秋に中古車のメンテナンスを行う時のポイント8つ|お店の選び方も紹介

秋は気候が良くイベントも多い時期。車を使う機会が増えますが、夏場の走行で消耗部品が脆くなっている可能性が高くなっているため、各種オイルやタイヤ・ライトのバルブ等をメンテナンスし交換しておく必要があります。
秋のドライブを楽しむためにも、定期的に車を整備しておきましょう。
秋に中古車のメンテナンスを行うべき理由は?

秋は行事が多く遠出の機会も増えるため、長距離の運転をする前の秋口に車のメンテナンスを行っておく必要があります。
また、夏の行楽などで車を使う頻度が多いので、車を正常な状態に保つためにも秋にメンテナンスをしておくことが大事です。
さらに、環境が著しく変化する冬を迎える前に冬用タイヤに履き替えさせたり、バッテリーの状態を確認したり、室内の温度を保つためのヒーターが正常に作動するかなどをチェックしておく目的もあります。
秋の行事に備えるため
秋は運動会の行事であったり、紅葉を見に行楽地へ車で出かける機会が増え、車を運転する回数が多くなるため車のメンテナンスを行っておく必要があります。
また、秋は山道を走る機会が多くなるので、安全に走行していくためにもタイヤやライトの状態を確認しておくことが大切です。
秋の行事に備えるためにも、秋口には中古車のメンテナンスを行っておく必要があります。
夏の疲れをとるため
夏場の車の疲れを取り除くためにも、秋口の中古車のメンテナンスが必要になってきます。
夏場は強い日差しや高い気温の中で車を走らせているので、エンジンオイルやブレーキフルード、エンジンの冷却水、ファンベルトなどの劣化が進んでいることがあります。それらの消耗部品をチェックし、必要ならば部品の交換が必要です。
家族の安全を守っていくためにも、車に夏場の疲れを取り除くメンテナンスを行っておきましょう。
秋に中古車のメンテナンスを行う時のポイント8つ

はじめに、秋に中古車のメンテナンスを行う際の8つのポイントについて紹介していきます。
夏場に車を走行させると夏の強い紫外線でボディの塗装が痛んだり、エアコンを使う頻度が多いことでフィルターが汚れていることがあるので、秋口に入る前にはそれらのパーツの点検を行い、夏の疲れを取り除くメンテナンスをしておきましょう。
同乗者の安全を確保するためにも、安全走行が可能な状態を保つことを目的に整備を行いましょう。
1:バッテリーをメンテナンスする
中古車を夏場に走行させると、車内の気温の上昇を抑えるためにエアコンを酷使する機会が多くなります。
そのため、涼しくなってきた秋口にはバッテリーの状態を確認し、必要に応じて交換したり、他の車から充電を受けることのできるブースターケーブルなどの準備をしておきましょう。
2:車のボディをケアする
夏に車を走行させると紫外線の影響を受けてボディの塗装が傷みやすくなったり、色むらがおきてしまうことがあるため、洗車をしてコーティング剤などを塗りケアをしておく必要があります。
塗装が剥がれてしまい、ボディ自体に錆を発生させないためにも、ボディ表面のケアをしておきましょう。
3:タイヤをメンテナンスする
夏の車の走行は熱したアスファルトの上を走らせることになるので、ゴム製のタイヤは傷みやすくスリップサインが出てしまっていたり、空気圧が下がっていたりすることがあります。
定期的に点検するようにして、必要ならばタイヤの交換や修理を依頼しましょう。
4:ワイパーを確認する
夏の紫外線によりゴム性のワイパーゴムは劣化していることがあるので、ワイパーの点検をする際は、ワイパーゴムの消耗が激しければゴムのパーツを交換しておきましょう。
また、ワイパー自体もきちんと作動するか確認しておき、不具合があれば修理を依頼しましょう。
5:ウォッシャー液などを補充する
ワイパーの確認をする際にウォッシャータンクにウォッシャー液が入っているか確認を行い、少ないようであればウォッシャー液を補充しておきましょう。
また、ウォッシャー液を吹き付けるモーターがきちんと作動するかも確かめましょう。
6:エアコンのフィルターを交換する
夏場は室内の温度を下げるためにエアコンを作動させる機会が増えることで、エアコンのフィルターが汚れやすくなり、フィルター自体の劣化も進むことが多いです。
秋に入る前にエアコンフィルターを取り外して掃除をし、交換が必要ならば新しいものに取り替えるようにしましょう。
7:ライトを確認する
夏に車を走行させると強い紫外線の影響でライトのパーツに黄ばみができてしまい、十分な明るさを確保できなくなるので、ライトの黄ばみを取り除きコーティング剤を塗るようにして、ライトの明るさを維持できるようにしましょう。
8:エンジンオイルを確認する
夏の走行は暑さなどの影響によりエンジンオイルが劣化していることがあるので、ボンネットルームを開けてエンジンオイルの状態を確認し、オイルが劣化していると判断できるようならばエンジンオイルの交換をしておきましょう。
中古車のメンテナンスを行う時のお店の選び方4つ

