中古車を店舗に見に行く時のポイント5つ|チェックすべき箇所も紹介

中古車販売店に中古車を見に行く際は、ポイントをおさえた来店が必要です。また来店の前に在庫状態や試乗可能かを確認し、実際に車を見に行った際の車体点検も大切です。
良い車と出会うためにも、中古車販売店に来店する際のポイントを確認しておきましょう。
- Chapter
- 中古車店に見に行くだけは失礼にあたる?
- 中古車を店舗に見に行く時のポイント5つ
- 中古車選びの時にチェックすべき箇所7つ
- 中古車を見に行く際の注意点
- 中古車を見に行く時のポイントをしっかり押さえておこう
中古車店に見に行くだけは失礼にあたる?

中古車店には車を見に行く目的で来店しても、お店に対して失礼なお客にはなりません。
ただし、試乗するためだけに来店したり、買う気もないのに見積もりを出させてしまうと冷やかし行為となり、店側にとって迷惑なお客だと判断されることがあります。
車を購入する前提で店を訪れており、どのような車にしたいのか検討するために車を見に行くだけであれば、失礼にはあたりません。
中古車を店舗に見に行く時のポイント5つ

ここでは、店舗に中古車を見に行く際のポイントについて紹介します。
店頭に展示してある中古車の状態を正しく知るためにも、天気の良い日にショップに訪れて車体を目視で確認しやすくしたり、車に試乗できるのかあらかじめショップに確認しておくことも中古車を選ぶ際の重要なポイントになります。
1:晴れていて明るい時間帯を選んで行く
店舗に中古車を見に行く際のポイントの1つ目に、晴れていて明るい時間帯を選んで訪問することが挙げられます。
夜に中古車店に車を見に行くと展示場はライトアップされていて車も綺麗に見えますが、ライトで薄いキズや洗車キズが確認しづらいため、車の状態を正しく知るためにも天気の良い日の昼間にショップに訪れる必要があります。
2:見に行く前に予約・在庫確認をする
店舗に車を見に行く際のポイントの2つ目に、訪問する前に予約や在庫確認をしておくことが挙げられます。
店舗に訪問する前に予約を入れて在庫確認をしておかないと、店側が洗車するなどの準備ができなかったり、購入を検討している車種について詳しく説明できるスタッフを待機させておくことができないため、予約した上で来店する必要があります。
3:試乗可能か事前に確認をとっておく
店舗に車を見に行く際のポイントの3つ目に、試乗可能か事前に確認をとっておくことが挙げられます。
規模の大きい店舗では車に試乗できる店が多いですが、個人経営の中古車販売店などはスタッフの人数が少なかったり、事故が起きた際の保険を準備することが難しい店舗もあります。
車に試乗したい場合は事前に店に確認するようにしましょう。
4:メモがとれるものを持参する
店舗に車を見に行く際のポイントの4つ目に、メモがとれるものを持参することが挙げられます。
気に入った中古車が見つかれば、次回、購入するために来店した時にどのような持ち物が必要になるのか店員に尋ねておき、忘れずにメモをとっておくようにしましょう。
また、購入して問題がない車か調べるためにも、中古車の状態についてもメモしておきましょう。
5:即決した場合に備えたものを準備する
店舗に中古車を見に行く際のポイントの5つ目に、即決した場合に備えた持ち物を準備することが挙げられます。
気に入った車があって即決で購入を決めた場合に備えて、取り置きをお願いする際に必要となる少額のお金や印鑑などを持って行くようにしましょう。
また、オーディオシステムを確認するためのCDを持参したり、USBの有無を確認することも大切です。
中古車選びの時にチェックすべき箇所7つ

