トヨタは遅れてるの?【 トヨタ bZ4X 】土屋圭市が最新の電気自動車を試乗!

今回の車選びドットコムは…トヨタ初の量産型電気自動車であるbZ4X。
スバルとの共同開発で、「スバル ソルテラ」が兄弟車にあたります。
昨年6月に「使用停止を申請するリコール」を届出していましたが、10月に再販を発表。
原因であったハブボルトの改善が行われ、満を持して市場へと放たれています。
「トヨタのEVは遅れてる」なんて言われることもありますが、本当にそうなのか? 徹底試乗で検証します。
- Chapter
- トヨタ bZ4Xの特徴とは?
- エンジンルームチェック
- エクステリアは空力最優先の先進的デザイン
- 荷室チェック!RAV4ぐらいのボディサイズだが…
- インテリアデザインはかなり先進的!独特のメーター
- 試乗インプレッション!
- 試乗を終えて…トヨタの電気自動車は遅れてない
- トヨタ bZ4Xの解説を動画で観る
トヨタ bZ4Xの特徴とは?






トヨタ bZ4Xは、トヨタ初の量産型電気自動車です。
プラットフォームの設計からEV車専用となっており、スバルとの共同開発で作られました。
リース限定車で、価格は頭金が38,500円、月額115,500円とEV車故に少しお高めです。
エンジンルームチェック


bZ4Xのエンジン(?)ルームには、パワーユニットが搭載されています。
やはりEV車のバッテリーは重さがあるため、こちらの4WD車は約2トンほどの重量です。
エクステリアは空力最優先の先進的デザイン



bZ4Xのエクステリアは、空力性能を最優先に設計されたデザインです。
車重に合わせてブレーキキャリパーは大きめになっています。
車体サイズはRAV4と同じほどで、全長4,690mmです。
荷室チェック!RAV4ぐらいのボディサイズだが…



SUVとしては標準的な広さで、十分な収納スペースを確保しています。
シートを倒すと車中泊にも問題ない広さで、快適に眠れそうです。
また、1500WのAC電源が設置されています。
電気ケトルや電子レンジなどを使用できる供給量で、非常時にも重宝できそうです。
インテリアデザインはかなり先進的!独特のメーター




従来のトヨタとは異なるインパネが特徴的です。
ハンドルの上からメーターが見えますが、ハンドルで隠れる下方部分には情報がなく、非常にドライバーに配慮がされた設計です。
また、EV車はヒーターを使用するとバッテリーが大幅に減ってしまいます。
この課題に対処するため、トヨタは輻射ヒーターを新規に開発しました。
試乗インプレッション!




まずは驚いたのは、その”静かさ”です。
もちろんエンジンがないため、EV車としては当たり前かもしれませんが、アイドリング時や低速走行時でも非常に静かでした。
しかしその一方で、エンジンがないため、一定の回転数域で最大トルクを発生させることができ、アクセルを踏んだ瞬間に力強い加速を実感できます。
試乗を終えて…トヨタの電気自動車は遅れてない


今回の試乗で、トヨタの電気自動車は全く世界に遅れることなく、むしろ非常に進化していることを実感しました。
bZ4Xは、電気自動車ならではの特徴を生かしつつ、快適性や実用性にも配慮されたクルマです。
今後のトヨタの電気自動車にも期待です。
トヨタ bZ4Xの解説を動画で観る
トヨタ bZ4Xの詳しい解説は、下のリンクからご覧ください!