あこがれのメルセデス・ベンツも中古車なら100万円で手が届く

高級車の代名詞でもあるメルセデス・ベンツ。車好きなら一度は乗ってみたいあこがれのブランドです。
2025年現在の新車価格は400万円がボトムで、おいそれと手が出させるクルマではありません。
しかし中古車に目を向ければ、100万円のモデルがチラホラと見つかり、根気よく探せば大きなセダンやオープンモデルも出てきます。
ここでは、そんな100万円で見つかるメルセデス・ベンツについて解説。おすすめのモデルを紹介します。
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コンパクトカーのAクラスがボリュームゾーン

輸入車というと、まずメルセデス・ベンツを思い出す人は多いのではないでしょうか?
圧倒的なブランドイメージを備え、もっとも安いクラスでもいまや400万円を上まわり、高いクラスになると数千万円にもなります。
そんなメルセデス・ベンツですが、中古車であれば100万円の予算で手に入れることができます。
メルセデス・ベンツに限らず、欧州車は最近販売が絶好調ですが、その要因となっているのがエントリークラスに投入されたコンパクトカーの存在です。
コンパクトカーでもいいけれど国産車では物足りないという、こだわりのある方に人気となっています。
メルセデス・ベンツならAとBクラスがそれにあたります。
Aクラスのデビューは1998年で、現在は4代目。AクラスをベースにするBクラスは、2005年デビューで現在は3代目が販売されています。
そのなかで100万円で狙えるのは、Aクラスが2代目(W169型)と3代目(W176型)、Bクラスは初代(W245型)と2代目(W246型)になります。年式は5年落ちから10年落ち、走行距離は5万キロ以上といった個体がターゲットです。

コンパクトカーでは手狭という方には、Cクラスがおすすめです。
こちらは、先々代の3代目Cクラス(W204型)がメインなので、デザインにやや古さを感じるものの、ハンドリングや質感は上位のEクラスに準じたもので、メルセデスらしさという点で選ぶなら断然おすすめ。
台数は少ないものの、2ドアクーペのC180なら程度の良い個体が見つけやすくなっています。
年式がもっと古かったり、走行距離がもっと多かったりしますと、セダンやミニバンといった他のクラスも手が届く範囲になります。

日本の自動車メーカーの中古車であれば、車種やグレードが同じならば、クルマの状態に応じて、どこのお店でも同じような価格になることが多いのですが、メルセデス・ベンツをはじめ輸入車は価格のばらつきが大きく、掘り出し物が見つかったり、相場より高い値段で売られていたりしますので、こまめに情報収集することが上手に購入するコツと言えるでしょう。