中古車を選ぶ時にチェックしておきたい7つの箇所があります。
中古車は人手に渡り数年間走行してきた車がほとんどなので、ブレーキの効き具合を確認したり外装や内装にキズや汚れがないかを見る必要があります。
購入した中古車を長く乗り継いでいくためにも、消耗部品やエンジン、車自体の状態を確認し、納得した上で購入を検討しましょう。
1:車全体の外装
中古車選びの時にチェックすべき箇所に、車全体の外装があります。
車の外装の塗装に色ムラや色あせなどがないかチェックして、サビなどが発生していないかも確認しましょう。また、外板と色が異なっている部分があれば修復歴のある車の可能性があるので、店の店員に外板についても尋ねるようにしましょう。
その他にもボンネット内を見せてもらい、エンジンルームの状態を確認することも大事です。
2:エンジン部分
中古車選びの時にチェックすべき箇所2つ目に、エンジン部分が挙げられます。
エンジン本体やエンジン下部にオイル漏れなどがないかチェックし、ファンベルトが傷んでいないかどうかも確認しましょう。
また、エンジンにサビが発生していないか見るようにし、整備履歴の情報を元に定期的なオイル交換がなされているかも点検しましょう。
3:内装部分
中古車選びの時にチェックすべき箇所として、車の内装部分も確認しておきましょう。
内装のシートの状態を確認し、エアコンやオーディオなどもきちんと稼働するかチェックしましょう。また、パワーウィンドウやワイパーなどが正常に作動するか確かめ、納得した上で購入を検討しましょう。
4:ステアリング
中古車選びの時にチェックすべき箇所にステアリングがあります。
車に乗車してステアリングを握らせてもらって違和感がないかチェックするようにし、ハンドルを切った際にタイヤが左右のどちらかに片寄って曲がっていないかを見ましょう。
また、レーシーなハンドルに交換している場合は前のオーナーが無理な走行をしていることがあるので、修復歴がないかしっかり確認することも大切です。
5:ブレーキ部分
ブレーキ部分も中古車選びの段階で確認しておきましょう。
ブレーキディスクに損傷がないか見るようにし、ブレーキオイルが適切な頻度で交換されているか整備履歴を元に確認しましょう。また、試乗させてもらった際にブレーキの効き具合を確かめることも大切です。
6:タイヤ
中古車選びの時にチェックすべきポイントにタイヤの点検があります。
タイヤにタイヤ溝が残っているかをチェックして、溝の減りが激しい場合などは過去に無理な走行をしていないか修復歴などを確認させてもらいましょう。
また、タイヤの消耗が激しい車の場合、新しいタイヤに交換しないと車検に通らないことも承知して購入を決めましょう。
7:ライトなどの保安部品
中古車選びの時にチェックすべきポイントにライトなどの保安部品の点検があります。
ライトやウィンカー、ワイパーといった保安部品は公道を安全に走行させるために不可欠なパーツなので、ウィンカーは左右きちんと作動するか確認し、ライトもハイビーム、ロービームでの点灯が可能か点検しましょう。
また、ワイパー液が補充されているか確認し、ワイパー自体が正常に作動するかも点検しましょう。
中古車を見に行く際の注意点

ここからは、店舗に中古車を見に行く際の注意点について紹介します。
プライスボードには中古車のさまざまな情報が載せられているので、整備記録簿自体が存在するのかや修復歴や保証の有無を確認し、また、トラブルを避けるために安易に仮押さえ金や手付金を支払わないようにしましょう。
プライスボードを確認する
中古車を見に行く際の注意点の1つ目に、プライスボードを確認することが挙げられます。
プライスボードに表示されている車の使用歴をチェックし、修復歴や補償の有無を見るようにしましょう。また、整備記録簿が残されているようならば、点検内容を確認し、走行距離の数値も確認しましょう。
また、プライスボードに曖昧な言葉を使った表示がある場合などは店側に尋ねてみましょう。
仮押さえ金や手付金を安易に支払わない
中古車を見に行く際のポイントの2つ目に、仮押さえ金や手付金を安易に支払わないことが挙げられます。
仮押さえ金や手付金といったお金は具体的な商談が進んでから支払うようにして、もし支払った場合には契約書と領収書を発行してもらいましょう。
また、安易に手付金などを払ってしまうと購入の意思があるものと店側が判断して、先の手続きや車両整備を強引に勧める店もあるので注意しましょう。
中古車を見に行く時のポイントをしっかり押さえておこう

店舗に中古車を見に行く際のポイントや注意点、中古車のチェックすべき箇所について紹介しました。
中古車であっても車の購入は大きな買い物となるので、良い車と出会うためにも店舗に中古車を見に行く際のポイントや車体の点検すべき箇所を知っておくようにしましょう。
楽しいカーライフを送るためにも、中古車店に車を見に行く際のポイントを熟知しておくことが肝心です。