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走行距離から中古車を選ぶ際の目安とは?走行距離で中古車を選ぶ注意点3つをご紹介!

メーター 走行距離

良い中古車を選ぶには、走行距離の確認は必要不可欠です。

しかし「走行距離の目安は?」、「走行距離は何万kmまで平気なの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか

走行距離が長いほど、価格は安くなりますが、その分安全面が心配になります。

そこで今回は、走行距離から中古車を選ぶ際の目安や、走行距離を確認する際の注意点について解説していきます。

この記事を読めば、走行距離に関して知識をつけて、中古車購入を失敗するリスクを減らせるはずです。

是非、参考にしてみてください。

Chapter
中古車選びは走行距離が重要?
【状態別】走行距離の目安3つ
走行距離で中古車を選ぶ注意点3つ
走行距離以外にも考慮した方がいいもの
中古車選びは走行距離もチェックしよう

中古車選びは走行距離が重要?

メーター 走行距離

車の劣化具合を想定できる走行距離という数値ですが、それだけで判断するのは危険です。

元の所有者の車の扱い方や、走行方法・頻度も車両状態に影響していきます。

走行距離が多くても機関に問題ない中古車もあれば、走行距離が少なくても部品の劣化が激しい中古車もあります。

走行距離が多いものは危険?

中古車で過度に走行距離が多い場合、危険度は高まります。

人間と同じように、車も経年相応の劣化が機関に生じます。

走行距離が増えれば増えるほど、劣化箇所も増えて修理が必要になります。

つまり、走行距離が多くても適宜修理されてきた中古車であれば危険ではありません

メンテナンスがされておらず、走行距離も多い中古車が非常に危険と言えるでしょう。

【状態別】走行距離の目安3つ

走行距離と保険料の関係

以下では中古車の状態毎に、目安となる走行距離の数値を3つ見ていきましょう。

走行距離をひとつの目安として捉えられると、気になる中古車を買いやすくなります。

以下3つの走行距離を目安にする方法を取り入れて、大好きな車に乗りましょう。

1. 状態がよくきれいなものが良い場合:3万km
2. 適度に新しいものが良い場合:5万km
3. 状態よりも価格を重視したい場合:10万km

1. 状態がよくきれいなものが良い場合:3万km

走行距離が3万㎞程度の車は、使用感も少なく、新車に近い状態です。

しかし走行距離が短い分、年式自体が新しく、値段があまり下がっていないものも多いです。

外観がきれいで、電装系・駆動系も適宜手入れされていれあれば、数万㎞走っていても快調な中古車は多いため、予算と相談して選びましょう。

2. 適度に新しいものが良い場合:5万km

走行距離が5万kmほどで外観もきれいな中古車は、価格と車のコンディションのバランスがとれた車です。

エンジン状態も悪くない車が多いですので、5万km以内で売られている中古車は買いやすいでしょう。

エンジンやミッションからの異音がなく、試乗しても不具合が見当たらない中古車であれば幸運な買い物です。

低走行距離でよい状態の中古車は、少なからず販売されているため、根気よく探すと見つかるでしょう。

3. 状態よりも価格を重視したい場合:10万km

とにかく安い車が欲しい場合は、10万kmを超えた車がおすすめです。

しかし、一方で安全面には注意しなくてはなりません。

車は、大体3万㎞辺りから、劣化が目立ち始めます。ただし、修繕されていれば、10万㎞を超えていても走行に支障はありません。

走行距離が10万km超えの中古車は、価格の安さが魅力的ですが、しっかりとメンテナンスがされているかはチェックしてください。

走行距離で中古車を選ぶ注意点3つ

車 チェック 査定 価格 ピクサベイ

中古車選びに欠かせない走行距離での判断ですが、見誤ってしまうと、あとあと高額な修理費が必要になることもあります。

そこで、以下では、走行距離に関して気を付けておくべき3つのことをご紹介します。

1. 走行距離が極端に短い場合
2. 走行距離が極端に長い場合
3. メーターが改ざんされていることもある

1. 走行距離が極端に短い場合

年式が新しい中古車で、極端に走行距離が短い場合、エンジンやミッションなどに不具合が生じていた可能性が考えられます。

車は機械ですので、新車であっても不具合は生じます。

また、年式が古い中古車で、極端に走行距離が短い車は、長年放置されていた可能性もあります。

一般的に、車の走行距離は、1年1万kmが目安と言われています。

そのため、走行距離が極端に短い中古車を買うと、修理をする頻度が高まる確率が増大しますので要注意です。

2. 走行距離が極端に長い場合

新しい年式の中古車で、走行距離が極端に長いと、エンジンに不具合が生じやすくなります。

エンジンは密閉された機械ですが、長年の走行でガスケットが劣化したり、クリアランスが広がったりすることはあります。

最悪のパターンではエンジンを載せ替えることもあるため、年式が新しくて走行距離が極端に長い中古車は要注意です。

一例として、商業車として酷使されていた可能性もあり、購入後に修理頻度が増すこともあるでしょう。

3. メーターが改ざんされていることもある

中古車は、走行距離メーターが改ざんされている可能性があります。

中古車は、高値で売るために走行距離を低く改ざんする業者が存在する場合があります。

中古車を買うときにはメーターのみではなく、エンジンから出る異音・外観・ミッションの操作性などに留意して買うのが最善です。

機関の確認に不安がある人は、車に詳しい人やショップで働く人と同行して中古車選びをするとよいでしょう。

走行距離以外にも考慮した方がいいもの

走行距離の申告を誤ったら?

中古車を買うときは、走行距離以外にも検討すべき項目があります。

走行距離の数値と照らし合わせ、気になる中古車の購入を検討する方法が最善です。

年式・メンテナンスという2点に関して見ていきますので、それぞれの抑えておくポイントを理解しておきましょう。

年式

車の年式は、中古車を購入するときの重要な目安になります。

数十年以上が経過した車は、どこかに劣化が生じているのが一般的です。

修理してあれば問題ありませんが、だましだまし乗ってきた車は、各所へダメージが広がっていることもあります。

年式に加えて走行距離の数値を照らし合わせ、そのうえで購入を検討すれば納得した買い物ができます。

車が製造された年式が古くても、程度がよければ機関に問題ないケースが多いでしょう。

メンテナンス状態

車のメンテナンスがされているかを確認してから中古車を買いましょう。

中古車は多かれ少なかれ故障箇所があります。ただし、しっかりとメンテナンスしながら乗られてきた中古車は、変わらずに快適な走行が可能です。

オイル交換が定期的にしてあるか、電装系の点検整備がされているかなどを確認し、併せて走行距離とのバランスを見ながら中古車選びをしてみてください。

中古車選びは走行距離もチェックしよう

AC

走行距離の確認と併せて、エンジン・ミッションなどの機関・外観の現状も見たうえで、気になる中古車を購入しましょう。

気になった車を中古で探す場合、各箇所の状態を確認しておくと、あとあと余計な出費にならずに済みます。

車の修理費は高額になるため、中古車選びはご覧いただいた多くのポイントを踏まえて行いましょう。

車選びドットコムマガジン編集部

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