可能性もあります。車体の表面だけでなく、ボディ下やカーペット下、トランク下、シート下などの目につきにくい部分も見て、サビや腐食、事故跡などの欠陥がないかしっかりチェックすることが大切です。
3:優先順位の高い条件は譲らない
妥協のない中古車を探すためには、優先順位の高い条件は譲らないことも重要です。
中古車を探す前に、まず自分にとっての優先順位を整理しておき、何となく良さそうだからというだけで購入を決めないようにしましょう。
中古車は1台1台状態や価格が違い、理想通りの車を見つけることは大変です。優先順位を整理して、ここは譲れないという部分を明確にしておけば、自分に合う1台を手に入れられるでしょう。
4:ルームクリーニングを依頼する
内装の汚れやにおいが気になるのであれば、ルームクリーニングを依頼しましょう。
軽い汚れやにおいなら自分で対処できる場合もありますが、自分で落としきれない汚れやにおいはプロの業者に任せた方が確実に解消できます。
ルームクリーニングを業者に依頼すれば、費用はかかりますが、専用の機械や洗剤を使って見えない部分まできれいにしてもらえます。ルームクリーニングは、カー用品店やガソリンスタンドなどに依頼できます。
5:新車と燃費は変わらない
燃費が悪そうだから中古車は嫌だと考える方は多いですが、実は新車と中古車の燃費はあまり変わりません。
燃費の差はメンテナンスの有無やドライバーの使い方が大きく影響し、中古車だからというだけで新車より燃費が大きく劣ることはないのです。
必要な時期に適切なメンテナンスを行ったうえで、アクセル・ブレーキの踏み方やタイヤの空気圧などに注意を払ってエコドライブを心掛ければ、中古車でも燃費を良くすることができるでしょう。
6:4~5月を狙って購入する
中古車をできるだけお得な価格で購入したい場合、4~5月を狙って購入するのがおすすめです。
中古車は新生活の準備期間である2~3月頃に需要が高くなり、需要が落ち着いた4~5月頃には販売価格が下がるからです。
また、車は定期的にフルモデルチェンジが行われます。
フルモデルチェンジが行われると旧型車は人気が低下するため販売価格が下がります。新型車への乗り換えのために、旧型車を下取りに出す人が増え、中古車市場に在庫が増えます。
中古車嫌いが損する理由3つ
誰にも使われていない新車は、きれいで安心感があります。しかし、中古車が嫌いだからといって新車を選ぶと、人によっては損をすることもあるため、注意が必要です。
最後に、中古車嫌いが損する理由を3つご紹介していきます。新車を選んで損をすることがないように、中古車嫌いが損をする理由を改めて確認しておきましょう。
1:購入価格が高い
新車なら好きなカラーやグレードを選べますが、購入価格が高くなってしまいます。
車を安く購入したい場合は、中古車を選ぶとよいでしょう。同じ予算でも、中古車ならグレードの高い車を購入できます。
2:購入後に値落ちする
車は中古車になった途端に価値が大きく下がります。購入してすぐに、ほぼ新車に近い状態で買取に出したとしても、買取価格が高くなることはありません。
短いスパンで車を乗り換えたい場合には、値落ちしにくい中古車を選ぶとよいでしょう。
3:あまり乗らない
新車にこだわっても、あまり乗らないのであれば当然損をしてしまいます。
車は乗らなくても維持費がかかるため、維持費のことも考えてから購入することが大切です。使用目的や頻度によっては、中古車やレンタカーを選択肢に入れるとよいでしょう。
本当に中古車が嫌なのか理由を考えてみよう
よくある中古車が嫌な理由や解決策などをご紹介しました。
さまざまな理由で中古車を嫌がる方は多くいますが、中古車にも条件が良い車はたくさんあります。本当に中古車が嫌なのか理由を考えてみて、中古車の購入も検討してみましょう。