最後に、中古車のメンテナンスを整備士に任せる場合、どのようなお店を選べば良いのかを紹介していきます。
自分で行える整備もありますが、法定整備や車検といった整備は整備士資格を持った人に任せなくてはならないため、よく利用するガソリンスタンドや中古車を取り扱っている整備工場で整備を依頼しましょう。
ただし、それぞれのお店で整備の価格やサービス内容などは異なるので、自分の車に合ったショップを選んでいきましょう。
1:ディーラーを利用する
中古車のメンテナンスを依頼できるお店に、ディーラー店があります。
ディーラーはメーカーの正規販売店のことですが、国土交通省の認可を受けた整備工場を持っており、ディーラーで扱っているメーカーの車ならば車検や修理を依頼することができます。
ディーラーは自社ブランドの車を専門に扱っているお店でもあるので、リコールの対応も早く、また、知識や経験に富んだ整備士が常駐しているため、安心して整備を依頼できます。
2:ガソリンスタンドを利用する
また、ガソリンスタンドも中古車のメンテナンスを依頼できるお店の一つです。
昨今はガソリンを入れたり洗車をするだけの場ではなく、指定工場の役割も担っているスタンドも増えてきており、新車・中古車に関わらず車検整備を依頼することができます。
ガソリンを入れるついでに車の状態も見てもらうことができるので、必要であれば点検整備といった形で車を預けることもできます。
3:整備工場を利用する
中古車のメンテナンスを依頼できるお店に、専門の整備工場があります。
中古車を専門に扱うショップに併設された整備工場や街の中にある整備工場は、さまざまな車種を扱う経験力があるだけでなく、工賃も安く設定しており、整備に掛かる費用を抑えることができるので、気軽に車の整備を依頼することができます。
4:カー用品店を利用する
中古車のメンテナンスを依頼できるお店の一つに、カー用品店も挙げられます。
カー用品店は整備工場のように中古車や新車のメンテナンスを依頼することができ、カー用品店で整備を依頼すればショップで扱っているアフターパーツやオリジナルブランドのタイヤを安く装着することができます。
また、車を自分好みに仕上げたい場合などもカー用品店に依頼すれば思い通りのカスタムを施すことができます。
秋に中古車のメンテナンスを行っておこう

秋に中古車のメンテナンスを行う際の理由や整備のポイント、中古車のメンテナンスを依頼できるお店などについて紹介してきました。
中古車は年式が古いことで消耗部品が脆くなっている箇所もあるので、自分自身でメンテナンスを行い、常に車の状態を正常に維持していくことが重要になってきます。秋のドライブを楽しむためにも、夏で酷使した車のパーツの点検を行っておきましょう。