この値段でこの質感…コスパ最高?!【 スバル クロストレック 】土屋圭市が試乗検証!工藤貴宏 霧島聖子が内外装を徹底解説!

話題のスバルの新型車「クロストレック」をご紹介!
「スバル XV」の後継となるクロストレックは、新型インプレッサと共通のボディをもつSUV。
カローラクロスやヴェゼル、ZR-Vなどがライバルとなります。
車重や大きさを感じさせない軽やかなハンドリングと高剛性ボディが、なんといっても走りに妥協しないスバルらしさ!
内外装解説と試乗インプレッションを行います。
- Chapter
- スバル クロストレックをご紹介!
- クロストレックの5つのポイントは?
- 2リッターNAの水平対向エンジン!左右対称設計
- インプレッサとの違いは?外観をチェック!立体駐車場に入れる?
- 荷室は先代より狭い?後席を倒すとフルフラットに!
- オールシーズンタイヤを装備
- 工夫と地道な努力が見える後部座席
- 11.6インチの巨大ディスプレイを搭載
- 電動パーキングやシートヒーター等
- 試乗インプレ!静粛性を高めるための工夫とは
- 試乗を終えて…優しい乗り心地と軽やかな走りを実現
- スバル クロストレックの解説を動画で観る
スバル クロストレックをご紹介!


今回ご紹介する車は、スバルのクロストレックです。
現在スバルの国内販売の中では、フォレスターとトップ争いををしている売れ筋の人気車種です。
「スバル XV」の後継となっているそうですが、その実力はいかほどか、徹底検証していきます!
クロストレックの5つのポイントは?

クロストレックのポイントは、以下の5つです。
1: クロストレックはXVのフルモデルチェンジ版
2: ライバル車はカローラクロス
3: インプレッサをベースに車高をアップ
4: 全車マイルドハイブリッド
5: FF車も登場
1: クロストレックはXVのフルモデルチェンジ版


クロストレックは、XVのフルモデルチェンジ版にあたります。
イメージチェンジのために、XVという名称から今回のクロストレックという名前になりました。
ちなみにこの「クロストレック」とは、アメリカでの販売名となっており、それが日本に逆輸入された形です。
2: ライバル車はカローラクロス


クロストレック一番のライバル車は、カローラクロスです。
また、マツダのCX-30などもライバルとして挙げられます。
しかし、これらのライバル車のボディはSUV専用であるのに対し、クロストレックはインプレッサがベースとなっています。
3: インプレッサをベースに車高をアップ



ポイント3つ目は、インプレッサをベースに車高を上げた造りになっている点です。
そのためボディの基本骨格は、インプレッサと同じになっています。
4: 全車マイルドハイブリッド

エンジンは2.0リッターの自然吸気エンジンですが、全車マイルドハイブリッドになっています。
マイルドハイブリッドとは、モーターの出力が控えめになっているハイブリッドを指します。
5: FF車も登場



前モデルのXVは4WD車のみでしたが、クロストレックからはFF車も選べるようになりました。
雪道やオフロードを走らない人に向けての展開です。
しかし、スバルといえば4WDというほど、世界でも四駆比率が高いメーカーであるため、今回ご紹介する車両は4WD車となっています。
2リッターNAの水平対向エンジン!左右対称設計




スバル特有の水平対向エンジンです。
また、シンメトリカルAWDという、エンジンからパワートレインの全てが左右対称の造りとなっています。
これにより、左右の重量バランスが整うようになっています。
インプレッサとの違いは?外観をチェック!立体駐車場に入れる?







骨格が先代モデルを継承しているため、基本的にパッケージは変わっていません。
そのため全体的な外観の雰囲気は変わっていませんが、ボディの細かい部分は変更が施されています。
また、製造方法に関しては、フルインナーフレーム構造を採用し、車体剛性と軽量化のバランスが高い造りになっています。
ルーフには、レールやシャークフィンアンテナがついているためアクティブに使いたい方には便利です。
ただし、これらを取り付けると、車高が1590mmになってしまうため、セダン用の機械式立体駐車場には入らなくなる点には、注意が必要です。
荷室は先代より狭い?後席を倒すとフルフラットに!



荷室は先代より25Lほど小さくなったようですが、全く問題なくスーツケースを積むことができます。
荷室上部がデザイン変更により内側に絞られた関係で、容量が狭くなっただけであるため、下部分の容量は先代と変わっておらず、使い勝手には何ら問題ありません。
また、背もたれを倒すだけでフルフラットになる仕様で、車中泊に最適です。
オールシーズンタイヤを装備


タイヤは、全車オールシーズンタイヤ仕様です。
高速道路のチェーン規制も走れる基準のため、ちょっとした雪であれば対応できます。
工夫と地道な努力が見える後部座席




後部座席は足先を伸ばせ、見た目よりもゆったりと座れます。
すっきりとしたデザインで快適です。
USBはライトをつけると、暗闇の中で表示が光る仕様になっており、スバルの細やかな気遣いを感じます。
11.6インチの巨大ディスプレイを搭載





運転席部分の特徴は、何といってもこの11.6インチの巨大ディスプレイです。
これは上級グレードのレヴォーグやWRXに搭載していたものと同じで、性能に関していえば、現在の上級グレードより高性能なCPUを採用しています。
また、全てがタッチパネルではなく、オーディオやエアコンなどの最低限の機能はスイッチが残されており、使い勝手も完璧です。
ドライバーモニタリングシステムでは、顔認識により、ドライビングポジションを記憶してくれる機能もついています。
電動パーキングやシートヒーター等



巨大ディスプレイ以外にも、電動パーキングやステアリングヒーターなど便利な機能が満載です。
スピードメーターも見やすく、快適なドライブを提供してくれます。
試乗インプレ!静粛性を高めるための工夫とは




何といってもスムーズで落ち着いた走り心地が魅力です。
吸収力に優れ、嫌な振動を感じさせません。
これは、ブラケットを介さずにシートフレームを直接床にボルト留めして、シートの振動を減らしたり、ルーフに振動を吸収する減衰系接着剤を用いたりなどと、様々な工夫が凝らされているためです。
また、軽やかなハンドリングは重心の高さを感じさせず、滑らかな走りを実現させていました。
試乗を終えて…優しい乗り心地と軽やかな走りを実現



静かで乗り心地が優しく、この車体の大きさと車重が軽く感じられるような走りでした。
トータルバランスが非常に良く、不満が全くありません。
人気の理由がよくわかる、幅広い人におすすめできる車でした。
皆さんも機会があれば、是非試乗してみてください!
スバル クロストレックの解説を動画で観る

スバル クロストレックの詳しい解説は、下のリンクからご覧ください!